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マイクロマウス開発日誌

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2015年4月の日記

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2015/04/24(金) センサ選定

B3 Kishimotoです。

今年はハーフマウスを作る!ということで去年からいろいろ考えていましたが、BITが一段落したので本格的に制作していこうと思います。

ちびでぃ~の2を使って目星をつけていた赤外線LEDとフォトトランジスタを実験してみました。

今回実験したのは以下の6つ

LED
最大電流[mA]半減角[deg]Apertured Radiant Incidence[mW/cm^2]Radiant Intensity[mW/sr]Radiant Power[mW]
LTE-20960160.184(20mA)1.383(20mA)-
OP16550181.95(20mA)-0.5(20mA)
OSI5FU3A11C1001525(min),40(typ)(50mA)-9(50mA)
フォトトラ
Power Dissipation[mW]Viewing Angle[deg]Rise Time[μs]
LTR-2091001610
LTR-4206E1002010
SFH 309 FA165246
LEDの明るさを示す数値がバラバラというか測定方法が違うというかなんというかわからなかったので今回実験することを決意しました。

s-DSC_0117.jpg

LET-209とOSI5FU3A11Cを光らせてみた図。
奥がOSI5FU3A11C。
Xperia Z1f ISO3200で撮影。

OSI5FU3A11Cのほうがスポットがはっきりしていてマウス向きと思ったのでこの時点でLEDはOSI5FU3A11Cに決定。
OP165は暗すぎて写真に写らず。
お話になリませんでした。

続いてフォトトラの実験。
ブレボに刺して壁に向けて発光、一番値が大きくなるようにフォトトラとLEDの角度を調整、という方法でフォトトラの光に対する感度を調べました。
以下わかったこと

LTR-209>LTR-4206E>SFH 309 FAの順で値が大きかった。209と4206の差は少なかったが4206と309の差は大きかった。
負荷抵抗は750Ωくらいがいい感じ。立ち上がり時間が気になるが、データシートでは1KΩで10μsなのでLEDを発光してから50μsくらい待てば立ち上がりきるはず。
立ち上がり時間を調べるためにLEDの発光時間を短くして5μsにしてみましたが、値は100μsの時と変わらず。やった!と思ったらarduinoはAD変換に100μsかかるとの表記を見てがっかり。
オシロで調べようにもアナログオシロでは無理でした。

フォトトラは209と4206のどっちかにします。
209のほうがViewing Angleが狭いですが、4206は可視光をカットしてくれます。
悩ましい。
今回の実験ではわからなかった立ち上がり時間の差はまた次の機会に調べます。
RXマイコンならAD変換に1μsしかかからないのでLEDの発光時間も調べられるでしょう。