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在日大使館（イギリス、インド、スリランカなど）でのティー・セミナーで講師を務める。その他NHK文化センター、朝日カルチャーセンター、VISAカルチャースクール、東京ガス料理教室、目黒雅叙園、など多数。現在、日本紅茶協会認定シニアティーインストラクター専任レクチャラーとしてジュニアティーインストラクターの養成指導にあたる。
著書「おいしい紅茶ティータイムブック」（共著） |
【日本紅茶協会】
http://www.tea-a.gr.jp/ |
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 「日本紅茶協会」の活動目的の一つに紅茶の宣伝・普及があります。 紅茶の知識と正しい煎れ方を広く知っていただくためにティーインストラクターの養成研修等を行なっており、私はそのT期生にあたります。セミナーを始めた当初は喫茶店経営者や紅茶販売業の方が大半だったのですが、現在では主婦の方など、趣味の延長上でいらっしゃる方も大変多いですね。
東京フロンティアシティのプログラムでは、マンションを購入された方、つまり新しく生活を始められた方々が対象ということですから、新生活をより楽しむための一つの手段として、生活の中に特別なものでなく日常的なものとして紅茶を取り入れていただけるよう、ご提案させていただきたいと思っています。普段ティーバッグを使い、自己流で入れていた方も、一工夫で確実に美味しくなるコツをお教えしますし、ポットを使い茶葉を淹れることによって優雅でしあわせな気分を味わっていただけるようになれば、と。
ティーセミナーというと「敷居が高そう」とか「楽しみ方がよく解らない」という方が意外と多く、よほど紅茶好きでなければ紅茶の煎れ方を習う機会などそうそうないのでは？と思います。ですからこのプログラムには、これまでこういったセミナーには縁遠かったという方にこそ、ぜひ気軽にご参加いただき、紅茶の美味しい煎れ方のコツを掴んでいただければと願っています。
具体的な手法としては、日本紅茶協会が定めた淹れ方の基本"ゴールデンルール"があります。プログラムではこのルールに沿って、美味しく紅茶が煎れられるコツを丁寧にレクチャーいたします。ちなみにそのポイントは４つ。第一はポットを使って淹れること。鉄分が加わると紅茶の色が黒ずんで見た目が悪くなりますから、ポットは鉄製以外のものを使います。第二は茶葉をティースプーンで量ること。コーヒースプーンはティースプーンよりもひとまわり小さいので要注意。茶葉を量る時には必ずティースプーンをご使用ください。第三のポイントはお湯の温度です。紅茶のおいしさ・成分を引き出すため、できるだけ沸騰直後、100C゜の勢いのよい熱湯を使ってください。そして最後に、砂時計などを使って時間を計りながらしっかりと蒸らすこと。この4つのポイントを抑えていただければ、どなたでも美味しく紅茶を煎れることができます。
また紅茶の生産国の話などを交えながら、いろんな茶葉を味わっていただきたいとも思っています。紅茶にはワインに通じる奥深さがありますから、茶葉の知識を深めていただくと楽しみがより広がっていくことでしょう。ティータイムを楽しむ気持ちで、気軽にお越しいただくのをお待ちしています。 |
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