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9月シリーズ試合結果(最終戦)


 

 

最終戦 9・29/東京:武道館 / 観衆9980人
▽ 第一試合 シングルマッチ 30分1本勝負
鈴木 タカシ V S 加藤 勇作
▽ 第二試合 シングルマッチ 30分1本勝負
野村 信一 V S 坂田 吾郎
▽ 第三試合 WG×NCWP交流戦
  スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
エル・シェナンドー
(WGメキシコ)
V S 佐藤 大季
(NCWP)
▽ 第四試合 WWC/NWC統一クルーザー級選手権試合
  シングルマッチ 60分1本勝負
(挑戦者)
月原 ひろ
V S (王者)
フライング・バイアラン
▽ 第五試合 王座統一トーナメント リベンジマッチ
  シングルマッチ 時間無制限1本勝負
ザ・ブック V S 一草 弾
▽ 第六試合 WWC VS NCWP タッグマッチ 30分1本勝負
ヒットマン・ビート
ランサー・スチーム
V S 桧山 響一
仁村 賢利
▽ 第七試合 セミファイナル WG×NCWP交流戦
  スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
エル・ファルコン
(WGメキシコ)
V S 塚間 道正
(NCWP)
▽ 第八試合 メインイベントWWC世界ヘビー級選手権試合
  シングルマッチ 60分1本勝負
(挑戦者)
式島 和也
V S (王者)
刈馬 雅史

 


 

▽ 第三試合 WG×NCWP交流戦
  スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
エル・シェナンドー
(WGメキシコ)
V S 佐藤 大季
(NCWP)
 新生NCWPで行われる初の交流戦となるこの試合。

 WGメキシコでエース"エル・ファルコン"選手とそのパートナーである務める"エル・シェナンドー"選手がNCWP上陸。

 エル・シェナンドー選手を迎え撃つのは、九州を中心に活動を続けていた南日プロレスの元社長"佐藤大季"。
 彼は同じように東北に本拠地を構えているWGには特別な感情があると言う。

 NCWPとWGのみならず、南日プロレスのプライドがもつれ合うこの試合、果たしてこの闘いの行方に何が待ちうけているのだろうか?

―NCWP9・29武道館パンフレットより

      
―H.アガタ「未知の強豪シェナンドー選手。ジュニアならではの動きを見せ、テクニシャン佐藤大季と互角以上の動きを見せています。実に素晴らしい選手です。
 シェナンドー、ここで飛び技か? トップロープからの旋回式セントーン! おや、ヒットしたように見えましたが、これは佐藤が紙一重でかわしていたのでしょうか!? 佐藤、サソリ固めに入る…。そして今度は佐藤の飛び技、旋回式のムーンサルトボディプレス! シェンンドーの背中に一撃!」
      
―H.アガタ「ここで仕掛けたい佐藤、j必殺のバックドロップを狙います…が、シェナンドーはこれをさせない! 逆にシェナンドーがバックドロップ!高く持ち上げての急降下式!
 しかしシェナンドー選手も試合の主導権を握り切れない、佐藤がみちのくドライバー! これはかなり効いたでしょう。しかしシェナンドーは2で返しました。WGメキシコからはるばるやってきたシェナンドー、ここで負けるわけには行きません。」
      


―カウント 1…2……2!

―H.アガタ「一気呵成に攻め込みたい佐藤、ですがシェナンドーが反撃、サンダーファイヤーか? カナディアンバックブリーカーのような態勢に入るとそこからダイヤモンドカッター! これはなんという技なのでしょうか?
 シェナンドー、すぐに佐藤を引き起こす、ここで決めるつもりなのでしょう、バックを取った!相手に飛びついてからクルッと一回転してウラカン・ラナ! これは決まるか?
 …カウント2.9! 決まりません! 佐藤、なんとかこれを返しました。」
      


―カウント 1…2……2!

―H.アガタ「決まるかと思われた変形ウラカン・ラナでしたが、佐藤は返しました。もう一度変形ダイヤモンドカッターを狙ったシェナンドー、ですが佐藤は逆にウラカンラナで返した! そしてトドメか、シェナンドーのバックを取った! 必殺バックドロップ!! そのままホールド。
 カウントが入る…しかし2!! あと1歩の所でシェナンドー選手が返しました!」
      

―H.アガタ「必殺技を返された佐藤ですが、攻めの手を緩めません。シェナンドーを場外へ投げ捨てると、追撃のラ・ケブラータ! これは強力な一発。
 佐藤、もう一度バックドロップでフィニッシュか? シェナンドーのバックにまわり込む…ですが、シェナンドーはやらせません、バックを取り返すと、リバースブレーンバスターの態勢。何を持ってくるのか…なんと、そこからみちのくドライバー! これが必殺のグリーンホールドなのか!? 佐藤の意表をついた一発!」
      

   


―KNOCK OUT!!

―H.アガタ「なんとK.O!! エル・シェナンドー、必殺技のグリーンホールドでNCWPの佐藤大季をK.Oで下して勝利!
 変化に富んだ多彩な攻めはまさにグリーンイリュージョン、WGメキシコのプロレスをNCWPのファン見せつけました!
 しかし、敗れたとはいえ佐藤も見事でした。佐藤選手に怪我がない事を祈ります」
○ エル・シェナンドー
(WGメキシコ)
14分25秒
みちのくドライバーβ
→ K.O
佐藤 大季 X
(NCWP)

 


 

▽ 第四試合 WWC/NWC統一クルーザー級選手権試合
  シングルマッチ 60分1本勝負
(挑戦者)
月原 ひろ
V S (王者)
フライング・バイアラン
 NCWP軽量級最高峰の座がこの統一クルーザー級王座である。塚間道正、スロフト兄弟に代表されるNWCジュニアヘビー級王座の歴史はWWCクルーザー級王座と統一される事で新たな歴史を刻み始めた。

 そして今夜、元西海上プロレス四天王が一人、月原ひろが同王座に挑戦する。

 フライング・バイアランと月原ひろの二大スターによる今夜の統一クルーザー級王座戦は、NCWPジュニアのプロレスに新たな進化をもたらすことになるだろう。

―NCWP9・29武道館パンフレットより

      
―H.アガタ「いよいよ始まった統一クルーザー王座戦です。パワー、瞬発力、スター性を兼ね備えた王者バイアランに対し、月原はスピードと芸術の域まで高めた複合関節技『ジャベ』で対抗します。
 月原、まずはスタンディングの腕折りの態勢から直接グランドに移行しての腕折り、月原得意のジャベです。
 それに対し、バイアランは足攻めで対抗か、月原の足にダメージを与えると、中盤から早くもフィギアフォーレッグロックへ! バイアランはこの技には特別な感情があると聞いています。」
      
―H.アガタ「バイアラン、コーナートップへ上がるとその場でバク転から鍛え上げられた肉体をアピール! そこから必殺のクロスボディ! しかし月原はこれをかわすと、バイアランをコーナーへ押し込み踏みつけました! これには場内からも大ブーイング。月原はNCWPでもヒールを通すつもりなのか?」
      
―H.アガタ「試合は一転して月原が優勢。月原、フェイマサーを思わせるギロチン式のエースクラッシャー! バイアランをリング中へ引き戻すとそこから必殺のスカルプタミッションへ! これは月原の必勝パターン! しかしバイアランはこれを逃れる。
 フェイマサー式ギロチンエースクラッシャーから離さずに首極めアームロックへ繋げなかったためか、決まり具合は浅かった様子。完璧なスカルプタミッションとは呼べませんでした。」
      
―H.アガタ「ダメージの大きいバイアラン、やはりこの技に拘るのか、チンクラッシャーからニュートラルコーナートップロープへ上がるとバク転して筋肉をアピール、そこからマッスルクロスボディ!
 しかし月原はまたもかわす! これには観客からも大ブーイングが起こっています。」
      

―H.アガタ「フライング・バイアラン、パワーを活かしたオクラホマスタンピートからまたもトップロープへ上がる。3度目の正直か一回転して肉体をアピール! 鍛え上げられた肉体が宙を舞う! マッスルクロスボディ! 今度は炸裂! まさにバイアランならではのスター性溢れる必殺技といえます!」
     

    


―カウント 1…2……3

―H.アガタ「試合終了! 起死回生のマッスルクロスボディは惜しくもニアロープ、レフェリーに抗議しているバイアランに月原がスーパーキックを一撃。そこからジャックナイフに丸め込み3カウントを奪取。第二代のWWC/NWC統一クルーザー級王者に輝きました!」
○ 月原 ひろ 12分50秒
スーパーキック
→ ジャックナイフ固め
フライングバイアラン X

 

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