「Stray Sheep」あらすじ
■-14 偽物
Stray Sheep
扉の封印を黒のクリスタルで解き、塔内部へと足を踏み入れる八人。
3階には扉があり、開いた先には絵に描いたような楽園の風景が広がっていた。しかし違和感を覚える。
「幸せだ……幸せだ……」
そう呟く住民は痩せこけている。動こうとせず、ただ寝転がっていた。食事を一切取っていないらしい。よく見れば既に餓死している者もいた。
危険を感じ、すぐに世界を後にする。
4階では地獄のような光景が広がっていた。針山で拷問を受け続ける者は、いつか楽園へ導かれると信じていた。
どうする事も出来ず、世界を後にする。
5階の扉を開けると大海原が広がっていた。
赤珠と青珠に分かたれた青のクリスタルを求め、その秘密を握るという老人を探す。情報を集める内に、海底の城を治めていた竜王が怪物・青竜によってその座を追われ、今はいずこかに隠れ住んでいるとの情報も得た。
動く浮島と空気の実を駆使し、海底の竜宮城を訪れると青竜の部下が襲いかかる。
城の奥で赤珠を見付けたその時、現れた青竜との戦闘になる。
残る青珠を求めて小島を訪れると、唯一の住人である竜王から問題を出される。
「お前の思う、強く弱いものを示してみよ」
全員が悩んでいたが、一つの答えをアースラが示す。
「此処にいる一人一人、自分だと思います」
「弱いと生きられなくて、強くないと動けない、不便で身勝手な俺達自身です」
アースラの言葉に竜王は頷いた。
「その性質を努々忘れるな」
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