□2006年10月□

10月24日


テスト期間



現在テスト期間中です。


そのため昨日、俺はファミレスで友人と勉強をしていました。


時間は深夜1時。


テストまであと数時間ですが、


集まったメンバー全員、無勉です。



指定校推薦で大学に行く人は


血眼になって勉強しているこの時期にこれです。


もはや俺達は人間のクズだということは自分でも分かっています。




そんな中、勉強をしようとすると、あることに気が付きました。


テスト範囲が分からないのです!


さすがにこれでは何も勉強ができないと思った俺は、


隣りに座っていたO野に聞きました。




「試験の範囲分かる?」




「いや知らねー。


おい、G籐。お前試験範囲分かる?」




「あー、分かんねー」




「俺も知らない」




「俺もだよ」




その場にいた全員、試験範囲が分からず!




まあ試験範囲が分からなくとも、


授業でとったノートを見ながらやればあまり支障はないはずです。


しかし授業中、爆睡していて全くノートをとってなかった俺は、


友人達にノートを見せてもらおうと思いました。




「ちょっとノート貸してくれね?」




「あー、俺とってないわ」




「俺もないよノート」




「ていうか俺は授業自体出てないし」




「俺は2ページだけあるけど見る?」








・・・・・・・・・・・・






俺の周りには、このようなどうしようもない友人しかいないのかと思うと、


涙が溢れ出してきそうになりました。


そして俺は、嗚咽を堪えながら、最後の力を振り絞ってこう言ったのです。




「ていうか明日ってなんの試験があるんだっけ?


試験日程分かる?」




「悪い、分かんねーわ」




「俺も知らない」




「俺も俺も」




「俺も・・・」









なにこのゴミクズの集団。







何一つできることがありませんでした。








それはそうと、先日学祭が行われたので、


近々そのことについて書きます。







10月12日


誤解



目覚めたらノーパンでした。


酒とか全く飲んでいないのにどういうことでしょう。


意味が分かりません。





俺は今現在、風邪を引いています。


身体が非常に重く、咳も出、目も痒く、頭も痛いです。


そして鼻水も大量に出るため、


俺の部屋のゴミ箱には、


『お前、ちょっと抜きすぎだろ!』とつっこまれてしまうほどの、


大量のティッシュが詰め込まれています。





そんなゴミ箱を見て、俺の母親が一言。





「ちょっと!













こういうの時間経つと男臭くなるんだから




自分でゴミ袋に入れなさい!」




















ちげえよ!!!







10月3日


苦手なもの



昨日の深夜、俺はあまりにも退屈だったので、


ベストフレンドの1人であるN嶌という女子に電話をしました。


学校のこと、エロのこと、バカやったこと、最近少しハゲてきたことなどを話していると、


今度は苦手なものという話題になりました。





「あたしねー、怖いものが苦手なん」





N嶌が言いました。





普段はシモネタしか言わないド変態少女にも、


そんな可愛らしい一面があったのか。





一瞬でもそう思ったのが間違いでした。


N嶌の怖がりは、可愛らしいという一言で済むものではなかったのです!





「だってあたし、前に怖い映画見て、



















過呼吸になったことあるもん」











弱ッ!!!









「うわ過呼吸ってやばいだろ!


呼吸困難になるんでしょ?


何見てそんなになったの?」





「えーっと、確かね、着信アリ



















のCM」









お前、それ弱すぎ!!!









まあ一つ確実に言えることは、


電話している暇があったら受験勉強しろってことです。







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