俺の先輩がこんなに可愛いわけがない。
- 2017/08/15 21:36
- Posted by あひ
クロスロードを見るに零くんは晃牙くんにグイグイ来られたらルイズ並みにかわいいことをしてしまうのでは?という短文
ルイズかわいいよルイズ
「我輩のどこが好きなのじゃ」
「全部」
本当に俺がそう言うと思ってなかった先輩は、情けなくうめいて顔を隠した。
「おぬし、おまえ、この……ちくしょう」
「全部好きに決まってんだろ、今更なんだよバ~~カ。俺様があんたのどこかを嫌いになると思うか」
俺はベッドから腹筋だけで起き上がり、先輩を抱えて再びシーツに倒れこむ。
耳まで赤い先輩は、白い指の隙間から俺を窺って、
「思うもん……吸血鬼じゃもん」
と拗ね顔。
「『カビくせ~』し、『老人口調』だし、『日中は使い物に』……んっ」
「使い物にならね~けど、日が暮れたら最強だろ」
「うむむ……たしかに我輩の魔力は当代随一じゃけれども、しかし……んんっ」
先輩の両手を無理やり剥がし、不満げに尖らせた唇を甘噛みしていると、先輩は熱い吐息を漏らして俺の胸を押した。
気持ちよすぎたかな。素直に退いてやりつつニヤニヤしたら、先輩の宝石みたいな目にギロリと睨まれた。
「晃牙。そこにお座り」
先輩は男らしく胡座をかいて言った。
「おう」
「ニヤニヤせずに座るのじゃ。正座じゃぞ」
『お座り』の言い方が完全にオスワリだったのが少し気に食わないが、先輩の目がマジだったから、大人しくオスワリする。
胡座の先輩と正座の俺。真剣な表情で見つめられると、先輩はますますカッケ~……じゃなくて、親父に叱られるときのガキみたいだ。
……そういえば昔、俺が天祥院の挑発にまんまと乗ったときにもこんな顔で怒られた。スゲ~『お仕置き』も喰らった。
たらり、と背中に冷や汗。
「晃牙……」
「わっ、悪りぃ、調子に――」
先輩が腰を浮かし、俺に恐ろしく整った顰めっ面を近づける。
俺は情けないことに呼吸が止まった。
先輩は猛禽類のように広げた両腕で、俺の背中をガッ!と抱くと、
「俺も、おまえの全部が……好き」
……ちゅっ。
「……!?!?」
「勘違いするでないぞ」
完全に固まる俺から先輩は真っ赤な顰めっ面をぷいと背けた。しかしすぐに視線だけ戻して、上擦った声で言い訳を始める。
「わんこ、その、我輩も全部好きじゃからな。おぬしばかり好きだと思うでないぞ。全部好きなればこそ、この身をおぬしに委ねておるのじゃ。手を繋ぐのも、口づけも、それ以上も、おぬしに与えたいと思ってしておるゆえ。決して勝ち誇るでないぞ!」
「……勝ち誇るだろ」
「ひゃっ!?」
俺は当然のように先輩を押し倒し、シャツの下をまさぐりはじめる。
当然のようにというか、当然だった。
先輩から体を委ねられてるからな。
「これ、こうがっ」
「先輩かわいい。かわいいとこも全部好きだぜ」
「う、うう~~……」
真っ赤な顔で黙り込むのもスゲ~好き。
駄目押しすると、か細い声で「……俺も」と言うのもかわいかった。
ルイズかわいいよルイズ
「我輩のどこが好きなのじゃ」
「全部」
本当に俺がそう言うと思ってなかった先輩は、情けなくうめいて顔を隠した。
「おぬし、おまえ、この……ちくしょう」
「全部好きに決まってんだろ、今更なんだよバ~~カ。俺様があんたのどこかを嫌いになると思うか」
俺はベッドから腹筋だけで起き上がり、先輩を抱えて再びシーツに倒れこむ。
耳まで赤い先輩は、白い指の隙間から俺を窺って、
「思うもん……吸血鬼じゃもん」
と拗ね顔。
「『カビくせ~』し、『老人口調』だし、『日中は使い物に』……んっ」
「使い物にならね~けど、日が暮れたら最強だろ」
「うむむ……たしかに我輩の魔力は当代随一じゃけれども、しかし……んんっ」
先輩の両手を無理やり剥がし、不満げに尖らせた唇を甘噛みしていると、先輩は熱い吐息を漏らして俺の胸を押した。
気持ちよすぎたかな。素直に退いてやりつつニヤニヤしたら、先輩の宝石みたいな目にギロリと睨まれた。
「晃牙。そこにお座り」
先輩は男らしく胡座をかいて言った。
「おう」
「ニヤニヤせずに座るのじゃ。正座じゃぞ」
『お座り』の言い方が完全にオスワリだったのが少し気に食わないが、先輩の目がマジだったから、大人しくオスワリする。
胡座の先輩と正座の俺。真剣な表情で見つめられると、先輩はますますカッケ~……じゃなくて、親父に叱られるときのガキみたいだ。
……そういえば昔、俺が天祥院の挑発にまんまと乗ったときにもこんな顔で怒られた。スゲ~『お仕置き』も喰らった。
たらり、と背中に冷や汗。
「晃牙……」
「わっ、悪りぃ、調子に――」
先輩が腰を浮かし、俺に恐ろしく整った顰めっ面を近づける。
俺は情けないことに呼吸が止まった。
先輩は猛禽類のように広げた両腕で、俺の背中をガッ!と抱くと、
「俺も、おまえの全部が……好き」
……ちゅっ。
「……!?!?」
「勘違いするでないぞ」
完全に固まる俺から先輩は真っ赤な顰めっ面をぷいと背けた。しかしすぐに視線だけ戻して、上擦った声で言い訳を始める。
「わんこ、その、我輩も全部好きじゃからな。おぬしばかり好きだと思うでないぞ。全部好きなればこそ、この身をおぬしに委ねておるのじゃ。手を繋ぐのも、口づけも、それ以上も、おぬしに与えたいと思ってしておるゆえ。決して勝ち誇るでないぞ!」
「……勝ち誇るだろ」
「ひゃっ!?」
俺は当然のように先輩を押し倒し、シャツの下をまさぐりはじめる。
当然のようにというか、当然だった。
先輩から体を委ねられてるからな。
「これ、こうがっ」
「先輩かわいい。かわいいとこも全部好きだぜ」
「う、うう~~……」
真っ赤な顔で黙り込むのもスゲ~好き。
駄目押しすると、か細い声で「……俺も」と言うのもかわいかった。