「蕾・・・・・・?」
部屋に蕾の気配がないことに愕然とする東雲。
不安で胸が痛む。息が出来ない。
しばらくして、蕾は部屋に戻ってきた。
「東雲?」
東雲の肩がびくりと揺れる。
蕾を見上げた東雲の目は狂気を含んでいた。
「東・・・雲・・・・・・」
東雲が立ち上がり、蕾を捕らえる。
そしてそのまま無理矢理口付けた。
「んっ・・・・・・」
「蕾・・・行かないでおくれ・・・どこにも・・・・・・」
蕾には、東雲の手を振り解くことなどできなかった。
この弱々しく震える手を。
蕾を求めてやまない手を。














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入れたかったんですけどね・・・暴走東雲。



2005/11/2


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