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兄として・・・ 6

実験屋◆ukZVKLHcCE氏

「くたばれクソババァ!!」
狂介の斬撃は確実にトメの中心を叩き切るルートを通っていた。

「ソレって殺人じゃ?」なんて考え無いように、実験屋とのお約束だ!!

「クスクス。」
しかしトメはヒラリとその斬撃をかわした。
「何!!」
「歳が3ケタ言ってるからって弱いなんて思わない方が良いわヨンvv」
うなじからピップエレキバンを除かせて狂介を挑発(この場合は精神攻撃)するトメ。
「ウゲッ・・・ナメるな!!」
狂介は再び刀を構えなおして斬りかかった。

「ハァ・・ハァ・・・クソォ・・・」
しかし、何度攻撃してもトメにかわされてしまう。
「そろそろ限界のようね・・。」
トメは狂介をワザと挑発し体力を削り取っていたのだ。
「いくわよ御若いの!!」
トメの構えた棍が狂介の腹部に命中する。
「ガァッ!!!」
狂介は反対側の壁まで吹き飛ばされた。
「まだまだだぞぃ!!」
狂介が防御に身構える前にトメは物凄い速さで狂介まで接近し棍で狂介を滅多打ちにする。
「ホレホレホレホレ」
「グッ・・コノッ・・・クソ・・」
一方的なトメの猛攻に成す術が無い狂介。

(マズイ、このままじゃ・・・マジ負けるかも・・)
薄れゆく意識の中で狂介は始めて負けを覚悟した。


「狂介!!」
「!!・・有紀!!」
意識を取り戻した有紀が狂介に叫びかけた。
「頑張って狂介!!」
「何言っとるかぇ!! これで終わりよ!!」
トメの渾身の一撃が狂介に放たれた。

「オラァァ!!」

「ヒェ!!」
狂介の正拳がトメの棍を殴りヘシ曲げたのだ!!
「なんと!!」
「ババァ、よくもやってくれたな!!」
狂介が素手のまま構える。
「ここからが本番だ。行くぜ!!」
狂介はトメに向かって突っ込んだ。

「オラァ!!」
狂介が正拳突きを繰り出す。
「ウッ・・!!」
命中はしなかったものの脇腹をカスる。その衝撃は中々のものだ。
「急に勢いづいて・・・一体これは!?」

「まぁ言うなれば・・・愛の力だ!!」

今時こんなセリフを堂々と言うなんて・・・イタすぎるが現状を見ればすごい説得力だ!!
「隙アリ!!」
「しまった!!」
”愛の力”発言に呆けていたトメにスキが生まれた。ソレを狂介は見逃さなかった。
「オラ!!オラ!!オラ!!オラ!!オラ!!オラ!!」
「スタープラチナ」と「押忍!!番長」に触発されたとしか思えない乱打をする狂介。
「ぐげぇぇぇぎゃべべべがぁぎゃぁぁうdっうydくrygf!!」

DIOも薫先生もビツクリな攻撃だが「老人虐待じゃ?」なんて思わないように、実験屋とのお約束だ!!


「ヒィ〜・・年寄りは大切にせんかい!!」
「さっきは『弱いなんて思うな』なんてほざきやがったクセに!!」
言ってる事が一秒前と違う・・・痴呆症&健忘症の始まりのようだ。
「俺のマイスイ〜トハニ〜の有紀に暴行を加えた罪・・・・断じて許さん!!」
狂介は倒れているトメに両手を向けた。

「体内電気・・・発電!!」

体内電気:またの名をフォース・ライトニングと言い
     その名の通り体内で理力を使い発電した電撃を両手を介して放つ荒技である。
     詳しくは「ゲゲゲの鬼太郎 第3シリーズ」か「スターウォーズ」を見てみよう。
     ちなみに「パクリだろ!!」と言う苦情には答えるつもりは無いのであしからず・・。

「ギャギャギャギャギャァァァァァ!!!!!!!!!!」

まさかの電撃に対応できずに苦しむトメ。
「無限の・・・・・パワーー!!!」
電撃ごとトメを宙に浮かせる狂介。
「いくぜ!!  必殺・・・・」
狂介が大きく振りかぶった

「摩天楼ウィンドゥ!!」

摩天楼ウィンドゥ:無限のパワーを全開にして電撃を浴びせている相手を
         遥か彼方まで投げ飛ばす狂介の新・必殺技である。
         喰らった相手はメイス・ウィンドゥのように
         摩天楼の彼方へと消えていくため、SWのEPV発売記念に
         相応しい技と言える。

※この技は暗黒面に身を委ねなくては使用できず、ノリと勢いで暗黒面に簡単に堕ち
 また帰還してくる狂介だからこそ出来る技なのでみんなはマネ・・・・できないか。


「ギョェェェェェェェェェ・・・・・」
メイス・ウィンドゥじゃなくてトメは白目を剥いて壁を突き破り
空の彼方へと消えたいった。格好が格好のため乳や下着(紐パン)剥きだしと言う
その姿はモザイク物と言えよう。
「ハァ・・ハァ・・ザマミロってんだ。」
「狂介!!」
有紀が狂介に抱きつく。
「有紀・・・敵はとったぜ。」
「ウン、ありがとう狂介。」
見詰め合う狂介と有紀。そして二人の唇が触れ合う・・・・・

ドドドドド!!!!!

「なっ!?」
「ママ、パパ!!」
「アチャー見つかってしまったか〜。」
なんと天井から狂介と有紀のご両親4人がキスシーンを覗くのに失敗し落ちて来た。

※ちなみに有紀のパパは初登場。

「どうもはじめまして、有紀の父です。娘共々よろしく。」

「って何であんたらここにいるんだよ!?」
「「「「だってここウチの裏じゃん。」」」」
「アッ・・・そうだった。」
作者も病気で忘れていたが『ネバダ』の面々は狂介ん家の裏にそびえる塔で戦っていたのだった。


山崎父「さあ、そんな事より続きを・・・」
狂介 「出来るかこのクソオヤジ!!」
有紀父「狂介君。私も君の事は応援しているんだよ。」
狂介 「えっ!!・・・・あ・・・ドウモ・・・」
有紀父「だから気にしないで・・・有紀もホラ!!  チュウ!チュウ!」
やっぱりこんな性格だった有紀父。二人をキスさせようとチュウチュウコールをおっぱじめた。

両親カルテット「「「「チュウ!チュウ!チュウ!チュウ!」」」」
ジャスティライザーのAAのごとく片手を振りながら狂介と有紀のチュウを見る気マンマンの
両親カルテット達。
有紀「恥かしいよぉ・・・」
狂介「アンタらはーーーーー(怒)!!!」

バタン!!

正樹&萌「「チュウ!チュウ!チュウ!チュウ!」」
藤澤&貞子「「チュウ!チュウ!チュウ!チュウ!」」
升沢「チュウ!チュウ!チュウ!チュウ!」
狂介「なっ!!お前らまで!!」
なんと下の階から『ネバダ』のメンバー達もチュウチュウコールに参加した。

苑田「銃っていいかもクセになりそう・・・クスクス」
園太郎は銃を打つ楽しさに目覚め、ダークモードに入っていた。

狂介「・・・いい加減にしろやぁぁぁ!!!!!!」


狂介の本日二度目の”無限のパワー”が開放された。

[5F]
山崎狂介○―×ゴッデス・トメ

こうして『エロチカ5』との対決は狂介達『チーム・ネバダ』の勝利で終わった。


その後、『エロチカ5』に勝利し山崎家では祝いの宴が繰り広げられた。

そして宴会も終わりに差し掛かり・・・
「じゃあ、俺は帰る。明日のこともあるしな。」
そう言って升沢は自宅へと帰っていった。明日、彼は遂にパパになるのだ。
狂介「今日はどうもサンキューな。」
升沢「いいって、じゃ。」
もう既に彼の背中からは子煩悩オーラが滲み出ていた。

「俺も帰るわ。」
「僕もこれで失礼します。」
藤澤と園太郎も帰るようだ。
狂介「悪かったな、面倒に巻き込んで。」
藤澤「イヤ、正樹さんに殺されるよりマシさ。」
苑田「先輩達には感謝してます・・・・クスクス」
そう言って銃をペロリと舐める園太郎・・・。
狂・藤「・・・・・」
可愛かった後輩が腹黒キャラになってしまった虚無感が二人を包んだ。

萌「ご主人様〜vv」
正樹「萌〜〜〜vv」
ひょんなことからカップル成立となったこの二人。
狂介「ところでなんで巫女の人がここにいるんだ? 敵だろ?」
正樹「甘い!!甘いぞ!!敵同士の垣根を乗り越え俺達は結ばれたのだ!!」
萌「ご主人様・・そこまで萌を・・・・ウレシイですぅ〜」
そのまま二人抱きしめあう。
狂介「ダメだこりゃ・・・」

正樹「そうそう・・・今日から萌はお前の義姉になるんで・・・」
狂介「・・・・」

パチン

狂介が指を鳴らすとMMRのメンバー・ヤツデンワニ・ナージャ・ドラえもんとのび太が現れた。

「「「「「「「「なんだってーーーーー!!!!」」」」」」」」

フルメンバーの『なんだってー!!』は爽快だった。


「あー・・今日は本当に疲れた。」
狂介はどっかりと自室の寝床に倒れこむ。
「お疲れ狂介。」
「有紀!!」
狂介が驚く、有紀は比較的軽症ですんだのだが大事を見て医者に診てもらっていたのだ。
「いいのか?」
「うん、もうどこも痛く無いし。」
包帯や絆創膏だらけの姿を見てもイマイチ信じられない。
「それに・・・」
有紀はいきなり狂介に口付けた。
「ちゃんと最後までシたかったし・・・・。」
有紀の顔はみるみる赤くなっていく。
「有紀・・・・だが、しかし・・・」
有紀に無理をさせたくないと狂介は最後の一歩を踏み出せなかった。
「狂介は・・・したくないの・・・?」
有紀が悲しげに狂介を見つめる。

「ヤリましょう!!」

結構簡単に最後の一歩を踏み越えやがったよコイツ・・・節操無ぇ奴。


「でもさ・・・下にはパパ達もいるし・・・静かにね?」
「約束は出来ないな、まぁ親公認だし・・・いいんじゃない?」
「なっ、何言って・・・、んぅ!!」
有紀が言い切る前に有紀にキスする狂介。チュウチュウコールでお預けを喰らい
なんだかんだで溜まっていた感情が今爆発したのだ。
「ううぅ、むぅ・・・きょう・・すけぇ・・・」
有紀の唇を思い切り吸い立て、舌を絡めて、お互いの唾液を混ぜあう。
口付けしながら有紀の衣服を一枚一枚脱がせていく。
「ケガとか痛くなったらさ・・言えよ?」
「ウン。狂介もケガしてるけど・・・大丈夫なの?」
「あぁ、こんなのケガに入らないよ。」
そういいながら狂介は有紀の秘所へと手を伸ばし愛撫を始めた。
「あ・・!!うぅ・・・・狂介・・・」
次第に熱に浮かされたように有紀の声に色が混じる。その証に秘所からは淫蜜が滴り始めた。
「いいよぉ・・・おねがい、もっと弄って・・・」
有紀の要望に答え肉襞をゆっくりと撫で回す。弄っていく程に淫蜜は量を増していった。
「有紀、ガマンできない。もう挿れるぞ?」
「ウン、きて狂介・・・」
指を抜き、入れ違いに剛直を有紀の中へと入れていく。
泉のように湧き出た淫蜜のおかげで狂介の肉棒は簡単に有紀の中へと入っていった。
「有紀・・・」
「狂介・・・」
対面座位でつながり、二人は見つめあいながら口付けあい、両手を握り締めあった。
「んぅ・・ちゅっ・・んっ・・んぅーー!!」
口と腰で繋がりあいながら愛し合う二人。
「有紀・・・有紀の中すごく気持ちいいよ。」
「あぁ・・僕も・・・気持ちいいの・・うぅぁ・・あぁっ!!」
狂介の肉棒はどんどんと奥に引き込まれ、狂介を締め付ける。


「有紀となら、ずっとこうしていたい。」
「本当?」
「あぁ。」
「うれしい・・・」
有紀のつながっている手に力が入る。
「動くぞ?」
「ウン、来て狂介・・・僕を狂介でいっぱいにして。」
狂介はその言葉に答えるように腰を動かした。
「うぁ!!・・はぁぁ・・・いい!!きもちいい!!・・・もっと・・もっとぉ!!」
狂介のピストン運動に快楽の声を出す有紀。
「狂介・・いいよ!!もっとしてほしいのぉ!!」
有紀は大きく腰を振り乱しながら狂介を求めた。
「オッケー!!任せな!!」
有紀の要求に確かにこたえるために狂介は精一杯腰を突き上げた。
リズミカルに腰を振る狂介に何度も膣奥を貫かれ有紀は身悶えた。
「有紀・・・もうイキそうなんだけど」
「はぅ!!・・・あぁん・・ウン・・・いいよ・・きて狂介・・・あぅ!!」
腰の振りを一層早め狂介は有紀を抱きしめる。有紀も狂介にしっかりとしがみ付き
狂介を迎え入れる。
「あぁ・・・クッ・・・有紀・・・イクぜ・・・有紀!!」
最後の力を振り絞り有紀を貫く、同時に有紀の中がキュッと締まり狂介も
己の分身から灼熱の奔流を流し込んでいく。
「あぁぁ・・・狂介のが・・・中にく・・る・・・」
お互いを深く抱きしめて息を荒げながらも求め合う二人。

「有紀・・・」
「狂介・・・」

「「もう一回・・・」」

二人の第2ラウンドが今始まった。


〜その頃一階では〜
山崎父「声が筒抜けだと言いに行ってやりたいなぁ。」
有紀父「よせよせ、追い出されるだけだって。」
山崎父「それもそうか。ハッハッハ!!」
有紀父「さっきまでいた升沢君は明日にでもパパになるんだろ?
    俺も孫が早く見たいね〜。」
有紀母「アラアラ、まだ早いんじゃない?」
山崎母「何言ってるのよ。あの子達、あんまり避妊とか考えてないのよ〜。 
    勢いでシてるんだから〜。」
有紀母「アラアラ、じゃあすぐに孫が見れるわね。」

「「「「楽しみだな(ね〜)!!」」」」

両親カルテットは自分たちの子供の異性交遊に多大な理解を示していた。







升沢「ミルクは人肌程度で・・・・オムツは蒸れない様に・・・・
   あっ!!どうも升沢啓です。俺パパになりますんで次回をお楽しみに〜!!」
 
                                         〜おしまい〜


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