変わらないものなんてない事とか
正義の前に散る悪とか
必死に生きたい病原菌とか
生まれて１分で死んだアヒルのあーちゃんとか
過去の過ちとか
歴史は繰り返すこととか
心の距離とか
私の腕の半径とか
不条理だと思うなら
怒りを感じるなら
そんなのおかしいと叫びたいなら
あなたは私だ。
不条理に目を背けた他人とはまた違った。
悲しみを知っている私達だ。
けれど私達に力なんてありません。
世界なんて変わらないと嘆きながら生きていくしかありません。
これまでも、今も、これからも。
だから彼女は戦っている。
私達の代わりに。
魔法少女は戦っている。
―注意書き―
本作はこのページの設定を見た上でプレイするとより一層楽しむことが出来ないかもしれません。
―ストーリー―
まだ、魔法少女という概念がただの偶像でしかなかった頃。
私たちの世界に脅威と、そして歴史の裏で脅威に対抗する手段が生まれた。
そして、その手段を手にした者達は己を……
『魔法使い』
そう名乗った。
その脅威は『a buster』と呼ばれ、『魔法使い』との戦いは１年にもおよび
多くの命と多くの文化を奪った。
舞台は７年後。
未だに消えない魔法という概念。
そしてその力を持つおよそ１８歳以下の人間。
つまりは、少年少女。
魔法の素質を持つ少年少女らは『架橋』と呼ばれる教育システムに組み込まれ、特殊な教育を受ける。
そして七夕の日。
ついに「a buster」が再来した。
少年少女は知っている。
魔法の往く末を知っている。
そして魔法を宿した己の運命さえも。
だから戦う。
不条理に負けないために、きちんと生きる為に。
―キャラクター―
この作品は強く、心優しい７人の少年少女の物語です。
彼らは心強い味方として、決して相容れない敵として交錯していきます。
■会長（名称不明）■
天才学を生み出した研究者であり、
世界を救った英雄であり、
架橋学園の創設者であり
、副会長の師匠であり、
ミルキーウェイに魔法を遺した人。
既に消滅しています。
―魔法概念―
魔法の基礎は『感情』と『表現』にあります。
特化した感情は『紋章』として表れ、紋章を介して『魔力』へと変質します。
そして、魔力は『呪文』や『魔方陣』などの表現によって現実世界に『実』となって影響します。
この一連ながれを『魔法』と呼びます。
『感情』
感情は強ければ良いという訳ではなく、純度の高い「意思」のようなものが必要といわれています。
『表現』
表現にはさまざまな方法があります。
呪文一つをとっても様々で、人間の言葉に近い呪文は意味のロスも多く、世界の本質に近い言葉は絶大な威力を持ちます。
３次元の空間を扱うならば結界。
２次元の面を扱うならば魔法陣。
１次元の点を扱うならば杖。
向き不向きがあります。
その他にも魔眼や魔導書などの表現もあります。
『魔力』
世界には許容された不統合性というものがあります。
不統合性の許容が大きくなればなるほど不条理はより強い形で姿を表します。
そして不統合性を人工的に増幅させることで魔法の執行が可能となり、その不統合性の量を魔力といいます。
『紋章』
魔力を増幅させるための、最も適切で効率の良い紋章システムの基盤となるものです。
紋章というのは魔法使い固有のもので、水晶石に魔力を当てると水晶に色がつき、属性固有の模様のようなものが浮かび上がります。
属性は感情に依存するといわれています。
紋章は形状、大きさを問わないので架橋の生徒は好きなように改造してアクセサリー代わりとして持ち歩いています。
なぜ感情が魔力の増幅に関与するかについては謎が多いです。
しかし、感情というシステムが世界の根源になんらかの類似性があるとの解釈を示す研究結果もあります。
『魔法』
「a buster」の襲来時に発生した概念です。
世界が世界を守るために執った最終手段ともいえます。
道理を無視して法則を捻じ曲げる概念です。
当然、対価も安くはありません。
対価は、『存在』をもって後払いとなります。
結局の所、それって全部不条理じゃない。
じゃあさ、否定しちゃおうか。
大丈夫、きっと出来るよ。
私たちを近づけて遠ざけた全ての神様と、この世界を。
聞こえる？
さあ、一緒に壊してこよう。
『魔法少女』
―ダウンロード―
――――
―動作環境―
CPU : Pentium 以降
OS : Windows 98/98SE/ME または Windows 2000/XP
NT4.0 の場合は Service Pack 5 以降が必須です。
PCM によるサウンドを再生するためには DirectX3 以降が必要です。
―staff―
企画・原画
ちょろ
シナリオ
弥刀
スクリプト
ぴえーる
音楽
JiNG*da*LaW
