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年初めより姫始め 2

実験屋◆ukZVKLHcCE氏

『煩悩魔人 狂介』VS『巫女戦士 有紀』の戦いの火蓋が斬って落とされた。

「えいっ!!」
有紀はお祓い棒を振りかぶって叩き付けた。
「フフフ・・」
しかし狂介は余裕の笑みで笑って返した。
「まだまだ、えいっ、それっ!!」
有紀は何度も狂介の胸板を叩く。しかし、狂介にはまったく効いていなかった。
「な、なんで?」
「ヌハハハハハハ!!まだ分らないか?」
そう言うと狂介は有紀からお祓い棒を奪い取った。
「あぁ・・・返せ!!」
有紀はお祓い棒を奪い返すために狂介に組み付いた。
「返してよぉ〜。」
狂介をポカポカ叩いてお祓い棒を奪還しようとする有紀。

と、その時!!

「おりゃー!!」
「きゃっ!!」
狂介は有紀を抱きかかえながらベッドへと倒れこんだ。
「やだ・・・ちょっと・・・いやっ・・・」
マウントポジションをとり、仰向けの有紀を組み伏せた狂介。
「俺に取っちゃ有紀の攻撃は気持ち良い以外の何物でもないのだ!!
 初めから有紀に勝ち目は無かったのさ。ハハハハハハハハハ!!」
「そんなぁ〜・・・」
「さて・・・それでは。」
狂介は両手を合わせた。戦いに敗れた巫女さんの末路は一つ・・・

「いただきマンモス!!」


狂介は有紀の巫女装束に手をかけた。
「あんっ、やっ・・!!」
白い羽織を肌蹴させ上半身を曝け出す。下着は付けていなかったが
有紀はいつものサラシを巻いていた。
「さてさて」
狂介の手がサラシを取り去りにかかる。
「いや・・・やめっ・・・」
有紀の瞳から涙があふれてきた。
「!!」

(狂介の頭の中)
理性「バカ野郎が!!有紀を泣かせてどうするんだよ!?」
煩悩「悪い、調子に乗り過ぎた。どうしよう、どうしよう?」
理性「このままやるって訳にもいかないしな・・・」
オンディー「・・・(キャンディ舐めてる)」

理性・煩悩「「謝るぞ!!」」


「有紀・・・。」
狂介は有紀の耳元でそう囁くと頬にそっと口付けた。
「あ・・・」
「ゴメン。有紀が嫌がることは絶対しないから・・・もう止めようか?」


「えと・・・その・・・」
有紀はいきなり態度の変わった狂介に戸惑った。
「だからさ・・・・泣かないで。」
そう言った狂介は有紀の頭をなでおろした。

「・・・・ゴメンなさい。」
「ん?」
謝り返された狂介は聞き返した。
「わかってはいるんだ・・・狂介ももっと・・・エッチな事したいって・・・・
 でも、僕のせいで・・我慢させてるんだって・・・・だから・・・。」
「イヤ別に・・・」
否定はするものの少しだけはそう言った趣向も求めている自分がいるため最後まで言い切れなかった。
「こういう格好したら・・ちょっとでも・・・そんな事が出来るかなって思ったんだけど。」
徐々に顔を高潮させながら有紀は俯いていく。
「僕・・狂介が大好きだから・・狂介が望む事は何でもしてあげたいの・・・・
 それなのに・・・いつも、いつも・・・狂介に我慢させて・・・・ゴメンなさい。」
俯いたまま有紀は何も言わなくなった。泣いてはいないものの身体は怯えて震えていた。
「はぁ〜・・・」
狂介はため息を一つつくと有紀の頭をポンポンと撫でた。
「確かにそういう気持ちはあるよ・・俺も男だもん。でもさ、お互いの気持ちがOKで初めて  
 そういうのってやるべきじゃない?有紀がいやなら怖がらせてまではしないよ。」
「狂介・・・」
有紀が不安そうに見上げてきた。狂介は笑顔でそれを見つめる。
「有紀の巫女さん姿、キレイだよ。」
その一言で有紀は決心したかのように叫んだ。

「僕・・もっと頑張る!!」


「ゆ、有紀?」
「狂介が褒めて優しくしてくれるのに、僕は何もしてあげてないもん。
 怖くない、怖くないから・・・・狂介・・・お願い。」
「有紀・・・」
有紀の一生懸命な視線に狂介は観念した。
「わかった。でも無理そうなら、すぐ止めような?」
「無理じゃない、怖くないもん!!」
「ちょっ・・あぶな・・!!」
「きゃ!!」
勢いよく起き上がった有紀は体制を崩しベッドから転がり落ちそうになった。

バタン!!

「いってー・・・マジ痛い・・・」
「ゴ、ゴメン狂介。」
狂介は有紀を抱きかかえながら床へ落下した。
「有紀ケガ無い?」
「僕は大丈夫。狂介こそ・・」
「安心なさい。俺は鍛えてますから。」
「良かっ・・・た・・・あんっ・・」
「どうした?」
有紀の様子がおかしいと感じた狂介。顔を起こしながら有紀の方へと顔を向けた。
「ゲゲッ!!」
なんと、狂介のズボンから膨れ上がりはちきれんばかりになったアレが有紀の巫女装束の赤い袴の
股間にジャストフィットしていた。



まぁ・・・騎乗位だよね・・・・格好は。


「わわわわ、悪かった。今すぐ・・・イテッ!!」
起き上がろうとした狂介が顔を歪めた。
「どうしたの?」
「・・・・腰打った・・・。」
作者と同じく若くしてヘルニア持ちに・・・イヤイヤ、どうやら腰の打ち所が悪かった狂介。
有紀を上に乗せたまま動けないという醜態を晒してしまっている。
「大丈夫!?動ける?」
「なんとか・・・。」
痛みを顔に浮かべる狂介を心配した有紀は起き上がろうとした狂介をそのまま組み伏せた。
「オイ有紀・・何を・・・」
「僕が動くから狂介はそのままでいいよ。」
「はい?」
いまいち状況が把握できない狂介。そんな狂介を尻目に有紀は狂介の股間をなぞり始めた。
「巫女は神様に仕えてるけど、僕は狂介に仕えたいから。」
「うくっ・・・待てって・・そんなにしたら俺のイージスがジャスティスに・・・うっ!!」
そう言ってる間に狂介の社会の窓からジャスティスになったイージスが・・つーか
完全にインフィニットジャスティスなったセイバーが有紀の手によってお目見えした。
「よいしょ。」
有紀は袴の帯をはずして袴を半分だけ脱いだ。案の定何も穿いていなかった。
「ノーパンだったのかよ。」
「ウン。だって何も穿かない方が着やすかったし。」
「にしてもさ・・・昔ならさ・・・ふんどし・・・ぐはっ!!(鼻血)」
ふんどし姿の有紀を想像して鉄分の香りが鼻腔を支配した。
「もう・・・バカ・・。」
有紀はそんな狂介をほっといて、ゆっくりと秘裂を狂介の亀頭にあてがった。
「あぁ!!うぅ・・・ん!!」
いつもとは違った異物の混入感に戸惑いながらも有紀は狂介の肉棒を飲み込んだ。
「はぁ、はぁ、全部入ったよ。ほら見える?ココ全部くわえ込んでる・・・」
「言わんでいい。でも・・・気持ちいい。」
下から突き刺すのではなく、上から咥え込まれるという初めての感触に狂介の肉棒は
すぐに反応を示した。
「うぁ!!・・・狂介のが・・僕の中で・・・どんどん大きくなってる。」


それこそインフィニット(無限)に膨張を続ける狂介の肉棒。
「有紀のが気持ち良いからだよ。動いてみて?今回は俺もあんまし動けないから。」
「う、うん。わかった。」
狂介の期待に添えるように有紀は腰を動かし始めた。
「あ、あぁぁぁ・・・んっ!!・・・はぁぁ!!」
分らないながらに有紀は腰を振って快感を求めた。
「うっ、・・・いいぞ有紀・・・もっと強く。」
「やっ・・・あぁぁ・・あんっ!!」
有紀の秘所が狂介の肉棒を思い切り締め付ける。
「んぅ・・ひゃぅ・・ふぅぅ〜・・・きょ・・う・・すけぇ・・・」
腰を振り乱しながら虚ろな瞳で狂介の名前を呼ぶ有紀。
「有紀・・・」
狂介はさまよう有紀の両手を掴み、しっかりと握ることでその呼びかけに答えた。
「はぁぁぁ〜、いいの、凄く気持ち・・いいの!!・・狂介・・は・・?」
「俺も・・気持ちいいよ。」
「あぁ・・よかっ・・た・・・はぅぅ・・んぁ!!」
有紀の締め付けが強力になった。どうやら絶頂を迎えたらしい。
「は・・はぁ・・・はぁ・・・・あんっ・・・あぁ〜」
有紀は狂介と繋がったまま狂介の身体へと倒れこんだ。
「イったみたいだな。」
「うん・・・でもまだ大丈夫だから・・・。」
有紀は再び行為を再開しようと身体を起こした。
「ちょい待ち・・・ふんっ!!」
狂介は強引に身体を起こしながらベッドの端に寄りかかった。
「狂介、無理しちゃダメだよ・・。」
「この位なら平気、平気。」
狂介はそのまま有紀を抱えるような体制に構えなおした。
「後はヨロシク。今の俺はコレが精一杯。」
「うん。いくよ。」
狂介の首に手を回して有紀は再び腰を動かし始めた。


「んんっぁ!!ああああっ!!ふっ・・・くぅ・・あぁん!!」
絶頂を迎えたばかりでまた動いた為に今度は痛みも有紀に襲い掛かる。
「あぁぁ・・・んぅぅ!!・・やぁ・・くぅ・・」
「有紀。」
「んぅ!!」
有紀の痛みを感じ取った狂介は有紀をそのまま抱きしめてキスをした。
「うむ・・ふぅぁ・・ん・・きょ・・うすけ・・・んあ・・」
狂介の舌が有紀の口腔内を縦横無尽に這い回る。有紀の口腔もそれを受け入れて
思うがままにされている。
「むぅぅ・・んぅぅ〜・・あん。」
「動けるか?」
狂介が心配そうに有紀に聞いた。
「あぁ・・う、ん・・・ぼ・・く・・・・頑張るから・・・ああぁ!!」
有紀はただ上下に腰を振るのではなく狂介の肉棒を根元から咥え込む様に横にも
腰を捻りながら狂介を堪能する。
「ひぁ!!うぅぅ・・・はぅ・・・くぅ・・・」
「いいぞ有紀。俺・・・イク・・・限界・・が・・」
狂介の息遣いがどんどん荒くなっていく。
「きて・・狂介・・・いっぱい・・いっぱい・・僕に出して・・・あぁぁ!!」
「ぐっ・・・あぁ・・有紀!!」
怒号とともに狂介が肉棒から精をぶちまけた。
「あぁぁぁん!!・・・きた・・・狂介のがいっぱい・・・・い・・っぱ・・い。」
有紀は力を使い果たしたのかそのまま狂介の胸へともたれ掛かった。


「あぁ・・・コレは気持ちいい。」
一勝負終えた二人。今は狂介が有紀のひざに頭を乗せて膝枕をしてもらっていた。
「フフ、よしよし。」
有紀は狂介の頭を撫で髪をすいた。
「いや〜今回は俺の完敗だ。すっかり巫女さんに浄化していただいて。」
「狂介が喜んでくれたなら、僕はそれだけで嬉しいよ。」
「そうか?ハハハハハハ・・・・ハハハ・・・ハ・・・」
とか言いながら狂介の手は巫女装束の羽織の隙間に伸び、サラシに覆われた
有紀の胸を触っていた。
「うーーん。コレもなかなか気持ちがいい。」
「って、全然浄化されたないじゃん煩悩!!」
有紀は狂介の腰に手を入れると思い切り持ち上げた。

「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!イデデデデ!!!腰が・・腰がぁぁぁ!!!」

この後、大事には至らなかったが一週間のコルセット生活を余儀なくされた狂介だった。

                                       〜おしまい〜


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〜おまけ〜
(レオの胸にしゃぶりついている葵を見ながら・・・)
升沢「俺も片方飲みたいな・・・」
レオ「・・・葵ちゃん、ちょっと待っててね。(ベッドに葵を置く)」

レオ「バーンナックル!!」
升沢「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!二度もこんなオチかよ!!」

                                       〜ほんとにおしまい〜


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