説明書−初級編−

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始めに

まず、重大な注意があります。
参加にあたって、パスワードを設定する必要がありますが、
当方ではセキュリティ関係の責任は持てません。
従って、ばれても平気な無難なパスワードを使用してください (例:生年月日とか、あだ名とか)。

とりあえずこのページを読むと、「箱庭諸島2改造版、☆Hakoniwa R.A.☆」を始めることができるはずです。
操作方法がだいたいつかめたら、このページの後に中級編の方へ進んでみてください。
もっと細かい情報については、上級編に用意してあります。

また、箱庭諸島2との変更点については詳しい変更点をご覧下さい。

どんなゲームか?

「箱庭諸島2改造版、☆Hakoniwa R.A.☆」は、一人ひとつの島を持ちその島を開発していくという、
いわゆる、箱庭系のゲームです。 ただひたすら開発するだけでなく、お互いに協力しあったりする事も出来ます。

開発するためには計画を入力しなければなりません。
開発計画とは、農場を作ってみたり、荒地を整地したりする事です。これは、40ターン分まで先行入力できます。
そして、1ターンに1つの計画が実施されます。なお、1ターンは2時間置き(つまり1日12ターン) なので、
計画をあらかじめ40個入力しておけば、 3日間はアクセスしなくてもいいわけです。
しかし、不測の事態がいろいろと発生するので、頻繁にアクセスした方が有利です。
なお、計画が入力されていない状態で3日間強(40ターン)放っておくと、島が放棄されてしまいます。
他の参加者が開発している島も「観光」という名目で見に行く事ができます。
これは自分の島を持っていない人でもできるので、雰囲気を知るために見てみてはどうでしょう。
ゲームのトップページにある島のリストで、島の名前をクリックすると見に行けます。

      (島の名前をクリック)
            ↓
         (観光画面)

ゲームの目的

このゲームには「こうなったら勝ち」という条件はありません。
ただ、人口や経済力、軍事力等によって算出される総合ポイントによる順位が表示されるので、
その上位を目指すのが一応の目的となります。

もちろん、順位など気にせずにのんびり開発するのもありです。
「のんびり」と言っても、災害をはじめとする数々の困難が待ち構えているので、
そう簡単には行きませんが・・・

登録してみよう

自分の島を登録するには、ゲームのトップページにある、
「新しい島を探す」の所に、島の名前とパスワードを入力し、
「探しに行く」ボタンを押します。



すると、島が発見されます。



そして「トップへ戻る」を押してトップページに戻ると、
あなたの島が登録されています。



ところで、島の名前に(38)とか数字がついていますね。(この画像では28ですが・・。)
この数字は、島が放置されていた期間を表します。
あなたが発見するまで、ずっと放置されていたのです。

40ターン以上放置すると自動的に放棄になってしまうので、
そうならないためにみもさっそく開発計画を入力しましょう。
自分の島へ開発計画を入力しに行くには、
島の名前をクリックしてもダメです。
それではただの観光者扱いになってしまいます。
オーナーとして島に行く場合は、ゲームのトップページの最初の方にあった、
「自分の島へ」の所で島を選び、パスワードを入力し、
「開発しに行く」ボタンを押します。


  「開発しにいく」ボタンを押す
        ↓
      開発画面へ

計画の入力

開発画面の構成はこんな感じです。



真ん中のやつは見てのとおり地図です。
各hex(ヘックス、マスのこと)が何を表しているか、
そのヘックス位置の座標はいくつか、という情報は
ヘックスの上にマウスポインタを置くと表示されます。

島の情報

ここには、自分の島全体の数値的なデータが表示されます。
特に、資金食料には注意しなければなりません。
資金がないと何もできないし、食料が無くなると、
人がどんどん減っていってしまいます。

入力済み計画

1番から40番まで、すでに入力されている計画が表示されています。
ターンが進む毎に、1番から順番に実行され、順繰りに上に詰められて行きます。

計画入力欄

ここを利用して計画を入力します。
それぞれの要素について説明します。

開発番号

これから入力する計画が何番目に実行される計画かを指定します。
(入力済み計画欄の番号をクリックする事でも番号を指定できます)。

開発計画

実行する計画の種類を指定します。
農場整備整地など、色々な種類があります。
それぞれの意味については後ほど…。

座標

実行する計画を、どの座標のヘックスに対して行うかを指定します
(地図上のヘックスをクリックする事でも番号を指定できます)。
農場整備など行う場合には、「どこに作んの?」って情報が必要です。
(指定する必要のない計画もあります。資金援助等々)。

数量

計画によっては、「量はどのくらい?」という事を指定できます。
その場合、この数量欄で指定できます。
例えば、資金援助などは、「いくら援助すんの?」という情報が必要なわけです。

目標の島

たいていの計画は自分の島に対して行いますが、
他の島に対して実施する計画もあります。例えば資金援助などです。
この場合、相手の島の名前を指定する事になります。
(デフォルトでは、自分の島に設定されています。相手を指定する計画などはを入力する時は注意して下さい。)

動作

通常は挿入になっていて、計画を指定した番号の位置に挿入します。
でも、「その番号にある計画を上書き」したかったり、「削除」したい場合には
それらを指定します。

計画送信

このボタンを押すと、指定した計画が入力されます。
以上、ちょっと複雑に見えるかもしれませんが、要するに、
計画を指定して、計画送信ボタンを押すだけです。
続いて、地図にある要素計画の種類、
また島を襲う災害などの事を簡単に説明した後、
「序盤はいったい何をやったらいいのか」を説明したいと思います。

地図

島の地図は20×20ヘックスで構成されます
(地形1マスのことをヘックス(hex)と呼びます)。
地形には次のような種類があります。
なお、ゲーム画面上では、そのヘックスの上にマウスを置いてしばらく待つと、
その地形の座標と種類を知ることができます。
以下に、地形の一覧を示します。

普通の海と浅瀬があります。このままでは役に立ちませんが埋め立てをして陸地にすることが出来ます。
荒地 役に立たない土地ですが、整地をすると平地にすることが出来ます。
100〜2900人の人が住んでいます。村の人口は自然に増えていき、3000人に達すると町に昇格します。
3000人〜9900人の人が住んでいます。町の人口も自然に増え、10000人に達すると都市の昇格します。
都市 10000人〜20000人の人が住んでいます。都市の人口は自然には増えません。
周囲の都市の火災を防いだり、農場を台風から守ったりします。伐採して売ることもできます。
農場 ドーム型の全天候農場です。農場で人が働くと、食料を得ることが出来ます。
工場 工場では30000人が働くことが出来ます。工場で人が働くと、資金を得ることが出来ます。
採掘場を設備することができます。採掘場で人が働くと、資金を得ることが出来ます。
ミサイル基地 ミサイル基地を持っていると、その数だけミサイルを発射できます。
また、ミサイル基地は機密なので、観光者からには森にしか見えないように偽装されています。
防衛施設 周囲2hexに飛んできたミサイルを無効化することが出来ます。
しかし、防衛施設自身は、自分を守ることも、他の防衛施設に守られることも出来ません。


実はこれが全部ではありません。
しかし、当面は必要がないので、残りは中級編へ譲ります。
全ての地形、建物などの情報を知りたい場合は、地形一覧を見てください。

開発計画の種類

開発計画は、「自分の島へ」で島の開発画面を表示させたときに、
地図の左側にある計画入力欄から入力することができます。
すでに入力済みの計画は、地図の右側に表示されます。

計画は、計画番号、開発計画の種類、座標、目標の島、数量などを選択し、
計画送信ボタンを押すと登録されます。

登録された計画は、計画番号の小さい順に実行されます。

座標だの数量などいろいろあって複雑ですが、
必ずしもすべての要素が必要なわけではありません。
どの開発計画にどの要素が関係するかは、下の一覧表に書いてあります。
また、ブラウザによっては、自分の島の地図で、
目的の位置をクリックするとその座標が座標のリストボックス
にセットされます。また、地図の右に表示されている計画をクリックすると、
計画番号のリストボックスに対応する番号がセットされます。
開発計画には以下のようなものがあります。

開発計画 指定する要素 説明
資金繰り なし 特に開発は行いませんが、100億円を工面することが出来ます。
また、たまに開発進行委員会から、援助金が支給されることもあります。
この計画を行っている間は島を放置しているとみなされます。
整地(5億円) 座標 整地により、荒地などを平地にすることが出来ます。荒地以外にも、
いらなくなった農場などを陸地にある建造物を処分するのにも使えます。
埋め立て(150億円) 座標 海を埋め立てて、浅瀬にすることが出来ます。また、浅瀬を埋め立てて
陸地を作れます。ただし、周りに陸地がないと実行できません。
伐採(無料) 座標 島にある森を伐採し売却します。100本につき5億円で売れます。
植林(50億円) 座標 平地に森を作ります。
農場整備(20億円) 座標 平地に農場を作ります。
工場建設(100億円) 座標 平地に工場を作ります。
採掘場整備(300億円) 座標 山に採掘場を作ります。
ミサイル基地建設(300億円) 座標 平地にミサイル基地を作ります。
防衛施設建設(1000億円) 座標 平地に防衛施設を作ります。
食料輸出(10000トン) 数量 食料を売却します。10000トンにつき10億円で売れます。数量を指定すると、
数量×10000トン売れます。これを行ってもターンは進まないので、
得た資金を同じターン中に使うことが出来ます。
資金援助(100億円)
食糧援助(10000トン)
数量、目標 他の島に資金(食料)を援助します。このコマンドだけではターンは進みません。
数量を指定すると、数量×100億円(10000トン)援助します。
ミサイル発射(20億円)
PPミサイル発射(50億円)
STミサイル発射(50億円)
SPPミサイル発射(1000億円)
座標、数量
目標
目標の島へ各種ミサイルを発射します
(ミサイル基地、または海底基地が必要です)
ミサイルにはそれぞれ誤差があり、目標地点からその誤差以内の何処かに落ちます。
数量を指定すると、その数だけ撃つことが出来ます。
(費用はその分だけ掛かります。)
数量を0に指定すると、撃てるだけ撃ちます。


ミサイル→誤差2hexのミサイル
PPミサイル→誤差1hexのミサイル
STミサイル→誰が撃ったか表示されない
SPPミサイル→誤差なしミサイル。
島の放棄(無料) なし 島を放棄します。やるときは必ず入力するようにしましょう。


計画の種類もこれが全部ではありません。しかし当面は必要がないので、残りは中級編に譲ります。
また、全ての計画の種類を知りたい場合は、コマンド一覧を見てください

収入と食料消費


ちょっと複雑ですが、重要です。

住民は、働く場所(農場、工場、採掘場等)さえあれば、勝手に働いてくれます。
住民の働く場所が足りないと、失業者が他の島へ行ってしまいます。
常に余裕のある職場を確保していた方が良いでしょう。住民が働くと、食料資金を得ることができます。

100人が農場で働くと、1ターンあたり100トンの食料を得ることができます。
1000人が工場や採掘場で働くと、1ターンあたり1億円の資金が得られます。

働く場所が余っている場合には、農場に優先して人が割り当てられます
(食料は買うことができないのに対し、資金は食料を売って得ることが出来るからです)。
また、人口500人につき、1ターンに100トンの食料を消費します。
したがって、最低でも人口の20%は農場で働いていないと、
食料がだんだん減っていってしまいます。

なお、ターン終了時に食料が9999900トンを超えていた場合、超えた分は自動的に換金されます。
また、ターン終了時に資金が999999億円を超えていた場合、超えた分は捨てられてしまいます

災害


他の島とは仲良くやっていても、
自然災害や事故などが起こることがあります。
災害には次のような種類があります

火災 町、都市、工場は、 火災で壊滅してしまうことがあります。しかし、森に隣接している場合は起こりません。
津波 海に隣接している建造物などがやられてしまいます。隣接している海が多いほど、やられる危険性が高まります。
地震では壊れない程頑丈なミサイル基地や防衛施設でも津波にはやられてしまいます。
噴火 火山が突然噴火し、噴火した場所に山が出来ます。周囲も隆起します。
隕石 隕石が落ちてきて、陸に命中するとその部分が水没してしまいます。
1つ落ちるとつられていくつも落ちてくる可能性があります。
巨大隕石 巨大隕石が落ちてきて、落ちた場所を中心に2hex範囲内が壊滅してしまいます
地震 島全域の工場や都市に被害が出ます。 地ならしを使用したターンでは多少発生しやすくなります。
地盤沈下 島の広さが35000万坪(350hex)を越えると、島の重みで地盤沈下が発生することがあります。
そうすると、海に隣接している陸地が水没してしまいます。
怪獣 怪獣がどこかの町(村、都市)に突然出現します。 怪獣は退治するまで暴れます。
ただし、怪獣は人口50万人以上の島にしか興味を持ちません。
食料不足 災害、というわけでもありませんが、食料が不足すると住民が農場や工場、
ミサイル基地、防衛施設などに殺到します。殺到された場所は壊滅します。
埋蔵金 これは災害ではなくラッキーなんですが、
整地を行っている時に突然埋蔵金が発掘されることがあります(地ならしではだめです)。

最初に何をする?


漠然と「開発しろ」と言われても、何をしていいのかわからないかもしれません。
必ずこうしなければいけない、という事はありませんが、ここで序盤の進め方の一例を示します。

まずは農場

最初はとにかく、食料を確保するために農場整備です。
農場の周りには村ができる可能性があるので、
どうせなら人の全然住んでいないような平地の近くに作っておくといいかもしれません。

最初の人口はたったの1000人ですが、すぐに増えてくるので、
農場は3つくらいは用意しておいた方がいいでしょう。

人口を増やそう

平地があって、周りに人が住んでいれば、勝手に村ができます。
村の人口もどんどん増えます。平地が足りなければ、
荒地などを整地して土地を確保します。
しかし、いくら人口が増えても、働く場所を用意しないとごはんを食べるだけになってしまいます。
農場は一箇所1万人と少ないので、
工場を作りましょう。常に全住民が働いている状態がベストです。

軍備も忘れずに

人口が50万人に達すると怪獣が出てくるかもしれません。
また、怪獣に襲われなくても他の島に攻撃されるかもしれません。
そういった時に、最初からあるミサイル基地ひとつだけでは
なんとも心もとないので、資金的にはかなりの負担になりますが
ミサイル基地3基くらいは用意しておいた方がいいでしょう。

あとは各自の目標に沿って・・・

人口が順調に増え出して、働く場所も十分に用意できれば、資金に余裕が出てきます。
そうすると埋め立てなどで島を広くするなど、いろいろ出来るようになります。
島の景観にこだわるもよし、ひたすら人口を増やすもよし、軍事国家を目指すもよし…
ポリシーに従って島を開発してください。


もう少し詳細な説明は、中級編上級編でどうぞ