バロンにおける日常とは

こんにちは。
上層部との労働条件交渉が思いの外長引いてしまい、 平たく言うとストライキ起こしていたんですが
まぁそれは皆様別段どうでも良い話ですね。
というわけで、心機一転、通常どおり講座を行います。
さて、今回は趣向を変えまして、こちらの日常に於けるFF4活用ではなく、
FF4に於ける日常とはどういったものか考えてみる事にいたしましょう。
 さて、では、手始めにバロンから。
えー、設定資料によりますと、こちらの国には600人弱しか国民がいないんですよ。
600人。
これはちょっとすごい数字ですね。
600人といったらちょっと大きめな学校の生徒数と同じじゃないですか?
これはもう、どこどこの……例えば、ハイウィンドさん家のカイン君が 学校のガラス割ったって情報が、
一時間とかからず国中に広がるほどの 人口ですよ。
下校途中会う人会う人、みんなカイン君を見てひそひそやるわけです。
「やっぱり親がいないから……」とか、「そんな子には見えないのに……」とか、
「最近の若い奴は……」とか。中にはあからさまに避ける人や、 捕まえて説教する人もいるかもしれません。
これはもうたまりませんね。
一地域ならともかく、国中ですよ?
私でしたら多分、表へ出ません。一日中部屋にこもって寝てます。
それも話題になるんでしょうが、外へ出なければ聞かずに済みますし。
ああ、でもなあ。
そうなったらきっと保護者が槍玉にあげられるんでしょうね。
本人に代わって好奇の目に晒された保護者に、 「お願いだから外へ出て頂戴!」とか
半狂乱で叫ばれること請け合いですね。
とまあ、人口だけでもかなり問題なんですが、更に問題な事に、
バロンの全人口の3分の1が城に勤務してるんですよ。
3分の1ですよ?
残りの人たちでこの国の生産部分を全て請け負っているんですよ?
いや、ちょっと待てよ。 何をトチ狂ったか主要産業に工業なんてものがあるからには、
残りの400人中約半数が工場員として割かれ、 その他店などのサービス業を営んでいる者を除外し、
なおかつ非就労人員数(お子様)を差し引いたら……。
あまつさえ、この国には兵役があったような。
とりあえず、町人の皆さんに言いたい事があります。
町中ふらふらさまよって主人公の行く手を阻む前に畑へ行って下さい。
人間である以上、肉だけ喰って生きてはいけないので。
ええと。 カインが身長183もあるのに61キロしかない理由がやっと判明しました。
あと、キャラグラフィック2等身ドット絵で良かったです。
餓鬼のようなキャラ操って、腹だけ丸く張った幽鬼がさまよう町を 歩き回りたくないですから。
え? 魔法があるじゃないかって。 黒魔法はどう見ても軍事にしか利用していませんし、
ケアルで腹は膨れません。
ああ、とんでもない事に。
参考にと思い地理の本引っ張り出したんですが、まるで役に立ちませんでした。
国民の3人に1人が兵士だなんて無茶な国あるわけねぇ。
つーか、全人口600人の国がまともに機能するはずねぇ。つーか、
惑星全体に存在する総個体数が2000未満じゃ、はっきり言って 要保護指定動物だ。
……それでは皆さん、また次回お会いしましょう!
 
バロン補足データ
総人口・597人
人口密度・どなたかセシルロボの歩幅教えて下さい
住民・バロン人?
言語・バロン語? いや、日本語
政治体制・立憲君主制元首・バロン王
主要産業・工業(何作ってるんだか)、農業 農家人口・約150人(どんぶり勘定)