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ボクの彼氏 3

8_39氏

薄暗い部室、いつもはいっているのに、なんだかどきどきする。
「涼くん、入ったよ。何処にいるの?」
「おお、ここだよ、奥だ」
奥の更衣室から声がした。

シャワーを浴びて、タオル1枚を腰に巻いた涼くんが出てきた。
引き締まった体つき。
絞ったウエスト、逞しい肩幅・・・。
裸なのに、男の子に見える、その体。
やっぱり、男の子みたいだよ、涼くん。

「なんだ?オレの体に何かついているか?」
「ううん。ただ、かっこいい体だなあって思っちゃった。」
「あれ、ひょっとして、オレに抱かれたくなったのか?なんちゃって」

もう、どきっとするこというんだから。
でも、なんだか、この雰囲気・・・。

「よお、有紀、こっち来いよ。」
ボクは言われるまま、涼くんの横に座る。
すごく、緊張する沈黙、なんか言わなくっちゃ、でも言えない。
隣の涼くんから、すごい男のにおいがする、涼くんホントは女の子なのに。

「有紀?」
「ん?」
次の瞬間、ボクは涼くんの逞しい腕に引き寄せられていた。
拒否するとか、声を出すとか、そんな暇もないくらい、と言うより、涼くんのすごいキスで、ボクの頭の中は真っ白になっちゃう。
涼くんの舌が、ボクの舌に絡みつく。
ぐいぐいと、ボクの中に入ってくる。
ああ、そんなにされたらボク、おかしくなっちゃうよお。

涼くんの右手が、ボクの背中からウエストを伝って、前に回ってくる。
夢と一緒だ。
でも夢と違うのは、ボクが男の子だってこと。
やばい、やばいよお、ばれちゃうよお。

ウエストから前に回ってきた涼くんの右手は腰のラインをボクの股間へと進んでくる。
「ああ、だめだよお。涼くうん。」
だけど、気持ちいい。
このまま、ああ、このまま。
でも、もう限界、ばれちゃうよお。助けてえ。


涼くんの右手がボクの股間のものへとたどり着いた。
ばれる・・・やばい。
涼くん、怒るかなあ。
「へえ、なんだあ。」
あれ?軽いリアクション?
「有紀、お前、男の子だったのか?」
「うん。ごめん。言わなくちゃって思ったんだけど、言いそびれて。」

「あやまる必要ねえよ。似たもの同士じゃん、オレたち。」
「オレが女で、お前が男。まあ、オレはどこからどう見ても男にしか見えなくて、お前は、有紀はどこから見ても女にしか見えねえ。」
「これで、思いっきり、お前を愛することができるぜ。」
そう言うと、涼くんは、今まで以上の強い力で、ボクを抱き寄せてキスをした。すごい、涼くんの舌が、ボクの口の中で暴れてる。

んあああっ。
ボクは自由がきかない。
涼くんの指が、ボクの体を這い回る。
声が出ちゃう、気持ちいい。
涼くんに犯されてる・・・そう思った。

ボクも、がんばらないと・・・男の子だし(?)
ボクは、涼くんの厚い胸板(乳房?)に舌を這わせる。
筋肉質で固いその胸はまるで男の子。
きれいなきれいな男の子の体。
「んああ。うまいじゃねえか、有紀。」

「もうがまんできねえよ。」
そう言うと涼くんはボクを、押し倒す。
ボクのセーラー服のリボンを抜き取ると、セーラーの上着を脱がせようとする。でもうまくいかないみたい。
涼くんは力任せにボクのセーラーを剥ぎ取る。
ビリビリッ。
ボクのセーラーが涼くんに破かれて、ボクの乳房があらわになる。
「ああん、涼くん、乱暴にしないでえ。」
「はあはあ。何言ってんだ。もうビンビンだぜ。興奮してんだろ。」
涼くんの息づかいが聞こえる。
興奮しているんだ。
犯される、ぼくはそう思った。
ボクは、女の子にしか見えないホントは男の子のボクは、男の子にしか見えない女の子の涼くんに犯されるんだ。
「そろそろ入れようか?有紀。」


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