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別冊II

柴崎が愛しい。それに尽きる。

[8/10 20:43]
最初、公開するか悩みつつも書きなぐった感想、というか思ったこと。
まだネタバレ感想あげるには早い時期かもしれないし、
叫ぶだけ叫んだので恥ずかしい部分もあるけれど、折角だから公開。
***
畳んだ先は、ひたすら叫ぶばっかりの感想です。
読んだ直後に思ったことを打ちまくったから読みづらいと思います。

続き
>タイムマシンがあったら
堂郁ウェディングの話がちらちら伺えてひゃっほう!
やっぱり寿子お母さんは王子様、で態度が緩和したのねw
一度食いついちゃえば、良い男だし良い旦那様だからお母さんも文句なかろうw
緒形さんの話はすごく切なかった。
怠惰なまま仕事をして、心底愛してた恋人と別れなくちゃならなくなって。
別れのくだり、せつな過ぎて涙出そうになった。
進藤さんともいがみあってた、っていうか進藤さんが嫌ってたなんてなあ。
そりゃあ良化隊員だったなら元敵だから仕方なかったのかもしれない。
良化隊との戦闘後、認めた場面がちょっと微笑ましい気分だった。
折口さんのインタビューではものすごくドキドキした。
あの後、緒形さんに会いに行ったんだろうなあ、とか。
折口さんも動いてくれたらいいなあ、とか。
大人の恋愛を応援したくなるラストでした。

>昔の話を聞かせて
堂上夫妻に胸キュン!
職場で蹴り入れちゃう夫婦モードに萌えた。
そんでもって、「覚えてろよ、お前」って!どS!
で、手まり寿司でロシアンルーレットしちゃうって予想にも吹いた。
小牧は本当に毬江ちゃん大好きだなあ。「殺すよ?」ってwww
でもそんくらいあからさまに毬江ちゃんを愛してるところが良い。
投げっぱなしジャーマンって!義兄さま方になに教わってるの旦那様!
姫抱っこ!言いふらせるネタになるくらいやってんのね!
標準より軽いのかー。やっぱりなー。
家だと涙腺緩くなる奥様萌え。そんで大慌てで平謝り旦那様に萌え。
昔話ねだっちゃう奥様に更に萌え。
旦那様、恐ろしいほどに酒が強いことが判明。
強いとは思ってたけど、そんなにか……。
そりゃー堂上家は酒飲み家族だろうよw堂上父も完全に強い人の言動だったしw
小牧と無茶したりかみ合わなかった時代の話は面白かった。
ラスト。
『女としても充分上等なのに、』
『「戦闘職種で足引っ張ってるかどうかで泣き出すようなところが~」』
完全に陥落。激甘夫妻にご馳走様。

>背中合わせの二人
シビア!容赦ない!
それこそ業務部の女の子じゃないけど、「なんで柴崎がこんな目に」って思った。
途中、同室の子、怪しい?ってちらっと思った予想が当たっててびっくりして、
その予想を上回って余りあるえげつなさと容赦なさにぞっとして。
柴崎が酷い目にあってしまったのも苦しくて悲しくて。
なんで、なんで柴崎がこんな目に合わなきゃいけないんだろう、って。
でも、手塚が迎えに来てくれてよかった。
手塚の登場はまるで正義の味方か王子様だと思った。
柴崎にとって絶対的に信頼できて、そしてその信頼を裏切らなかった手塚は、
本人達は否定するだろうけど、柴崎のヒーローだ。

「大事にして!~あたしもあんたのこと大事にしたい!」
このくだりの前後は泣きました。
柴崎は、シアワセだと思う恋愛も友情も育めなかったんだろうことを想像して。
その叫びが痛々しくて悲しくて。
でも、やっと吐き出した心の奥底からの叫び。
見つけてもらえて、やさしく受け入れてもらえてよかった。本当に。
シアワセになれるよ、二人とも。

まさかとんとん拍子で結婚式見れると思わなかったけど!w
合間合間に垣間見える堂上夫妻にも笑ったし萌えた。
ベッドの上でバク宙って篤さんなにやってんのー!
三十路過ぎてんのに、なんか可愛いというか阿呆だw愛すべき馬鹿がいるw
(でもうちの父も四十すぎてから似たようなことやってる…
(バスケのゴールつかんで見せてくれたことがあって、
(その後、バク転やって見せようとして転んでるんです。
(実はその時、指を切って怪我してて、何針か縫ってる状態だったそうで。
(身内だから容赦なく言える。阿呆だ……!

とにかく、不器用な柴崎と手塚が愛しくて、堂上夫妻が微笑ましくて。
皆幸せになれてよかった。
堂上夫妻に、今までなら絶対漏らさなかった、「二人がうらやましかった」ってことを語ったところ、すごく嬉しかった。ああ、そんなに素直になれるくらい幸せなんだって。
本当に本当によかった。

***
柴崎は今回の事件は想像を絶するほどしんどかったと思う。
でも、手塚が傍に居るから大丈夫だって信じていいよね、というか信じたい。
物語の中だもの、大丈夫だって信じたい!
それで、堂上夫妻に負けず劣らず仲良くて幸せな夫婦になればいい。