次にいこうとすると、風間さんは黙って僕のシャツを引っ張った。
……なんなんだこの人は。
「は、離してください」
風間さんは、悲しそうな目をして僕を見ている。
・・・とか、(風間三話目)
ここで坂上君が映画が嫌いだなんていったら、僕は悲しい気持ちになっていたでしょう。
さっき、坂上君がフランス映画は嫌いだといったとき、
この人はフランス映画だけじゃなく映画自体が嫌いなのかと思いました。
・・・とか、(荒井五話目)
男の子のくせに、ラブ・ロマンスが好きだなんて珍しい……。
坂上君て、思ったよりロマンチストだったんですね。
僕は、ロマンスと名のつくものは嫌いです。
男たるもの、ロマンスにうつつを抜かしてはいかんですよ。
・・・・・・とか。(引き続き荒井五話目)
この間 ちばさんと色々まったり遊んでいたら発見した数々の台詞でした。
なんだ。不覚にももえたぞ。くやしいぞ。