Sep 17, 2009

ぽちたて 0.0.3 をリリースしました

タイトル通り、ぽちたて 0.0.3 をリリースしました。公開の準備をしてたら日付跨いじゃってた…orz

今日はもう眠いので、詳しい事はまた今度追加で書きますね。

追記:コメントにもあるように、寝ぼけてうっかりな事件を起こしてしまいましたけども、今回のリリースでは栞機能を使えるようにしました。栞機能を使って復帰すると栞を挟んだページより前に戻れなくなってしまいますが、使っててよほど不便でない限りはこのままでもいいかな?なんて思ってみたり…。そのあたりの使用感もちょっと感想を聞いてみたい気がします。そして遅れ馳せながら、五十歩百歩さんのアドバイスに従って、ぽちたてのバージョン管理には Git を導入する事にしました。

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Sep 15, 2009

ぽちたて 0.0.2 をリリースしました

ぽちたて 0.0.2 をリリースして、Perl/Tk で縦書きビューワー『ぽちたて』を作ってみたで公開しています。

今回の変更点は、キー操作でページ移動や終了が出来るようになった点、読み込んで表示出来るテキストファイルの日本語文字コードが UTF-8だけでなく、Shift JISEUC-JPJIS と増えた点、エラーメッセージをキッチリ出すようにした点です。キー操作でのページ移動をアドバイスしていただいた 2ch Linux板、縦書きエディタはないかスレの 383さん、差分どころか丸ごと多日本語文字コード対応版にして送っていただいた Facelessさん、本当にありがとうございました。

遅々として進まない縦書きグリフ表示。TrueTypeフォント内部の情報を得るのに使えそうな Font::TTF::GSUBPOD を読んでも、ぽち自身に TrueTypeフォントの知識が全然無いので何が書いてあるのかサッパリわかりません。只今大慌てで GSUB - The Glyph Substitution Table を読んで勉強中なので、しばしのご猶余を。

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Sep 14, 2009

ぽちたてをリリースしてみたけれど

なんだかわりとスレ違いな気もしましたが、知恵を借りられないかと 2ch Linux板の縦書きエディタはないかにこんなの作ってみましたとPerl/Tk で縦書きビューワー『ぽちたて』を作ってみたのリンクを張ってみたら、

  • 引き数なしで起動した場合にキチンとエラーメッセージを出した方がいい
  • マウスクリックだけでなくキーボード入力での操作の実装の実例
  • 縦書きグリフ問題解決の一案として自前マッピング

などなど、早速色々と励ましや好意的なレスをいただいたりして、ぽちたてが、ぽち以外にも需要があったなんて嬉しい誤算です。あまり詳しいわけでもないぽちでさえこんなに簡単に縦書きビューワーが書けてしまう PerlPerl/Tk は本当にスゴイですね。

好意的な反応に嬉しくてニンマリしながらあちこち眺めていると、モノマネdan幕で有名な Perl の Encodeのメンテナとして有名な小飼弾さんの 404 Blog Not Found:#perl - utf8::decode()ではなくEncode::decode_utf8()を使うべき理由という記事を見つけました。

見ての通り、utf8::decode()は、不正なUTF-8バイト列に対して何もしません。

Validationの観点だけではなく、簡潔性の観点からも、Encode::decode_utf8()はおすすめです。すでに UTF-8 flag がついた文字列はそのままコピーするだけなので、条件分岐も不要です。

404 Blog Not Found:#perl - utf8::decode()ではなくEncode::decode_utf8()を使うべき理由より

うっかり知らずに思いっきりぽちたて内部で utf8::decode() を使っています!

修正しないと…。

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Sep 12, 2009

Perl/Tk で縦書きビューワーを作ろう (4)

悪戦苦闘の末、ページを先へ進む機能だけでなく後へ戻る機能も加わり、読んでいるページが何ページ目なのかも表示させるようにしてあります。とりあえずは UTF-8入出力専用の縦書きビューワーとして基本的な機能はなんとか実現させたような気がします。そういう訳で、相変わらず縦書きグリフの表示は出来ませんけども、無理矢理、ぽちたて 0.0.1 としてリリースしちゃいました。

IPAフォント使用時のぽちたて 0.0.1画面サムネイル

既に数々の素敵で高機能な縦書きビューワーがある中、一応 Windows で使えない事も無いとはいえ、扱える入出力日本語文字コードが UTF-8 だけなので事実上 Linux/UNIX上で使う事しか想定していないぽちたて。需要は世界中にぽち一人しかしれませんが、今後もちまちま作り続けようと思っています。…それでも使ってみてくれた奇特な方がいらっしゃいましたら、バグレポートをメールなりコメントなりで絶賛大募集中です。

  • ぽちたて 0.0.1 を動かすのに必要ないろいろ
    • Perl
    • Perl/Tk
    • Lingua::JA::Fold
  • 機能
    • UTF-8 のテキストファイルを UTF-8 で縦書き表示します。
  • 注意点
    • 相変わらず縦書きグリフが表示出来ません
    • 相変わらずとんでもなく起動が遅いですがフリーズと間違えないで下さい。
    • Linux上の Perl 5.10.0 でしか動作を確認していません。
  • 使い方
    • $ pochitate001.pl sampletext.txt

というわけでぽち*ぷ〜ちに公開用ページ Perl/Tk で縦書きビューワー『ぽちたて』を作ってみたを作りました。

しかし、なんとか Linux/UNIX上で TrueTypeフォントの縦書きグリフを表示する良い方法が無いものでしょうか?

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Sep 10, 2009

Perl/Tk で縦書きビューワーを作ろう (3)

今日は余裕が無いのでやっと最低限の機能で動き出したコードだけ…。

  • ぽちたてを動かすのに必要ないろいろ
    • Perl (多分、5.8.8以上)
    • Perl/Tk
    • Lingua::JA::Fold
  • 機能
    • UTF-8 のテキストファイルを UTF-8 で縦書き表示します。
  • 注意点
    • 縦書きグリフが表示出来ません。
    • 前のページへ戻る機能はありません。
    • 今読んでるのが何ページ目なのか表示しません。
    • とんでもなく起動が遅いですがフリーズと間違えないで下さい。
    • Perl と CPAN を使える環境なら Windows でも動作するとは思いますけども、Linux の Perl5.10.0 でしか動作を確認していません。

pochitat20090910.pl

#!/usr/bin/perl

## 使い方 ###########################
#                                   #
# $ pochitate20090910.pl sample.txt #
#                                   #
#####################################

use strict;
use warnings;
use utf8;
use Tk;
use Lingua::JA::Fold qw(fold);

# 設定
my $font_family            = 'IPA明朝';
my $font_size              = 11;
my $font_style             = 'normal';
my $font_color             = '#000000';
my $background_color       = '#e0ffff';
my $text_width             = 523;
my $text_height            = 28;
my $line_horizontal_margin = 26;
my $chr_vertical_margin    = 15;
my $fold_length            = 42; # 文庫本1ページの標準的な一行の文字数
my $page_lines             = 18; # 文庫本1ページの標準的な行数

# メインウィンドウの準備
my $top = MainWindow->new( -title => 'ぽちたて' );

# フレームの準備
my $frame_top = $top->Frame();
my $frame_bottom = $top->Frame();

# 主画面となるキャンバスウィジェットの配置
$frame_top = $top->Canvas( width => 603, height => 671 );
$frame_top->create( 'rectangle', 1, 1, 602, 670, -fill => $background_color );

# ページ移動ボタンの配置(「<」で次ページ、「×」で終了)
my @chr_ids;
$frame_bottom->Button( -text => '<', -command => [ \&write_tategaki, \@chr_ids ],
	  -font => [ $font_family, 4, $font_style ] )->pack( -side => 'left' );
$frame_bottom->Button( -text => '×', -command => \&exit,
	  -font => [ $font_family, 4, $font_style ] )->pack( -side => 'left' );

# フレーム内の配置
$frame_top->pack();
$frame_bottom->pack( -side => 'right' );		 

# テキストファイルからの読み込みと折り返し処理
my $strs;
while(<>){
    utf8::decode($_);
    $strs = $strs . fold( 'text' => $_, 'length' => $fold_length,
			  'mode' => 'traditional' );
}

open my $fh, "<", \$strs or die "Couldn't open for reading: $!\n";

&write_tategaki(\@chr_ids);

MainLoop();

sub write_tategaki{
    my $chr_ids = shift;
    my $lines;
    my $line_width = $text_width;
    unless (eof $fh){
	for my $c_id (@$chr_ids){
	    $frame_top->delete( $c_id );
	}
        @$chr_ids = ();
    }
    while(<$fh>){
	utf8::decode($_);
	my $chr_height = $text_height;
	my @string = split(//, $_);
	for my $chr (@string){
	    $frame_top->create( 'text', $line_width, $chr_height, 
                          -fill => $font_color, -text => $chr,
                          -font => [ $font_family, $font_size, $font_style ] );
            push @$chr_ids, $id;
	    $chr_height += $chr_vertical_margin;
	}
	$line_width -= $line_horizontal_margin;
	$lines++;
	last if ($lines > $page_lines - 1);
    }
}
Posted at 22:58 in perl | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Sep 09, 2009

Perl/Tk で縦書きビューワーを作ろう (2)

今日も今日とてぽちたて作りです。

今日は自動折り返し機能や指定した行数を越えて縦書き描画しない機能を付けてみました。また、今はまだ機能自体は実装していませんが、将来必要になるページ画面移動ボタンも追加しています。今は押してもぽちたてが終了するだけなんですけどね。本当にまずシンプルな機能のものを作るつもりなので、当分の間、入出力の日本語文字コードは UTF-8 だけにしか対応出来ません。

IPAフォント使用時のぽちたて画面サムネイル

ぽちたて作りの最大の懸案である縦書きグリフの取得と描画もまだ完全に手付かずの状態なので、入出力での多種類の日本語文字コードへの対応や、あったら嬉しい栞機能とか、さらには青空文庫ビューワーとしての進化等々、一体実現するのがいつの事になるのか気が遠くなりそうです。

pochitate20090909.pl

#!/usr/bin/perl

use strict;
use warnings;
use utf8;
use Tk;
use Lingua::JA::Fold qw(fold);

# 設定
my $font_family            = 'IPA明朝';
my $font_size              = 12;
my $font_style             = 'normal';
my $text_width             = 450;
my $text_height            = 46;
my $line_horizontal_margin = 26;
my $chr_vertical_margin    = 16;
my $fold_length            = 30;
my $page_lines             = 17;

# メインウィンドウの準備
my $top = MainWindow->new( -title => 'ぽちたて' );

# フレームの準備
my $frame_top = $top->Frame();
my $frame_bottom = $top->Frame();

# 主画面となるキャンバスウィジェットの配置
$frame_top = $top->Canvas( width => 481, height => 561 );
$frame_top->create( 'rectangle', 1, 1, 480, 560, -fill => 'green',
                    -stipple => 'gray25' );

# ページ移動ボタンの配置(現時点ではボタンを押してもぽちたてを終了するだけ)
$frame_bottom->Button( -text => '<', -command => \&exit,
          -font => [ $font_family, 9, $font_style ] )->pack( -side => 'left' );
$frame_bottom->Button( -text => '>', -command => \&exit,
          -font => [ $font_family, 9, $font_style ] )->pack( -side => 'left' );

# フレーム内の配置
$frame_top->pack();
$frame_bottom->pack( -side => 'right' );		 

# テキストファイルからの読み込みと折り返し処理
my $strs;
while(<>){
    utf8::decode($_);
    $strs = $strs . fold( 'text' => $_, 'length' => $fold_length,
			  'mode' => 'traditional' );
}

# 各行ごとに各文字をひとつひとつ描画
open my $fh, "<", \$strs or die "Couldn't open for reading: $!\n";
my $lines = 0;
while(<$fh>){
    utf8::decode($_);
    my $chr_height = $text_height;
    my @string = split(//, $_);
    for my $chr (@string){
        $frame_top->create( 'text', $text_width, $chr_height, -text => $chr,
                          -font => [ $font_family, $font_size, $font_style ] );
        $chr_height += $chr_vertical_margin;
    }
    $text_width -= $line_horizontal_margin;
    $lines++;
    last if ($lines > $page_lines - 1); # 指定の行数に入りきれないなら描画中止
}

MainLoop();

こうしたものを作るのが初めてなので、機能の実装方法がきっと滅茶苦茶だったり無謀だったり乱暴過ぎたりどこから見てもおかしかったりするに違い無いと思うので、プログラミングの先達の皆様方がうっかりこのページを見てくれていて、なんとなく暇潰しにでも感想をコメントしてくれるのを本当に本当に心待ちにしています。

Posted at 21:26 in perl | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Sep 08, 2009

Perl/Tk で縦書きビューワーを作ろう (1)

今すぐ出来るところから始めてみようと思って、とりあえず Perl/Tk を使って縦書き表示部分だけパパッと書いてみました。

IPAフォント使用時のぽちたて表示部サムネイル

ボロボロなものでもとにかくでっち上げて、「こんなの作ってるんですよ~?」とアピールして、物知らずなぽちよりもっとスゴイ方々から色々とお知恵を拝借しよう、なんて虫の良い事を考えていたりします。自力で勉強してキチンとしたものを作れたらそれが一番なのですけども…。

pochitate20090908.pl

#!/usr/bin/perl

use strict;
use warnings;
use utf8;
use Tk;

my $font_family            = 'IPA明朝';
my $font_size              = 12;
my $font_style             = 'normal';
my $text_width             = 450;
my $text_height            = 46;
my $line_horizontal_margin = 26;
my $chr_vertical_margin    = 16;

my $top = MainWindow->new( -title => 'ぽちたて' );
my $canvas = $top->Canvas( width => 481, height => 561 );
$canvas->pack();
$canvas->create( 'rectangle', 1, 1, 480, 560,
                 -fill => 'green', -stipple => 'gray25' );

while(<>){
    utf8::decode($_);
    my $chr_height = $text_height;
    my @string = split(//, $_);
    for my $chr (@string){
        $canvas->create( 'text', $text_width, $chr_height, -text => $chr,
                         -font => [ $font_family, $font_size, $font_style ] );
        $chr_height += $chr_vertical_margin;
    }
    $text_width -= $line_horizontal_margin;
}

MainLoop();

test.txt

 たてがきテスト

縦書きテスト                 犬山ぽち丸

  タテガキてすと

 何文字くらいが限界なのか試してみたけど、まだ折り返しの方法
を良く検討していなかったりします。何とか折り返しの良い方法が
無いものでしょうか…。
 さらには一番肝心な縦書きグリフの呼び出し方も分かりません。
 とりあえずは縦書き表示の基本部分を作ってみたものの、テキス
トファイルの読み込みや折り返しや一画面分表示の前処理について
もっとキチンと考えないと、全く使い物になりません。
 問題は山積み過ぎてどれから手を付けていいのやらという状態。
 しかし、一文字づつ配列に放り込んで縦書き表示させるなんて乱
暴な仕組みで実現したけど、これってテキストデータが膨大な量に
なっても大丈夫なのかとっても不安です。

test.txt を引き数に与えて、実行権限を付けた pochitate20090908.pl を実行したのが一番上の画像になります。当面の問題は、

  • マルチバイト文字列の折り返し
  • 複数ページに渡るテキストデータの表示
  • 縦書きフォントの取得と表示

という感じです。

ちゃんと調べたわけではありませんが、マルチバイト文字列の折り返しには Lingua::JA::Fold が、縦書きフォントの取得と表示では Font::FreeTypeFont::TTF::GSUB あたりが使えたら良いなあ…なんて思っていたりします。

Posted at 19:57 in perl | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Sep 07, 2009

Perl/Tk で縦書きビューワーを作りたい

青空昆布の開発を引き継ぎましたxjp2 を見て刺激を受けたぽち、先日の記事への Facelessさんのコメント全部Perlで書けばいいと思うよ!思うよ!に背中を押され、とうとう無謀にも自分で縦書きビューワーを作ろうなんて企んでしまいました。後々青空文庫向け機能も充実させたいとは思いますけども、まずはシンプルに「読み込んだテキストファイルを縦書きで表示する」という機能だけのものを作る予定です。

いざ縦書きビューワーを作ろうとすると一番問題になるのは、括弧、長音、句読点等の字形が横書きと縦書きでは違うという点です。代表的な日本語TrueTypeフォント、例えば IPAフォントには縦書きグリフも備わっていますが、縦書きに適さない横書きグリフに対応する縦書きグリフをフォントから取り出す方法に躓いてしまいました。調べてみると、TrueTypeフォントには内部に GSUB と呼ばれる横書きグリフID と縦書きグリフID の対応表があって、それを使って縦書きグリフを持って来るみたいなのですけども、具体的にどうやったらいいのか(それが Perl で可能なのかさえ)もわかりません。とりあえずは xjp2 ではどうやってるのか C で書かれたソースコードを眺めてみようと思います。

Posted at 22:13 in perl | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Sep 06, 2009

青空文庫ビューワー xjp2

Facelessさんのサイトの記事、青空昆布の開発を引き継ぎましたを読んで、青空昆布って何?と調べてみると、主に著作権切れの書物を無償で公開している青空文庫のテキストを PSP で快適に読む為のツールでした。今まで青空文庫というサイトの存在を知らなかったので、本好きのぽちはさっそく「アッシャー家の崩壊」のテキストデータをダウンロードして PC の emacs で読んでみましたが、ブログやメール、技術的な文書を横書きで読むのには抵抗が無いのですけども、どうも物語を読むのに横書きは雰囲気に欠けるような気がして落ち着きません。なんとか縦書きで読みたいと思って、Linux/UNIX向け青空文庫ビューワー xjp2 をソースからビルドするのに挑戦してみました。

IPAフォント使用時の xjp2 サムネイル

xjp2 は素敵な縦書きビューワーなのですけども、残念な事に出力の日本語文字コードが EUC-JP の決め打ちになっていて、UTF-8 の入出力に対応していません。その為、日本語文字コードの環境を UTF-8 にしているぽちんちの debian lenny では、毎回ロケールを

$ export LANG=ja_JP.EUC-JP

してからでないと xjp2 をちゃんと使う事が出来ませんし、元に戻すにはまた改めて

$ export LANG=ja_JP.UTF-8

しなければなりません。今時の Linux の日本語環境はどれも UTF-8 が基本になって来ているのでこれはちょっと不便です。需要が少ないというのが最大の理由だとは思いますがこの日本語文字コードの問題も、debianubuntu で xjp2 が debパッケージ化されていない理由のひとつなのかもしれません。C に詳しければパッチを書いて開発者の方に送るんですけれども、とてもそこまでの実力は無いぽち。誰か xjp2 を UTF-8対応させた上で、ロケールを見に行って出力の日本語文字コードを変えるようにしてくれないかなあ…。

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Aug 29, 2009

最近読んだ本:発動! タンポポ村救出作戦(銀河乞食軍団合本版1)・〈蒼橋〉義勇軍、出撃!(銀河乞食軍団黎明篇1)・葡萄山発動! タンポポ村救出作戦(銀河乞食軍団合本版1)司令部、陥落!?(銀河乞食軍団黎明篇2)

発動! タンポポ村救出作戦(銀河乞食軍団合本版1)表紙画像

発動! タンポポ村救出作戦(銀河乞食軍団合本版1)

昔、図書館で読んだ事のあるスペオペ、「銀河乞食軍団」が合本版として再刊されているようなので、買って読んでみました。金平糖錨地でおネジっ子たちが活躍する外伝しか読んだ事が無いので、初めて本編を読む事になります。好もしい泥臭さと暖かさ、そしてなによりワクワク感のあるちょっと懐かしい雰囲気の本で、気持ちが真っ直ぐな冒険物語の良さというものを改めて思い出させてくれました。中でも登場人物のロケ松さんがなんとも良い味を出しています。ぽちの中で続刊(再刊?)予定が一番気になる本です。去年、惜しくも作者の野田昌宏さんがお亡くなりになって、もう過去の既刊分しか読めないというのが本当に残念です。

〈蒼橋〉義勇軍、出撃!(銀河乞食軍団黎明篇1)表紙画像

〈蒼橋〉義勇軍、出撃!(銀河乞食軍団黎明篇1)

そんな中、野田さんが書いた続刊が希めない銀河乞食軍団シリーズに、別の作家さんが書いた新シリーズが登場しました。こういうのはシェアード・ワールドとでもいうのでしょうか?表紙も表紙な上に Web上ではかなり評判の悪いラノベ作家の方が書いていらしたので買うのにかなり躊躇しましたけども、結局、銀乞の看板に負けて購入。こちらの方は会話や説明がとにかくクド過ぎるのが気になって、野田さん独特の暖かみや軽みというのを感じる事が出来ませんけども、お話の筋としてはワクワク感もあって割合い面白かったです。

葡萄山司令部、陥落!?(銀河乞食軍団黎明篇2)表紙画像

葡萄山司令部、陥落!?(銀河乞食軍団黎明篇2)

しかし、重ね重ね黎明篇の表紙ばっかりは、登場人物的にも登場ガジェット的にも内容にそぐわない、どうしようもなく間違った方向性だと思います。

Posted at 10:41 in | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Aug 12, 2009

ひまわりを探して

最近いろいろと個人的に落ち込む事が多いです。けどそんな中でも素敵な事を見つけられるように強くなりたいな。

ひまわりを探しに行こうっと。

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Jul 27, 2009

雨が降っても断水

朝、蛇口を捻ると水が出ませんでした。

27日午前1時半ごろ、佐世保市瀬戸越町の市道脇のがけが崩れているのを通行人が見つけ、110番通報した。市水道局によると、付近を通る送水管3本が破損したとみられ相浦、中里・皆瀬、大野の3支所管内の17町約1万7800世帯(約4万4000人)が断水している。周辺の15町もさらに断水する可能性があるという。

幅5メートルの道路をふさいだ土石を取り除いた後、復旧工事に着手する予定で、復旧まで4日ほどかかる見通し。

「長崎新聞ホームページ:佐世保市で1万7800世帯断水 がけ崩れで送水管3本破損」より

旱魃でも豪雨でも結局毎年断水するぽち地元でした。復旧まで四日とかどうしろっていうの!!給水場所までめっちゃ遠い上に男手も自動車も無い家庭なのに…。しばらくは発展途上国の水汲み少年状態かも?ぽちがいる我が家はともかく、一人暮らしのお年寄りとかはかなり深刻な状態なのではないでしょうか?

とはいえ、こんな時に素早く対応してくれた陸自の給水車の方々にはとても感謝しています。

Posted at 20:59 in 日記 | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Jul 17, 2009

メーラーだえもんさん

メールを使い始めたのがまず携帯だったぽち。メアドを間違えて宛先不明のメールが戻って来た時、それなりに英語が読めたお蔭で自分のメアド間違いに気づいたものの、当時のぽちはメールサーバどころか PC やインターネットに完全に無知だったので、「'mailer-daemon' なんて名前で送って来るなんてなんだか趣味悪いなあ…」なんて思っていました。'daemon' は『悪魔』という意味の 'demon' じゃなくて、『守護霊』という意味の言葉で、可動しているサーバのプロセスを指すなんてこれっぽっちも知りません。ましてや優秀なハッカークラッカーじゃないですよ)を 'wizard' と呼び、バックグラウンドで甲斐甲斐しくマメに働いてくれているサーバを 'daemon' と呼ぶのはそこから来ているなんて説まであるなんて…。

とはいうものの、何を間違えたのか今では Linux/UNIX関係にそこそこ詳しくなって、サーバだなんだの知識も増えました。そんなぽちが Web をうろうろあっち読みこっち読みしてて発見したサイトがこちら↓

うちのメーラーだえもんさんも、宛先不明の間違いメールが届いたらエラーお知らせメールを返信しています。

しかし、…

なぜか、このメーラーだえもんのエラーお知らせメールに、 さらに返信がきてたりします。

メーラーだえもん>
『INOサン。最近、ボク宛にEmailが届いているようなんだけど、
ボクは日本語が読めないからコマっているんだ。
僕のお仕事に対する苦情じゃなければいいのだけど…
ボクの代わりにメールを読んでお返事を書いてくれないか?』

INO>
『OK!じゃあ、君のアドレスに届いたメールを私に転送しといて』

それは、 頑張りやさんの『メーラーだえもん』さんへの励ましのメールでしょうか?

…『ぱふぉ♪』←メール受信音。

けっこう、たくさん…

どれどれ…

TO:だえもん
From: From: @docomo.ne.jp
Subject: Re:failure notice
Date: Thu, 8 Aug 2002 15:18:59 +0900
誰?

…(゚-゚)?うひゃ。

これは、マジメに返信すると大変なことになりそうなのでWEB上でお返事することにしましょう。

お返事
From: だえもん
…だえもんです。

「だえもんの悩み - ■メーラーだえもんさんへのお手紙より

メーラーだえもんさんからメールが届いてもわざわざ返信しなくて良いので、「おっ、メーラーだえもんさん、今日もがんばってるなあ。」なんて、日々がんばってるメーラーだえもんさんに思いを馳せてみてはいかがでしょう?

Posted at 19:46 in web | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Jul 13, 2009

NTT販売代理店のアヤシゲな光回線勧誘電話

NTTパートナーズを名乗るところから光回線の勧誘電話がありました。掛かって来た時間が通常考えられない非常識な時間なのと番号非通知なのにまず一番アヤシゲなものを感じたのですけども、アナログ回線から光回線への置き換えが既定の強制的な路線で、まるでアナログ回線が即日使用不能になるかのような印象を与えようとする、最低限事実しか言及してないものの意図的に誤った印象を与えようと誘導するまぎらわしい説明(ちょうど「DHMO に反対しよう」みたいな手法で、技術的な知識に乏しかったり論理的思考に慣れていなかったりするお年寄りなどはうっかり騙されてしまいそうな予感もします)に、こうしたやり方には激しい不快感を感じるぽちは、筋道を立てて明解にお断りしました。そしたらまるでこちらの話をまるっきり理解していないかのような応答を何度も何度も繰り返して来ます。こちらも結論としてのお断りを何度も何度も繰り返してたら、散々時間を奪われた挙句しまいにはガチャ切りされてしまいました。そして、ここでふと気がついたのですが、相手は担当者の名前さえ名乗っていません。しかも業務の電話でガチャ切りなんて普通の企業ならあり得ない対応です。今までも類似の NTT光回線勧誘電話は何度も掛かって来ましたけども、すべて「NTT販売代理店○○(社名)の××(担当名)と申します」と言ってましたし、ここまでアヤシゲな説明の仕方をするところはありませんでした。それにきちんと断りの意志を伝えたら丁寧に引き下がりましたし…。とまあ事件自体はこんな顛末でしたけども、この事件によってぽちの好奇心が激しく刺激されてしまいました。

とりあえずいかにも系列企業っぽいネーミングだけど電話対応のアヤシサからしてとてもそうは思えない NTTパートナーズって何?と思って Web で検索してみると、

先ほどNTTパートナーズとかいう会社から光回線の切り替えとかいう電話が掛かってきました。 だいたい夜の9時に掛けてくる事自体非常識極まりないのですが、何よりもこのNTTパートナーズという、いかにもNTTグループの一員を名乗るかのような社名が怪しい。調べてみましたが、そのような会社は見つけられませんでしたし、少なくともNTTグループ内には存在しないようです。

怪しい!要注意!! - GOLDRAKE 【 みんカラ 】 ブログより

「あーのー、そういう電話はかけてこないようにNTTに言ってあるはずなんですけど。どちらの会社ですか?」

「NTTパートナーズフレッツ光受付センターです」

「会社名を教えてください」

「NTTパートナーズフレッツ光受付センターです」

「それ、会社名じゃないでしょ。どちらの会社ですか?」

「・・・弊社は、名乗らないようになっております」

「そちらから電話をかけてきて、名乗らない、はないでしょう?誰かに代わってください」

「もう弊社からはお電話しないようにいたしますので。失礼いたします(ツーツー)」

「弊社さん - DiaryNote」より

案の定胡散臭さ満載で調べるのが楽しくなって来ました。

さらに色々調べてみると、「NTT東日本(西日本)販売パートナー」という言葉は「NTT東日本(西日本)販売代理店」と同じ意味のようで、検索してみると販売代理店業務を行っている会社の Webサイトがいくつもヒットします。さて、そこからも微妙にずらしたネーミングの NTTパートナーズですけども、あれ?過去の歴史でこれと似たような事柄を知っているような…?あ!戦国時代の官職の私称!黒田官兵衛とか洞弾正次など、それぞれ兵衛府や弾正台の正規の官職から微妙にずらした私称を使っていましたよね。

きちんと相手の会社名を確認してください。また正式な販売パートナーならNTTへの登録番号がありますので、これも確認しておくと良いでしょう。なおその販売パートナーの名前をNTTで確認するのも良いでしょうね。ちなみにNTTの販売パートナーと偽って押し売りをする業者もたくさんあるようですので気をつけてください。

教えて!Ziddyちゃん NTTの販売パートナーより neumannさんの回答

NTTパートナーズ…アヤシサ大爆発です。

今回の件は飛び抜けて悪質な感じですけども、それ以外にも何度も何度も繰り返し掛かってくる NTT光回線勧誘にはいい加減うんざりしているので、何とか二度と掛けて来なくさせる方法は無いものかと思っていると以下の記事を発見しました。

勧誘の電話があった場合、まず【そちらはNTT本体ですか?代理店ですか?】

代理店の場合【会社名を教えてください、正規代理店ですか?】

NTTでも代理店でもどちらにも【この電話番号はどこで調べてますか?】

上記の事を聞きNTTと正規代理店の場合はNTTのお客様相談センターに連絡して勧誘自体を遠慮して欲しいと申告しましょう。

http://www.ntt-west.co.jp/share/inquire.html

お客様相談センター 0120-019000

(…中略…)

正規代理店以外や申告後もNTTなどから勧誘の電話があるようでしたら総務省電気通信消費者相談センター に電話をすると良いです。

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/top/madoguchi/tushin_madoguchi.html

総務省電気通信消費者相談センター
〒100-8926 千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館
Tel: 03-5253-5900

Bフレッツ勧誘の電話がしつこくかかって来ます。皆さん経験ありますか? - Yahoo!知恵袋より yasuminn_777さんの回答

実際に止めさせた方のブログも参考になります。

また、NTT代理店業を営む方が書いたこういう記事も存在します。

最初は物好きな好奇心でしたけども、こういう情報は出来るだけ多くの方と共有しなればと思っていつになく長大な文章になってしまいました。しかしまあ、なんというか、常に誰かに騙されるかもしれないと気を張ってなきゃならない世の中というのも寂しいですよね。

代理店の説明がまるっきり同じ内容のトークだったブログの記事をいくつか発見したので注意喚起の為にも引用しておきます。寂しい世の中なのは仕方ありませんが、騙されないに越した事はありません。なんだかんだ言っても自衛するしかありませんから…。

「NTTより依頼を受けている者です」とのこと。内容は「お住まいのマンションは、光通信タイプの回線が引かれています。今回NTTよりアナログ回線から光回線へ変更する依頼を受けまして、その確認のお電話です」

(…中略…)

今度は固定電話の話。私「みんな携帯を使っているので、今のアナログ回線で問題はありません」業者「何かアナログ回線にこだわりがあるのですか」「固定電話は、マンション全体が光回線になっているので、変更が必要・・・」と言い出しました。「そんな連絡は受け取っていません」と私。「連絡したはずです。今回はその確認です」と業者。

(…中略…)

私「そんな変更の必要があるものは、しっかりとした文書で案内があるはずですよね。私は、NTTからの請求書はみんな保存しているので、その中に何もありませんでしたよ」。業者「以前ボストにチラシを入れたはずですがご覧にならなかったのですか」。私「そんな重要な連絡がチラシなんて変ですね。とにかくNTT東日本に確認しますので、それからです」。

(…中略…)

一応、NTTの116番に電話をして確認をしたところ、とくにアナログの回線を使用していても問題なく、変更の連絡もしていないとのこと。何か不審なことがあったらまた連絡してください・・・という返答でした。

「電話回線の変更」を勧誘する業者にご注意 - アベレージ・ライフより

法的な事をきちんと確認したわけではありませんが、これは限りなく黒に近いグレーなんじゃないんでしょうか?

現在niftyを使っている(メールとホームページ、URL転送サービス)がそれは光に変えた場合にどうなるか。代理店の答えは、そのまま使えるという。今は@niftyにまとめて料金を支払っているが、はてniftyに断りなしに光に乗り換えて、そのまま@niftyの資源を使い続けられるものだろうか?と素朴な疑問を持った。

それでも、@niftyはそのまま使えます、というので、私は話の内容をFAXで送ってもらうことにした。FAXを見ると確かにトータルで安くはなるようだ。しかし見知らぬプロバイダ名が出ている。この意味するところはプロバイダをniftyから、そのプロバイダに変わることを意味する。再度電話が掛かってきて、niftyのメールアドレスとホームページはそのままで継続使用できるかを再確認したところ、使えると明言したのでひとまず、切り替えをお願いした。

ところが常識的に考えても無料でniftyの資源を使い続けられるとは思えない。@niftyのホームページを調べてみると、他のプロバイダに移行するに当たってメールアドレスを維持するためには「お手軽1」というダイアルアップ回線コース(263円)に変更しなければならない。

更に@homepageを維持するためには、「お手軽5」というコース(約1000円弱)に変更する必要がある。案の定、ただでは他プロバイダ経由では使えないのだ。あの代理店は間違っている。

光への勧誘 - 1万歩クラブより

ぽちへの電話勧誘でも「Yahoo!BB のメールアドレスはそのまま維持出来ます」なんて説明していましたけども、これは「プロバイダを Yahoo!BB にしたままなら維持出来ますが、その場合、光回線に移行するとお得どころか完全に割高になってしまいます」という事なんでしょうね。これも、かろうじて嘘ではないけども事実を適切に教えてるわけじゃないというパターンのようです。

「デジタルになるので光回線もお宅の近くまでひくことになりました!」

うちのマンションは去年くらいにマンションですでに光ひいてますけど…。地デジとわざと混同させようとしているよね。地デジとネット回線は別です。

「今、半数くらいの人が光使ってるんですよね」

…どこの半数ですか?日本国民ですか?そんなに使ってるなんて、きいたことねーよ。

「将来的には全員光になるので、工事費が無料のうちにやっておいたほうがいいですよ」

…だから地デジと混同させようとしてるよね?電話回線があるのなら全員光になる必要はねーよ。しかもそれなら勧誘する必要もねーよ。そしてNTTは割といつでもキャンペーン中で工事費はタダにしてるよ。

今日の見知らぬ人との楽しい会話・勧誘電話に付き合ってみる - ぷらす5000より

うちへ来たのも曖昧な言い方で地デジと混同するように誘導していました。

以上、悪質な勧誘の被害を受けないようにする為の助けになれば幸いです。

Posted at 15:48 in 日記 | Permalink | Comments/Trackbacks ()

Jul 10, 2009

不穏な兆し

「リンクだけで処罰する規定の条文は、作らなかったのでないんです。だから、はっきりしないんですよ。捜査に抵抗する利益が少ないので、警察は、好きなように解釈して摘発できる可能性があります。今回の例も、単純所持を禁じる児童ポルノ禁止法改正の動きのタイミングを狙ったとしか思えませんね」

児童ポルノ、リンクだけで摘発 警察の好きにできる懸念も - J-CASTニュースより奥村徹弁護士談話

警鐘、大いに鳴りましたよ。

「言論の自由終了のお報せ」という警鐘が。

言論の自由どころか、自由な言論へのリンクさえ禁じられるわけですから。

news - URLを掲示しただけで刑事犯? - 404 Blog Not Foundより

とうとうハイパーリンク自体が規制される日がやって来ました。ぽちは馬鹿親による児童虐待な児童ポルノには反対の立場ですけども、さすがにこれはやり過ぎです。ちょっとでもインターネットの技術に詳しければ問題点はいくらでも思いつきます。ここで一番問題なのは、インターネット環境を既存の法律が想定していないままに行った、警察の法解釈の恣意性です。「任せて下さい!警察がきっちり『運用』でなんとかします!」といっても、ここまでフリーハンドを与えるのはどうなの?と思わずにはいられません。情報発信手段としてのインターネットや Web は、その発信コストの安価さ、対象となる数の多さから、従来のマスメディアと違って意図的にコントロールするのは難しい媒体です。児童ポルノ関係の事は所詮都合の良い口実で、本当のところはネットでの自由な言論自体を明確な形で規制したいのではないかと勘繰りたくもなります。玉石混淆の開かれたバザールとしてのインターネットが日本で死ぬ日もそう遠くないのかも?

ちょうど昭和の治安維持法下で明治二十年代の自由な言論を保存しようと努めた宮武外骨について興味が出た矢先の出来事なので、正直なところ衝撃を隠せません。

彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、
私は社会民主主義ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、
私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。

彼らが最初共産主義者を攻撃したとき - Wikipediaよりマルティン・ニーメラーの詩、Als die Nazis die Kommunisten holten の日本語訳

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