寓話
朔間零は返礼祭を終えて人間になりました。大神晃牙が朔間零の胸の杭を全部抜いたからでした。
杭が刺さっていた痕も大神晃牙が舐めて治したので、零は晃牙が大好きになりました。
けれど心は吸血鬼のままでした。零は人と鬼が結ばれてよいものかと悩みました。そこへ晃牙が顔を赤らめて来ました。
「なあ先輩、あんたには一番に報告したくて来たんだ。俺コイツと付き合うことにした。結婚も考えてる。あんたが素直になる大切さを教えてくれたから、何もかもおしまいになる前に告白できたんだ。ありがとな」
晃牙は人間の女の子とつがい、零の恋は終わりました。