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「あーあー、テス、テス」

拡大された音声が、遺跡中にと響き渡る。そういう魔法。だいたいの者は手を止めて声の主を見た。
ザクロ団団長ヘルザクロ。ここぞという時に纏う白いマントは威厳そこそこ、それは彼女の本気を象徴するものなのだがはずなのだが、なにせ顔が笑っているから一体どこに本気をだすのやら。彼女の笑みには、みんながつられる、つられて笑う。

楽しいことが始まるのはみんながわかっていた。腹から笑う準備はできていた。その直前の、浮ついた緊張感。

「あー、諸君。……作業は続けて続けて。――なんだね、うん。こうして改まるってーのも変な感じだ。突然でわりーけどいわせてな…うん」

誰かがテントを倒した。ガシャガシャとお皿の割れる音が聞こえる。謝る声と、笑い声。

「自分でいうのもなんだけど、私ら結構苦労してきたぜ。残念ながらこの世界じゃー私らはヨソ者だ。バカみたいな魔物共が闊歩する股の下を、コソコソ寂しく生きていくのが関の山。暖炉もなけりゃ、屋根もない。おまけに年がら年中お腹がすいて、でっかいダンゴムシをどうやったら食えるんだなんてー四苦八苦したもんだ。こっちはか弱い女の子だぜ!」

どっ、と爆笑。みんなが笑う。そりゃそうだ。これは神話の魔人ヘルザクロ団長の会心の渾身の鉄板ギャグだ。

「湿ったあなぐらの中で団結式。初期のメンバーなんてどいつもこいつもお嬢様でさー、みんな辛いだ悲しいだおウチに帰るだ泣いてたっけな。それが今やなんだ? 何人いるんだブクブク増えやがってバカヤロウ共。1000? 2000? こんだけいりゃ、さびしいなんていってるヒマもねーな。下手すりゃ生まれたクニよりでっけーのが、空飛んでんだ。これが笑わずにいられるか……」

脇に待機していた方術師が、大きく両手でマルを描いた。それを受けたのは、黄金猫商会の面々。準備は万全。
ザクロが叫ぶ。


「そろそろ遊ぶぞオメーら!!祭だーーーーーーーーーーーーー!!!」


ドーン、と。花火が上がった。

オオオーっと。数千にもおよぶ団員がヘルザクロに応える。


・・・・・・。


酒樽は全部割られ、果物がごろごろごろごろ地面を埋めた。ありったけの肉とお菓子。しゃべるか食べるか、選ぶだけでも楽しいことだった。
価値のある楽器が引きずりだされ、心得のある者はみな、陽気なその場に相応しい曲を奏でた。煌々と燃える松明の明かりを背に、数多の美女少女が汗を噴きながら踊り狂う。歌詞も知らずにみんなが歌う。普段陰気なものでさえ、各々のやり方でこの楽園の時間を楽しんでいた。



はてさて、当たり前のことではあるが祭の住人は女の子ばかりである。
このような桃色の桃源郷。はてさて唯一のオス犬、ミスラはどうしているのかというと。

「ぬはははは!! そりゃそりゃ踊れ踊れ! 腰がとまっとるぞ、とまっておるぞ!!」

「ふぁぁん!! やぁんミスラ様…! 激しすぎます…ぅ!!」
「あぁん! ミスラ様こっちもー!!」
「あーん、ミスラ様ずるぃー!!」

バカみたいにはしゃいでいた。

7層遺跡空中要塞第6層。このアホほどでかい空中要塞の進路を北とするなら、ミスラがいるのは南の方。
祭の中心広場からちょっとはずれた、土壁でできた古代の集落、その一軒。
六畳程度のスペースに絨毯引いて、女の子をとっかえひっかえ詰め込む詰め込む。飲めや歌え。

ぶちまけられた高価な酒が熱気で蒸されて、弱い娘なら空気を吸っているだけで酔っ払うだろう。
吐く息はみな、甘ったるくて酒臭い。その部屋の主たるミスラも、酒とヨダレと女の愛液で髪の毛ビッタビタ。当然酔っ払っているから頭が悪く、えっらそうにふんぞり返って、力の抜けた少女を腰の上で躍らせて悦にいる。

「み、ミスラさまぁ…ホントにだめ…ぇ…」
「なんだなんだ、だらしないぞラィヤマィヤ。もっとおっぱいをたぷたぷ揺らすのだ」
「だって…ぇ…奥……奥…だめぇ…」

踊りを止めると肉物で貫かれる。貫かれるから踊りを止める。正面でおっぱいが揺れる。
ラィヤマィヤと呼ばれたこの少女、ザクロ団でも大層腕の立つ女戦士である。あるのだが、今では私娼窟でしかお目にかかれないような、扇情的な踊り子衣装を着せられて、周囲に尻の穴が丸見え。乙女の羞恥もへったくれ。

普段は風にたなびくポニーテールも、汗やら酒やらでぐっしょぐしょ。フリフリのスッケスケはふんだんに女体の汁を吸い、肌の色すら隠せていない。
小麦色の尻に密やかに穿たれた尻穴は、性器をさすられるたびにヒクヒクと力なく震える。守るもののないその穴を、周囲の女の子にも分かるようにとミスラが広げる。

「やぁ…見えちゃう……ミスラさまぁ…」
「ほりゃほりゃ振るのだ、もっとこう…、やらし〜く、いやら〜く振るのだー……おおっぅ!」
「ひぅ…んっ! また…イっちゃ…、ぁ…ゃ…、ひぁ…!!」

亀頭がぎゅぅぎゅぅと、膣の奥肉を圧迫する。搾られた淫水が、陰毛の先で結実する。
丁寧に整えられた柔らかな毛。それをまさぐる獣畜の指。少女は毎晩毎晩、この日のためにとおまんこ周りのお手入れを欠かさなかったのだ。

毛を抜き、垢を擦り、香油を塗る。そのまめまめしい乙女の努力に、さあこのミスラときたらなにをしたか。

「ふぁ…っ!!…ぅっ…ぅぅぅぅぁぁぁ!!!」


ミスラが少し、少女の腰の向きを変えた。

ブドウの果肉が、丁度彼女の膣壁の弱いトコロにコロコロ当たる。ぬちぬちねちねち、膣内を転がる。なぜにブドウ。ミスラが面白半分で突っこんだのだ。
生暖かいジュースが、きゅぅきゅぅと膣内で搾られて零れてくる。その汁を、すする女の子にすすらされる女の子。

「やだ…っ! ……これやぁ……ぁっ! …ぁぅ!!」
「ほれほれ、逃げるな逃げるな」


ふびゅ…じゅぷぷご…ぷぽ、ぷぼ…
ぢゅぱんぢゅぱんぢゅぱん、ぢゅぽ…

びゅぽぉ…ぷぽ。ぷぱ。…ぶっぷぶっぷぷぶっぷ…


「は…ぁぅ……ぁ!! や…だ……ひゅ…あぁん!!」

僅かの間、意識が飛んで、気づいた時にはもう手遅れ。
少女の、自身を支えようとした手はミスラの肩で滑って、勢いのついたおっぱいがミスラを圧殺。

そんな目にあわせた方のミスラは、ぬるついたおっぱいに顔を挟まれご満悦。右を吸ったり左を吸ったり。
何度目かの射精をラィヤの膣内に行い、痺れる脳のまま左右の乳房をあわせて吸った。



「ミスラさまぁ…つぎわたしー…」
「やぁ…わたしも…ぉ」

2人の少女が、ぶしつけにもミスラのほお面に膣汁を塗りつける。

ミィミーとキアノ。2人ともやはり戦士、というかこの部屋に押し込められている少女は全員戦士。
ミィミーは大体白くて、キアノは大体黒い。

「次はミィミーかなー」
「ひゃゥ…!」
「キアノかなー」
「ふぁ…!!」
「よーし、ラィヤのお○んこからブドウをとりだした方にしてやるぞ、ほりゃほりゃ、手は使うな…だはははは」

ちゅぽんと、ちんこが抜けた。肉窪から溢れる、混濁ジュース。

はーい、とばかりに。
ミィミーの白い髪と、キアノの濃い目の暗緑髪がラィヤマィヤのまたぐらに鼻を寄せた。

舌でほじくられるほうの少女はたまったものではない。
ミィミーもキアノも戦友、戦場ではどんな魔物をぶち殺してやっただの、大腸を引きずりだしてやっただの、血の気の多い話ばかりしており、当然どいつもこいつも男なんてのはとっかえひっかえみたいな顔をしていたのだが、まあ全員処女だった。

気まずいったらありゃしない。
はあはあなるほど、これが百戦錬磨のラィヤの膣ねと、未熟な粘膜を爪でつんつんされる度にうひゃぁとかんはぁとか、酔っ払った猫みたいに大騒ぎ。

もうやだ勘弁してとばかりにミスラを見るのだが、自分の羞恥がこの男を傲慢を助長させるのだと思うと、八方ふさがり。戦場で浴びた雨みたいに身体に、全身くまなく染みる羞恥の洪水を、ちょっといいかもなんて思いだしたりなんかして、ミスラのバカの、思う壺。

「オイコラ誰だ! ドサクサに紛れてち○こ舐めてるのは!! お○んこだ! 今ココで舐められるべきはラィヤのお○んこなのだ!」

「ひゃむ……んぶ、ぁは…わたひじゃ…ないでーす…あも…」
「ん、んん、ふぁ…ミィミ…わたしもさきっちょ…欲しい…よぉ」


ぢゅぅ…ぢゅぶ、ぷぢゅちぢゅ…きゅぷ。
ひゅぼ…くちゅ…ぢゅ。ちゅぽ…ちゅぽ…きゅぷぷぶ
ぷぷぼ。…くぽ…ちゅろ…ぢゅちゅ…ちぅぅぅぅ


「ええい埒が明かん! この淫乱ソルジャー共め!! 盛りのついたメス豚め!! そこになおれ、順番に肉串を突き刺してダナ…」

そういって熱っぽいラィヤマィヤごと立ち上がろうとしたミスラを、なまっちろい腕が6本、ぬるぬる絡み付いて押さえつける。

ユンザード、セシルロード、イアーザ。

この3人の戦士、いうなればずーと、ミスラの白肉安楽椅子と化して、背後からねちねち、舌やら指やらでミスラを愛撫していたのだ。
にがしませーんとばかりに、ミスラを引きずり寄せて、次々と口腔に酒を注ぐ。穴という穴に舌を注ぐ。

だ液で割られた果実酒は、女体独特の香気が染みついていてくどくどしく、吐きそうになるほど甘ったるい。
ミスラ今なにしようとしたのかも忘れて万百もの舌に応え、ぬるぬるぬるぬる、とりあえず一番近い女の子の穴にちんこを入れて、夢中で発狂、腰をふった。


・・・・・・。


なんと広場にはプールができていた。

どこから持ってきたのか、くじらみたいな巨大な水槽。なぜかピンク色にテカって見えるのは、光源の松明のせいか。
一際目につく親玉水槽の周囲には、子クジラ水槽が滑り台で繋がっている。誰が植えたのか、果物のたわわに実った木。
終始頭上から降り注ぐ雨はアルコールのにおいがして、プールサイド並びにそこで踊る人々の脳みそをあわせて、極めて滑りやすいものにしていた。

「ミスラさーん、こっちこっちー」
「んあー?ルルノー、ヒナギク、ナキリコー」

いち早くミスラを捕まえたのはザクロ団衛生班の3人である。

ルルノ。黄色い髪、めがね、乳大きめ、性格はさばさば。
ヒナギク。赤い髪、チビ、乳無し、性格は引っ込み思案。
ナキリコ。紫髪、乳普通、性格はドエロ。

並んだら花みたいな3人であるのだが、それがみんな花みたいな水着を着て、素足の下には人口造花の花絨毯。
花畑じゃー!!っと3人まとめて抱きついたら、やんやんいうだけでいやがりゃしない。セクハラの甲斐もありゃしない。

どこを舐めてもすべすべして、いいにおいがして、あまつさえほのかに甘いから、なんか塗ってるのかしらんとルルノの乳に尋ねたら、ミスラのために特製ブレンド乳油を塗りましたのんとうれしいことをいう。

ぬろぬろと美味ーな油膜と肉曲線を舌でしゃぶり、抵抗しないヒナギクを捕まえて、怒張を丸ごと押付ける。
小さい身体を正面から抱き、会陰のあたりでちんこが擦れるよう微調整。
いやらしくもぬるぬるするヒナギクの未熟肉を堪能し、ウンウンと唸るばかりの少女は、たまに尻穴を亀頭でこすると流石に喘ぐ。

そのままの勢いで挿入しようと思ったら、ルルノはダメだという。めずらしく、ナキリコまでもがダメだという。
どうしてだ。では一体なにに挿入すればいいのだ。どうするのだ。

ひっぱられるままついてったら、岩陰にぽつんと戦車があって、あすこでしましょうミスラさんと、こうきた。
なんだか小型のシャワー室を牽引していて、トイレつき。ボロッちいが、その安っぽいところで少女等を汚したら、さぞかし背徳的な感じがするだろう。ミスラ2秒で納得。

「ルルノ、お前はオレ様の性癖を良くわかってるな。ぐへへへへ、なんだお○んこが濡れ濡れじゃないか。ジュボジュボじゃないか」
「はーい、私もガマンしてまーす」

そういって少女は、じゅるじゅるとよだれの溜まった口腔を見せる。
さっきからどいつもこいつも、会話のどこをとってもインテリジェンスの欠片もない。酔ってるからだ、そのせいだ。

ナキリコの膣などはルルノに輪をかけて酷かった。。
誰もあえて口にだしたりしないが、さっきから鼻につく性肉のにおいはどうみても彼女の膣から漏れている。

オナニーばっかして、そのまま寝るからそんなにおいになるのだ、なんだ横目で見れば、今もコソコソ指でいじってるではないかはしたない。
どうせヒナギクばっかりミスラ様の肉物でコスコスされてずるいーとか思ってるのだこの淫乱僧侶。まったくとんだド変態だ。


「ふぇ…? 酷いですミスラ様ごめんなさいごめんなさい……はぅ」
「いいやお仕置きだねナキリコ、お前はち○こが欲しいだけなんだろう。その辺にマツタケみたいに生えてないかと汚らしいよだればっか垂らしてるんだ。そんな淫らな穴豚に、誰がお○んこしてやるものかね」
「いや…ぁ、そんなの…いじわるしないで…ぇ…」

ナキリコは身体をよじって涙を溜める。ノリノリである。
口をついてでる言葉は、いったいどこの教典にのっているのか淫乱文句。ちょーんと触れたら達してしまうのではないかと思えるほど、ふるふる震えて火照っている。

「いや…、…ナキリコは…ミスラさんのじゃなきゃ…やぁ…」
「なにぃ…? どこのクソ汁穴が人間みたいな口を利くんだ! こいつめ! こいつめ!!」
「ひゃぅん!! …やっ! …やらぁ…!!」

尻を叩いているだけなのに、ぴゅるぴゅると飛び散る透明な汁が雨に混じる。
シャワー室についた頃には、腰が砕けて立てなくなっていた。


「さてさて、じゃ、ヒナギクいくよー」
「……ひぁ…、…ぁ…わたしは……後…でも…」
「そうかお尻がいいか、ヒナギクはエロい子だねー、うははは」
「ゃ…ミスラさん意味違う…」

ぐにぷん。

「…うぁ……ぁ…っ!! …んんぅ!! んー!!」

妖獣ドチンポメトロノームには一瞬のスキが命取りとなるのだ。
硬くて長くて鈍器に似た男根性器は、それを受けるにはあまりのもはかない少女の腸腔へと進入。

少女熱にほだされた腸内粘膜は熱く熱く。直に浸淫する体温が尿道に流れ込む。根元を締め上げる肛門肉はせめてもの抵抗か、突かれるたびに精一杯にすぼまる様は健気で、残念ながらいきり勃つためのおかずにしかならない。

「どーおヒナギク?」
「ひぁ…ぅぁぁ!! …ひゃん! …ぉ…ぅぁ…んぐぅ!! ぅぁ…!! あっ! ああっ!!?」
「やっぱ前の方がいい?」

ぶぶ…にぶぶ…ぐに、もに。…ぬぐぐぐ……ぶぽ。

正面に抱いたままボロッちい壁に押しやって、ほじくるように尻肉を擦る。
無垢なる少女になんたる暴挙。だが実に、この引っ込み思案な少女にとって尻穴は無経験ではないのだ。

「変な感じ? ぐへへ」
「いや…ひぅ…、ん、…んぁ…、ん、…っくぐ…はぁ!!」
「それとももう…気持ちいいってわかる淫乱さんかな?」
「ゃ……や…だ。……やだもん……ぁっ!!」

少女は不自由な体制のまま首を振る。永遠にも似た、肛虐の時間。許しを請うようなあとづけの愛撫はそれなりの効果を発揮し、少女の身体をゆるゆるなりともほぐすに至る。
その瞳には涙。ツンと張った乳首には神経が張り詰めて、舌が這うたびに電流にも似た甘みが脳を走る。巻きつく絡む、舌と舌。全身をくすぐっていく指。
少女はそろそろ、自覚を余儀なくされていた。それは長期的なミスラとの関係においても、今現在の肛虐においてもである。そんなわけがないと、眼をそらし続けてきた身体の変化であった。

「ん、…んふ…っ、あ、…ぁ…っ、…ふぐ…っ! …ぁ、…はぁ、…ふぁ……!!」
うんこがでたりはいったりするようなこの感じ。最近はトイレにいくのでも妙に意識がいってしまい、尻を拭くにも時間がかかる。
ピトピトと、粘膜を押したり引いたり。指で拭って、におってみたり。
もしや自分は変態さんではないのかと、戸惑いの暗中模索にたたきこんだのは誰であろう、今しも自分の肛門に射精するこの男なのだ。

ぶびゅ…びゅぶ…ぶぴ…びゅるる。びゅっ

「んぅぅぅぅうう!!! んっ!! んっんぁ!!」

重々しかった知覚のスイッチが、ついにはそれを快楽と認めた。得も知れぬ快楽のモヤが、痺れる下腹部をにじりにじりとせりあがる。
気がつけば四肢に力がはいらなかった。オルガスムとはまた違う、虚脱の快楽。

「フヒヒヒ。さぁヒナ、これからオレの精子がヒナ粘膜に吸収されて体中を回るんだよ。全身で受精しちゃうね…ぐひひ」
「いぁ…ひぐ…いっぱぃ…ぁ、…ふぁ…ミスラさんの…熱っ…」

ミスラときたら少女をいたぶることに興がのり、脳汁も精汁も出放題。尿道の中の受精汁を搾る仕事さえも少女のか弱い肛門にやらせ、一方で剛直は僅かにたゆむ気配すら見せないのだ。

さてもさても、それで終わらないのが本日の淫欲肉獣ミスラである。
拷問にも等しい肉の責めを、正面から受け入れる少女のいやらしさに目の玉が充血して沸騰寸前。もうムッチャクチャにしてやろうとばかりに腰を振り、打ちつけ、そのねちっこくて長い指を2本も3本も少女の秘裂に流し込む。

「ひぎゅ……っ!! み、みふら…ひゃんっ!! ゃ…ぁ…ぁっ、あっ!!!」

駄目だ駄目だと首を振る少女はなんと、汚れた壁とちんこ一本で身体を支えられているのである。ぶぴぶぴと、滑稽かつ下劣な音が、気泡と共に尻から漏れ、糞便交じりのどろどろが足元にたぷたぷ溜りをつくる。

はてさてそんな様子を見せつけられては、残る2人の変態乙女も黙っちゃいない。
両翼からミスラの身体にへばりついて長い長い舌をだし、きったならしい部分から率先してすすりあげる。熱いものでも食うかのように、はふはふいいながらミスラのいじくるナキリコ、チュパジュパと睾丸を吸い上げるルルノ……

ジュポンジュポンジュポンジュポンジュポンジュポン…
びゅぼびゅぼびゅっぽビュボ…きゅぶぽ……ぷぶ、ぶぶぷぅ…
ぶびゅ、ぐぷ…ぶぷ…ぷぶ。…びゅる、びゅっー。びゅぐ……

いやらしい音と、ヒナギクの悲鳴しか聞こえぬ狭い空間。ミスラの度を越した射精はとどまるところを知らず、前も後ろも精子の洪水。
こういう時魔法というものは便利なもので、肛門の細菌から女性器を保護する術などいくらでもあるからやりたい放題。射精しては抜き射精しては抜き…

ついにはうつろな瞳でよだれをたらすしかできなくなったヒナギクに、さすがのミスラも眼が覚めた。

「おおっぅう……や、やり過ぎたか。さすがオレ」
「ミスラさまー、ナキリコもぉー、ナキリコの変態ま○こもほじってぇ」
「ふんだナキリコ、お前さんざ自分でいじってただろう。オレ様のチ○コより自分の指のほうがいいんだろう。ここまでちんぽこをコケにされたのは初めてだよ、いっそのことそのま○こくさい指をお○んこに縫いつけてしまったらどうかねこの変態僧侶!!」
「ひあぅぅ…ミスラ様のち○ぽ聖水……すごい生ぐさい…」

ミスラ、くったりとしたヒナギクを片手に抱きながら、自ら性器を擦って僧侶の顔面に濁汁を噴射。普通にしてたらつるつるで卵形の綺麗な顔を、だらだらだらだら汚していく。精一杯に伸びた舌は顔中の汚濁をいやらしくかき集め、よだれと共に貯留するそれが、小さく控えめな口腔を一杯に満たすのはすぐだった。

「みふゅらふぁま…んご…もっひょ…もっひょお○んぽ汁かけてくらひゃぃ…」

そのあまりの積極性に、ミスラ内心では尻込みしつつも、ここで引いたら舐められると己を鼓舞。バカになれーと己をまじない、一心不乱に精子をかける。

「ふ…フフン。淫乱は精子で薄めても淫乱だな。よぅしナキリコ、つかってほしい方の穴を自分で開くのだ、四つん這いでな。あ、ルルノ、ヒナギクお願い」
「はーい」

ルルノとて、シモのしつけがいいとはいいがたいのだが、一応3人の中ではお姉さんだから頼りになる。
手間のかかるほうのナキリコは、あろうことか自分で肛門をいじって自分で達したので、困ったものだがそのまま挿れた。

「んはうぅっ!! …んんんぅぅぅあぁぁっぁん!!! ひぁ…、んんぅ!!」

使い込まれた肛道は、ヒナギクのそれとは違って弾力がある。柔軟性がある。尻穴の収縮にまかせれば勝手に飲み込まれ、そうかと思えばふとした瞬間われに返ったように根元がしまる。

「んぁ…!! んぁぁぅ…!! …んは…ぁ、ぅぁぁア……だめ…ぅぁっぁ…また…」

少女のリキみにあわせて肉物がひりだされる。脱力と共に押し込まれる。ぎっこんばっこん、シーソーみたいなタイミング。
次第に少女はされるがままになった。もうどうにでもしてっと、投げやりな感じが肉を伝わる。次いで絶頂――


ビュぷ。…ぴゅぶぶ…ぶぷ。びゅぅっびゅぶぅ…びゅ。
びゅっ。…ぶび。ぶぶ。
ぷぱんぷぱんぷぱん…ぷぽこ…っ。

「ンーーッッ!! ンーーっぁぁ…!! …ふぁ……ぁぁ、…んふ…ひぁぁ…ぅぅぅ」


ナキリコの毒気に当てられて、かえって冷静になってきたミスラ。
だらしなーく開いた口を肩越しに吸い、目だけで満足した? とたずねると、素直にうなずいたので、頭を撫でてちんこを抜こうとする。

「でも…ぁ…もう…ちょっとだけ…ん。……欲しいです…」
「そおかね? じゃ、もちっと」

くひんっ。と。

少女の中の不随意筋が、突発的な呼吸をした。
快楽の余韻に、ひたひたと浸るナキリコ。幸福の肉汁が、じゅるじゅるじゅるじゅる湧いてでて、ミスラはちょっとうらやましく思ったり。思わなかったり。

ちゅぷ…じゅぷ…じゅ。つぷ。
じゅっじゅっじゅぷ…くぶぷぶ。

もう一度、ぶるると少女が震えるのを確認して、射精。
見れば丁度ルルノが、ヒナギクの膣天井をこすりあげて、潮を吹かせている最中だった。

「ルルノー、ごめんだけど、任せていい?」
「あらー? 疲れちゃいました? いいですよ、座っててくださいな」

くったりと。

隅っこの便器に腰をおろすと、ルルノのマッサージみたいな愛撫が始まって、ぽーっとしてるうちに、寝小便みたいな射精をした。


・・・・・・。



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