□2006年9月□

9月21日


冤罪



今日は学校帰りにT海林と一緒にコンビニへ行きました。


このコンビニは学校の近くにあるため、


ほぼ毎日、朝と帰りの2回通っています。


しかもそれを2年半続けてきているので、


もはやどのバイトがどのシフトかなども


だいたい頭に入ってしまっていますし、


逆に店員も俺の顔をおそらく知っているはずでしょう。





そんな俺の行き着けのコンビニで、


またもやT海林が空気の読まぬ発言をしたのです。


それは俺が普通にコンビニのパンを選んでいる時のことでした。





「おい、シンジ!!!
















お前、万引きかよ!














万引きはよくないって!!



















万引きやめろよ!!!















や〜め〜ろ〜よ〜!!!!!」























いやあぁぁぁ!!!









店員、明らかガン飛ばしてます!


全くやってないのに凄く睨んできてます!!!







もうあのコンビニ行けない・・・。







9月12日


Y野とW崎のその後



過去の日記にも何度か出てきているY野ですが、


彼はイケメンだというのに空気が読めなくてド変態なので、


今までの人生で彼女ができたことはなく、


もちろん童貞でした。





そういったこともあってか、


例の事件からW崎と付き合い始めたY野は調子に乗っています。


「彼女ができた、彼女ができた」とずっと連呼してるのはもちろんのこと、


カラオケに行くと、「もう君以外愛せない」という歌詞を、


「もう●●(W崎の下の名前)以外愛せない」などと歌っていて、非常にウザいです。





そういうわけで皆が非常にムカついている中、


Y野は空気も読まずにこう言ったのです。














「まんこマジしょっぺえんだけど」
















死ね!!!









そんなY野とW崎のカップルですが、





もう既に別れています。







9月6日


世界最古



今日は古典の授業で、竹取物語をやりました。


この竹取物語というお話は、


世界最古のSFと言われているほどで、


愛がきちんと描かれている上に、


地球外生命体まで出てきたりと、


今でも色あせずに残っている、


大昔に書かれたとは思えない素晴らしい作品です。


そんな竹取物語がどういうものかを、


古典の担当の先生が説明をしていました。




「この竹取物語という作品はいわば、


世界最古の














SM作品だな」











先生、











ちょっと違うよ!









一瞬にして静まり返る教室内。


しかし先生は、この状況を理解できていません。


そんな中、G籐がこう言ったのです。









「先生はSM好きなんですか?」








「んー、


















まあ嫌いではないな」







恐るべし。







9月4日


面談



言いたいことも言えないこんな世の中で、


常に言いたいことを言いまくっている、


空気の読めない奴とは俺のことです。


どうも、シンジです。


ちょっと思ったんですが、


なんだかんだで約2年半、


このテキストサイトを運営しているわけなんですが、


9月の日記を書くというのは実は初めてなんですね。


まあなんで初めてかはあえて言いませんけど。





話は変わりますが、俺の学校ではこの時期、


担任と進路についての面談が行われます。


俺も一応は大学に進学するつもりなので、


今日、面談をしてきました。




「お前は大学進学希望だったよな?」




「はい、今のところは。


法学辺りが無難かなって思ってるんですけど」




「法学か・・・。」




「やっぱり法学は厳しいですかね?


どこの大学行くかはまだ決まってないんですけど」




「この際だからはっきり言うけど、


法学が厳しいってよりも、








お前が大学に行けるかがまず厳しい」










「うわ・・・マジっすか・・・。


でも今から死ぬ気になればどうにかなりますよね?」




「とりあえず今日から死ぬ気で勉強しろ。


俺もできるだけサポートするから。


だけどあんまり期待はするな。








ぶっちゃけ、多分無理だ。」









「そこまでですか・・・」




「だってお前、載ってるんだぞ、










職員室のヤバイ奴リストに」















そんなものがあったのか!








「俺って相当ヤバイんですね・・・。


他に俺の顔見知りで載ってる奴っているんですか?」




「いや、確かいないな。







あのO野やA坂ですらも載ってないぞ」








素でヤバイ、この現状。





「お前は俺の高校生の頃と似てるよ。


明日から頑張れば大学受かると思っててずっとその気でいたら、


気がついたら2浪目だ。


はっはっはっ!」















笑えねー!!!









面談でボロクソに言われ、


落ち込んで帰っている途中、


偶然にも2コ上の先輩とばったり会いました。




「シンジじゃん!久しぶり!」




「あ、お久しぶりっす」





「お前、来年から大学生だっけ?」






「はい、そうですよ。今高3です」





「ははっ、お前、来年からって、











現役で合格できるつもりでいるのかよ!」















グサーッ!!!











俺、大学行けないみたい・・・。







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