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高校DAYZ 08
「…眠い」 そう呟いてみた。 分かってる。 本当は、こんなこと言ってる場合じゃないんだって。 でも、昨日は一睡も出来なかった。 『もういいよ!!なんか知らない!!』 昨日のの言葉を思い出して、胸が痛くなった。 なんであんな自分勝手なこと言っちゃったんだろ。 はあたしの恋を応援してくれてたのに…。 なにが友達が多いのが取り柄だよ…。 傷つけてたら……意味無いよ。 ガラガラッと音を立てて、教室の重い戸をあけた。 最近は、君にあえるのが嬉しくて。 と恋バナするのが嬉しくて。 重いだなんて感じたこと、無かったのにな。 今は…すごく重い。 「おはよ…」 入って直ぐのところにいた友達にそれだけ言うと、あたしは自分の席に、重い足取りでついた。 今日はなんでこう重力が強いんだろう。 「おはよ〜」 そう聞こえた声にびくっとした。 …だ。 どうしよう…声かけようかな…でも…。 そう思いながら、ずっとを見ていると、気づいたのかチラッとこっちを見た。 「…っさ」 『!』 そういって声をかけようとした。 けど…は少しだけこちらを睨むようにみて、自分の席に座った。 ズキズキする。 胸だけじゃない。 頭も、お腹も、体全体が痛い。 でも、この苦しみは、失恋が怖くて君に嘘言った、私への罰なんだ。 に自分勝手なこと言って、傷つけた分の痛みなんだ。 だからしょうがないんだよ。 我慢しなきゃ。 それから、案の定ギリギリに教室に入ってきた君も含め、私達3人の空気は散々だった。 クラスのみんなも、うすうす分かってるみたいで、あえて突っ込んでくる人は居なかった。 そんなこんなで。 今日は一日授業も全然頭に入らなくて。 変わりに罪悪感の比率だけはどんどんどんどん増え続けて。 結局にも君にも話しかけられずに放課後になっちゃった。 「もう…やだ。」 そう呟いて、誰も居なくなった教室の机に突っ伏した。 ほんとは、後悔して、ウジウジするんじゃなく、ちゃんと謝って、君にも気持ち伝えて…それが一番だって、頭では分かるのに。 なんで今、今。この足は、この口は動かないんだろ…。 「…?」 その声にびっくりして顔を上げた。 もうみんな帰ったはずなのに…だれだろう? そう思って入り口に居るその人をみると…倉多君だった。 「倉多く…」 「なに?どしたの?」 そういうと、倉多君はこちらへポケットに手を突っ込んだまま近づいてきた。 「や…特にたいしたことは…」 「と香山の話?」 「へぇ!?」 わ、今変な声出た。 ていうか…え、なんで倉多君が知って…。 「今日、3人とも様子おかしかったじゃん。」 ば…ばれてたのか。 「どしたの?」 倉多君は、隣の席の椅子をギッとひくとドカッと座った。 witten by 皇有捷寿 ← → |