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『イブニング』'11.no14(今出てる号)の「もやしもん」のポリオ特集は、飄々とした語り口だが、やはり緊急提言的な意味合いなんだろうな。
ついでに同誌作品の幾つかについて。 「いとしのムーコ」について連載開始以来ずっと思ってるのが、とても愛らしいが早川いくを『またまたへんないきもの』の「イヌ」の項(p130)を思い出すと、途端に不気味に思えてくるなぁという事…それ程リアルだって事か。 「ジャポニカの歩き方」の防衛駐在官のマコトさんはあざといキャラだと思いつつ…やっぱしイイ(笑)! 王道萌えキャラかと(笑)。 「オールラウンダー廻」、「首相撲でコントロール出来なかった」「組みの強いパンチャーとどう戦うか」ってのはもっと強調して表現(つーか説明)しないと一般の読者には全くその意味が伝わらないと思う(空手の順突きの歩法についてはまるで特殊なものの様に語ったりしてたのに…)。 所で、同誌で一番毎号楽しみしていて最初に読むのは「極悪がんぼ」いや「激昂がんぼ」なんだが、このブログで話題にした事は一度もないな…。 因みに、同誌連載作で現在単行本買ってるのって「しずかの山」だけなんだが、僕に登山の趣味は無いしこの作品を面白いとも思ってないんだが…何で買ってるんだろう…。 第1エピソード「神の山・マチャプチャレ」(第1巻収録)の最後の告白の静かな激しさが凄く良かったんだよね…。 注ネタバレ。
「ノイタミナ」、「C」はグダグダだったね。「フラクタル」と変わらない。 で「あの花」。 クライマックスで5人中4人が惚れた腫れたの告白をしていて、じゃあぽっぽ君の役は?って思ったら、一番ヘビーなのが振られてたね。そりゃあトラウマになるわ。 さて。幽霊的存在をアリとした上では、後はもうアニメ的、お話的な事件の無い、ただの少年少女の日常だ。 これを成り立たせるのも実は結構な力量なんじゃないか。 お為ごかしでなく斜に構えてもいない表現でインパクトを与えるのは実は結構な力量だ。この内容で、決して地味じゃない、標準的なキャラものアニメ位の外観を備えていて、且つギリギリあざとくない(…いや、どうかな?)バランスも実は絶妙だ。 因みに、個人的には余計な説明の無い演出が好みだった。例えば、メイン・ヒロインの色素の薄い髪の色は、単にアニメ・キャラだからかと思いきや、彼女のお母さんも同じ色で、彼女の家のポストには「本間学」「イレーヌ」「芽衣子」「聡志」とあった。ただそれだけで、いちいち彼女がハーフだのクウォーターだのという説明台詞なんか無い。そういうトコが、良かった。要らないもんな。 ガリレオ・ガリレイというバンドは、「おお振り」の主題歌等聴いた時には気持ち悪いとすら思った。 でも今作のO.P.は良かった。 「二人はすぐそこにいるのに「どうかまた会えますように」なんてどうかしてるみたい」…今作の内容に照らすと凄い歌詞に思えてくる。 「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」のクライマックスで(以下ネタバレ)、ずっと会いたかった筈の生き返ってきた友達に、やっぱ帰ってくんね~? バイバイ!、って言ったのは衝撃的だった。あれはとても誠実なシーンだと思う。 …って話をここでするのは唐突か? 以上、「あの花」最終回感想(笑)。 ・ http://www.nicovideo.jp/watch/sm14100039
・ http://www.youtube.com/watch?v=KX4_MlJQ_24 maretu「P名言ってみろ!【550人】」 ボカロ版「JAPPCATS」(いや「Rappcats」と言うべきか)!! 楽曲としても工夫が凝らされていて、文句ナシ!!! しかしこのジャンルも早くも振り返れる程になったんだな…(参:・ http://www.nicovideo.jp/watch/sm14340098 )。 恐るべし。 ・ http://www.nicovideo.jp/watch/sm4952739 ・ http://www.youtube.com/watch?v=wUX1-Y8vYLY ・ http://www.youtube.com/watch?v=ECGcQ6_Fj0Y ・ http://www.nicovideo.jp/watch/sm9567042 (↑オマケ。一工夫欲しかった…) 次号が出る前に。
『アフタヌーン』今月号(6月号)の「雑草女」では、坂道さんが空気読まないって視点で語られている…即ち、テレビの取材は基本的にヤラセであるという前提で描かれている訳だ。 今回、劇中で取材を受けていたジイさんは弱かった。ならばその通り放送すべきなのだ。だが、それを以て合気道=インチキ/弱いと結論付けるのも勿論性急だ。 その様な、若しくはどの様な結論を出すにしろ、それは板垣恵介『格闘士烈伝』(徳間書店,'99)や同『激闘達人烈伝』(徳間,'01)位の取材をした上でにすべきだ。 ヤラセ以前に取材不足が悪なのだ。 (取材対象について勉強不足だったりもするし…。小林聡選手がキックの世界チャンピオンになった際のインタビューで次の目標を訊かれ、「タイのチャンピオンに勝つこと」と答えたらポカーンとされたというが…。「世界チャンピオンになったのに、タイのチャンピオンが目標なんですか?」と(『野良犬 キックボクサー 小林聡の軌跡』(エンターブレイン,'07))。そのインタビュアー、正気か??) 去る5/5のコミティア96終了後カタログをチェックしていたら、あらゐよしひこ氏のサークル東山神兵の名が。
参加していたのか! ああ、今後も参加されるとしても僕は行けるか判らないのに…。 もう、たまたま来れただけだし、知り合いに挨拶だけしていこう、ってなスタンスはヤメた!…次はいつ行けるか判らないけど…。 という訳で、僕はあらゐよしひこ氏のファンである。 このブログで何度か書いた氏の漫画についての記事('05/11/09,'06/08/12,22,'07/05/27,08/29)は、即ち“絶賛”を意味しているのだが、そうは取れない文章かもなぁとずっと反省していて、新作の感想を真摯に書きたいと思ってたんだが…。 今回、サークル阿佐ヶ谷村の茶月夜葉さんの漫画「魔飼い」が最終回を迎えたが(vol.22)、1話完結ものコメディのラストのこのパターンについて、僕が言った事が、否定的に聞こえたんではないかという懸念が…。 茶月村長!アレ(僕の言)、“良い(客観)/好き(主観)”って意味ですから!! さて、今回ゲットした評論本はサークルはなごよみより押井徳馬『どうして本名を名乗らないの?』と同『どうしてカノジョをつくろうとしないの?』。 前者はネット上での匿名/実名問題について(「そもそも、「実名」は「個人情報」である事を忘れてはなりません」(p6)の一文がある事からも冷静で慎重な考察が為されている事が判る)。後者では少子化や年金問題から「独身税」問題まで語られている(単に「非モテ」だの「草食男子」だのの流行語を追ったものではない様だ)。しっかり読み込んでから、感想を書こうと思う。 ・ http://blogs.yahoo.co.jp/arawi_yoshihiko 新世界定数 ・ http://www.netlaputa.ne.jp/~qapla/asaga/index.html 阿佐ヶ谷村 ・ http://osito.jp はなごよみ マギカ。
この手の壮大な問題作は収集が付かなくなって投げっ放しで終わる事が多い中、きっちり決着を付けてるという点だけでもまずは評価出来る。 そんな事より。 「絶望先生」で絶望という言葉の軽薄な(笑)パロディをやった新房監督が、絶望というテーマを真摯に取り扱った。 それでも、ただ悪趣味だとか気を衒った作品だという評価は在るだろうしそれを否定する気も僕には無いが、本作中では余りにも“本当の事”を突き付けてきた。かつて無く誠実な作品だと思う。 話は変わるが、僕が「アフタヌーン」誌で実は一番楽しみにして読んでいた木村紺「からん」が今月号('11.06.)でサクッと最終回。 まぁ前号で予告されてた通りなんだけど。 僕の本作の一番の感想は第1話から一貫して、“高瀬さん美人だなぁ”だったが、やはりそんな無理解な(そ、そんなつもりは…)ファンのせいで終了なのか!? |
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