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!早く早く!!」
「ちょっと待ってよ、!早いってッ」
「集合時間、とっくに過ぎてんだよ!?」
「嘘!?」
 入学式に遅刻なんて前代未聞だ。体育館に入った時には、中にいる人達の大半の視線は私達に向けられていた。
「それでは、今年度の入学式を行います。一同、起立!」
 私とは同じ小学校から同じ中学校へと上がった。私達の新しい一歩が始まろうとしている。今度こそ、ちゃんとした恋愛をしたいと思った。

「あー!終わった終わった」
「でもうちらこれからクラスに分かれてクラス活動でしょ」
「あー…面倒臭いなー」
 クラス割りは教室の前に張り出されているみたいだった。同学年の子たちが我先にと体育館から出て行く。
「私らも行く?」
「うん」
 行く途中にすぐさま道に迷った。近くを歩いていた先生に道を聞いてやっと教室に辿り着く。小学校とは桁違いの校舎の大きさだった。クラス割りが書いてある模造紙の前には人だかりができていた。書かれている名前の中から自分のを探す。
「あ、私のあった。B組だって」
「…あったあった!わ、離れちゃったよ…Cだ」
「あちゃ…」
 私達の小学校は人数が少なかったものだから、いつも一クラスだった。だからこういうクラス割りなんかも全然慣れてないから、少し緊張している。