東京銭湯レポート16

東京浴場 Google Map

東京浴場(とうきょうよくじょう)/品川No.33

レポート

仕事が終わり18時30分に会社を出た私は、横浜市からJR京浜東北線に乗り、
電車で座って銭湯マップを見ていると、物珍しそうに見てくる人もいたりする。
本日の銭湯はJR大井町駅から行ける東京浴場にしようと決め、携帯電話で
Googleアプリを立ち上げて住所を打ち込む。
風邪が会社で流行っていて少しだるかったせいか、間違えて住所を打っていて、
銭湯に訪れたところ休みで、東京浴場の休みが変わったのかと思い無駄足
だったなぁと思ってたところ、ここは花の湯だと分かった。結局、花の湯は2日後に
訪れることになるのだが、本日はここから軌道修正して東京浴場に向かう。

初めて「東京浴場」の外観を見た時から期待した。ここは東京の歴史ある銭湯だと。

昔ながらの建物に煙突、破風造りに松の木がかかり日本の和を際立たせ、
品川区にもこのような銭湯がまだ残ってたんだなぁと感動した。下足箱のある
場所にはお花畑の写真が貼られていた。待合室には新聞が3紙置かれ、
雑誌も置かれている。将棋盤や小さい子供が遊べるおもちゃも少しあった。
壁には青梅市に住む竹内氏のお遍路銭湯のスタンプ帳が額に飾られていた。

フロントのおじさんに回数券を渡しスタンプを押してもらい、自動ドアで更衣室に入る。
格上げ式天井には花の絵が描かれていて、室内の清掃はよくされている。籠も一応
置かれていた。月極めのロッカーにはイニシャルでT.Kと書かれていて、あまり注視した
ことなかったが、ローマ字も存在するんだと一知識。

更衣室から見える坪庭には滝が流れていて手入れもよくされている。これほどの
水量を随時流している銭湯は今どき珍しい。池にはなかなか大きい鯉が泳いでいた。

浴室に入ると、ガラスは厚いガラスで、個人的には大正時代のモダンさを感じる。
浴室にある広告は、さほど古さは感じられないが、曜日の曜が旧漢字の(日玉)で
ある。また、品川保健所、在原保健所と書かれていた。ペンキ絵は無く、箱根の
芦ノ湖と富士山が写った写真が貼られている。できればペンキ絵であって欲しかった。
4つの島からなり、中央二つは頭上にシャワーがない。また一つは鏡もない。

浴室の女湯との境は中庭になっていて窓越しから空を眺めることができ、
ここにも立派な坪庭が形作られ、池を泳いでいる鯉の姿が、浴槽になり見る
ことができる。200箇所以上の銭湯に訪れたが初めてである。

中庭の奥の壁際には薬湯の浴槽があり、浴室のドアを開けたところから良い
臭いがしていた。個人的には、都内のどの銭湯も入浴料金が450円均一の中で、
薬湯というサービスがある銭湯は得点が高い。同じく大井町駅から歩いていける
花の湯はサウナが無料というサービスで、住民はいい場所に住んでいるなぁと思う。

訪問日:2010年11月/東京銭湯巡礼・個人的第210番目札所

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