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司5 (3)

◆aPPPu8oul.氏

にやりと笑って、胸の谷間に吸い付く。
「っふ、やっ…あ……」
じっくりと舐め回し、色付き立ち上がった乳首を口に含む。吸い付き、舌でこね、歯を立てる。
空いた手でもう片方の胸ももみしだき、指先で乳首をいじってやる。
「…っん、ひゃあ…んっ……」
やっぱりこちらの方が性にあっている。司にしてもそうだろう。
いつも最初は抑えてしまう高い声が、今日ははっきりと聞こえる。
存分に胸を弄んで顔を上げると、すっかり惚けた顔でこちらを見ている。
いい加減に服を脱ぎ捨てて、体を後ろにずらした、
「…お返しだ。もうちょっと我慢しろよ」
言って司の腿を持ち上げて、片足をソファの背もたれにかけさせる。大きく開かれた脚の間は、予想通り。
「や、せんせ…恥ずかしいっ……」
「…こんなにびしょびしょじゃ恥ずかしいよな…俺のをしてて、興奮した?」
花弁を開いてやると、膣口が愛液に濡れてひくついている。
「……う、ん……」
恥ずかしげに絞り出した声に満足げに笑って、次はどうしてやろうかと考える。まぁ、お返しだろう。
「ふ…やっぱ司はこっちの方が合ってるな」
「何言っ…ひゃっ……あ、や……は……」
上下線を舌でなぞり、愛液を舐め取る。膣口に口をつけてすすりあげると、びくりと腰が跳ねる。
「っや、あぁっ……っは、はぁ、はっ…はぁ…」
息が乱れているようだが、もう一押し。膣口を舌でつつきながら、陰核を指で弄ぶ。
「…あ、だめっ…や、やぁっ、せんせぇっ……!」
司の手が頭を抑える。快感に震える腰を引こうとするが、太ももを抱いて抑える。
「ん…舐めても舐めても出てくるな…」
口を離し司の羞恥心を煽って、指を入れる。膣壁を押し分けて、中をほぐすようにぐるりとかき回す。
「っ、や…ぁ…はぅ…んんっ…」
「……いい声だ……」
司の背がしなる。ソファにかけさせた腿の内側に舌を這わせて、責めを再開する。


水音をたてて抜き差しを繰り返し、親指では陰核を弄り続ける。
「ひ、やぁっ…あぁっ…だめ、だめぇっ……!」
苦しげな息の合間を縫うように喘ぎ続け、全身が小刻みに震える。
さらに激しく指を抜き差しし、陰核を強くつまむ。
「っあ、ひぁっ…あぁぁぁっ………!」
悲鳴のような声とともにびくびくと体が跳ね、膣が指を締め付けて、勢い良く愛液が零れる。
「は、はぁっ…はっ……ふ…せん、せぇ…」
指を抜いて目線を合わせるように体を伸び上がらせると、涙で潤んだ目に捕まった。
「せんせっ…も…やだ…」
泣き声を可愛いと思うあたり、自分の性癖も多少歪んでいるかもしれない。背に腕を回される。
「ん…やだって、何が嫌だった?」
朱に染まった首筋にキスをして、できる限り優しく、頭を撫でる。背もたれからずり落ちた足が、腰を挟む。
「だって、先生の顔も見えないし…指だけで…」
可愛いことを言ってくれる。それでもからかいたくなるのはどうしようもない。
「口も使ったんだけどな」
むっとした表情を浮べた司の手が、耳をひっぱる。
「いてててて。悪い、ごめん」
やっと耳を開放されて、羞恥に消え入りそうな司の言葉に耳を傾ける。
「…だけど…それだけで、い…っちゃう、のは…やだ」
「司も手と口でイかせてくれただろ?お返しだよ」
本当に、それだけのつもりでやったのだが。司にはどうも報復のようにとられたらしい。
「……う……先生は、嫌だった?」
思わず苦笑する。この顔の近さで見つめられて聞かれると、正直に答えるほかない。
「いや、嫌ってことはないけどな…その、おれもやっぱり司といっしょだよ。
 一方的にされるよりは、一緒に気持ちよくなりたいな」
照れくさそうに笑いかけると、はにかんだ笑みを返してくれる。ついでに囁かれる言葉は、可愛くて仕方ない。
「うん……じゃあ、くれる?」
「もちろんですとも、姫」
笑って、再び力を取り戻した肉棒を膣口に押し当てる。
「…あ、今なら証明できるな。司しか見えてないって」
ぴく、と震えた司の潤んだ目が、不思議そうに隆也を見る。
「…正直、キスだけで勃っちまうんだよ……これは司が好きでしょうがないってことだよな」


照れ笑いばかりしていて、十代に戻ったようだ。
「…俺も、キスだけで……濡れちゃう…」
あぁ、もうどうしようもない。いくらでもキスしてやろう。
はにかんだ司の頬に手を添えて、唇を食む。そのままゆっくりと腰を進めて、熱い膣の中へと肉棒を押し込む。
膣内のぬめりと躍動は受け入れるようにも拒絶するようにも感じられる。ただそれが、たまらなく気持ちいい。
「…ん、んぅ…っ……んむ…」
「ん…んむ……ちゅ……」
声をあげたがる司の口を塞いだまま、根元まで押し込む。
「…っは、はぁ……は…んぅっ…」
口を離すと、すぐに鼻にかかった高い声が漏れる。
「ん…司の中、すごいな…絡み付いてくる…」
その肉壁を押し分け、腹側のざらざらしたところをこすり上げる。頭に突き抜けるような快感。
「…っく……は……」
「ん、あっ……は…はぁっ……あ…ん、せんせぇ……」
喘ぎ声に耳を傾け、しばしゆっくりと腰を振り続ける。
しかし絡みつく膣壁と、わずかに揺れ始めた司の腰の動きに快感が高まり、びくりと肉棒が跳ねる。
「司……は……いく、ぞ…」
しっかりと司を抱きしめて、徐々に腰の動きを速め、内部をえぐる様に突く。
「は…んっ、や…あ、あっ……ふ、くっ……あぁっ…!」
できる限りの力で持って腰を打ちつけ、押し開いても押し開いても締め付ける膣をえぐる。
それに応えるように膣はより激しく複雑に収縮を繰り返し、お互いの性感を高めていく。
「ひゃ、せんせっ…は、あっ…せんせぇっ…!」
がくがくと司の膝が震え、背に回された腕に力が入る。
「ん、司……一緒に……っ」
「ふ…うんっ…」
司の返答を待たずに腰を打ちつけ、絡みつく内部を犯しつくす。
快感が全身をかけめぐり、肉棒の膨張も限界に達する。
「あっ、だめっ…せんせっ…ひゃ、あっ…あぁぁぁぁぁっ!」
悲鳴とともに膣は暴力的な締め付けで精液をしぼりとろうとし、それに抗いきれず最奥に精を放つ。
「…っく……は…はぁ……」
びくびくと跳ね、蠢き続ける肉棒と膣に追い討ちをかけられながら、互いを抱きしめあい息を整える。
「はぁ、は…は……せんせ……」


濡れた目が隆也を見つめる。この顔は誰にも見せたくない。
「は……司……好きだ……」
頭を撫で、頬にキスをすると、同じように頬にキスを返される。
「ん、俺も…先生が好き……」
顔が緩むのを抑えきれない。ようやく落ち着いた肉棒を抜き、司の体を抱き起こして座らせる。
力なく体を預けてくる司を抱きしめてぼんやりと考える。
抱き心地のよい体はまだ火照っていて、重ねた肌の間を汗がつたっていく。
まだ外は明るい。冷房の効き始めた室内は涼しくて、このままでは風邪をひきそうだ。
「…一緒に風呂、入ろうか」
頭を撫でながら何の気なしに言うと、司に耳を引っ張られる。
「……やだ」
さて。どうやって納得させようか。
とりあえず謝って、なだめて、あとはいつものように真面目にお願いしたら、きっと聞いてくれるに違いない。
3Rは無理だろうが、今日は存分に可愛がってやらなければ。
でないと、いつまた今日のように「可愛がられ」るかわからない。
そのときは今日のように返り討ちにしてやろうと、腹の中では決まっているのだが。

                      とりあえずおしまい


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