極道用語の基礎知識

 わ行

若頭 【わかがしら】
 子分の筆頭である実力者。近代的やくざ組織では組織のNo.2に相当する役職で後継者候補。若者頭、若衆頭、若中頭、頭(カシラ)、若頭(ワカトウ)。
若頭補佐 【わかがしらほさ】
 肥大化した組織を統制するために山口組三代目が設置した役職。組織によっては理事長補佐ともいう。若頭が組長候補であるように、若頭補佐は若頭候補となるため、このポストの設置は人材登用や出世意欲に繋がる。近代やくざ組織はその利点を認め次々と若頭補佐のポストを設置するようになった。
若衆 【わかしゅう】
 やくざの親分から盃をおろされた子分。たとえ親分よりも年配でも、60代70代であっても若衆と呼ばれる。若者、若いの、若中、乾分、乾児、三下。
 武家用語の“若衆”に由来する言葉である。
わりゃ
 お前、の意味。