Windowsの進化の話
コンピュータの歴史は古くて深い。今やMacintosh(マッキントッシュ)やLinux(リナックス)、そして大御所Windows(ウィンドウズ)といった有名OS(オペレーションシステム、オペレーティングシステム)が、グラフィカルなコンピュータ環境を提供してくれるが、かつてはすべてがコマンドによる操作でした。ここでは、Windowsの歴史についてふれてみたいと思います。(情報源:Microsoft エンカルタ総合大百科2005など)
まず、最初のWindowsが発売されたのは1986年。ちなみに、Macintoshが発売されたのは1984年であることからして同じぐらいの歴史を持ちます。(さすが、Microsoftの百科事典だけあってMacintoshの説明はほとんどなかったですが。)
1993年に、Windows3.1が発売されたのですが、そこで人気が出始めたため徐々にMacintoshを追い詰めていきます。同時期にWindowsNT3.1が発売されました。このOSは拡張性、移植性、信頼性、互換性に優れたものになるように工夫されたもので、おもに企業等で使用されました。
1995/11/23(日本。アメリカでは1995/8/24)に発売されたWindows95。ここでもさらに人気を得ましたが、それには理由があります。今までとは違ったインターフェイスにマルチタスク。現在でも活躍する機能が搭載されていたのです。また一方NTの方では3.5→3.51とバージョンアップの後4.0になります。発売は1996/12(日本。アメリカでは1996/8)で、Windows95のシェルを使用しているため、操作性が大幅に向上しました。
1998/7/25(日本。アメリカでは1998/6/25)にはWindows98が発売され、ここで大きく家庭にパソコンが普及するようになってきました。それはマルチメディア環境の向上が大きな要因となっています。
2000/2には日米同時にWindows2000が発売されました。このOSはWindowsNT5.0を改称したものであり、安定性などをそのまま受け継いでいます。おもに企業で使われましたが、パワーユーザなどは安定性を求めるためにあえてWindows2000を使用した人も多いはずです。
2000/9月には、WindowsMeが発売されました。読み方は「エム・イー」ですが、よく「ミー」と呼ばれます。Windows98の後継バージョンとなります。今回のバージョンアップではユーティリティアプリケーションが追加されるなどの更新にとどまり、核であるカーネル部分にはほとんど手が加わっていないようです。
2001/11/16(日本。アメリカでは2001/10/25)に発売されたWindowsXPでは今までのNT系と9x系(95,MEなど)の統合が行われました。完全に32Bit化され、安定性などはNT系からマルチメディア性は9x系から受け継がれました。唯一企業と家庭を分ける違いとして、Professional EditionとHome Editionの違いがありますが、家庭でもProfessionalを使うところは少なくありません。XPではGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)は大きく変わりLuna(ルナ)というものが使用されます。
ただ筆者が思うにWindowsXPはある意味失敗作ではないかと思います。完全なパソコン初心者用の仕様になってはいないか思ってしまうほど、無駄な機能が多いと感じます。たしかに、起動スピードの大幅高速化など利点も多いですが、パワーユーザにとってはカスタマイズを死ぬほどしないと使い勝手は悪いはずです。またグラフィックに凝りすぎているせいか、動作も全体的に鈍いことも欠点です。XPが発売されてから1,2年の間に発売されたパソコンを使用したら、ストレスを感じる人が多いことでしょう。それもそのはず、XPはメモリの使用量が非常に多いのです。推奨搭載メモリは256MBとなっているため、当初パソコンメーカーは256MB搭載のパソコンを発売しました。しかし、それではパワーユーザにはかなり不満でした。どうしてもパソコンがスムーズに動かない。やっと3,4年経った時に512MB搭載するものが増えてきました。もちろんメモリの価格の低下などもあげられますが、せいぜい1枚5000円〜10000円のもの。しかも、メーカーはもっと安く仕入れることができるはずです。それを考えると、メーカー側としても256MBで十分と思っていたのではないでしょうか。2006年7月現在、パソコンメーカーF社はほとんど512MBを搭載しています。つまり、WindowsXPはパソコンの力喰い虫としか思えません。
別系統で、Windows Server Familyというものがあります。これはWindowsのワークステーションではなく、サーバ用のOSの系列です。今までに紹介してきたWindowsNTやWindows2000にもこのサーバ用OSが存在します。その最新のものはWindows Server 2003で、2003/6に日本語版が発売されました。サーバ用OSは名前の通り、WebサーバやFTPサーバ、ファイルサーバなどの機能を持ったOSで、バージョンは複数に分かれます。
Windowsの進化をまとめると以下の通りです。(一部略)
- 家庭用:Windows3.1(1993)→Windows95(1995)→Windows98(1998)→WindowsMe(2000)→WindowsXP (2001)
- 企業用:WindowsNT3.1(1993)→WindowsNT4.0(1996)→Windows2000(2000)→WindowsXP(2001)
いままでに書いてきた内容は、過去の話。サーバ用OSを除くと記載の通り2001年が最終発売です。ずっと2,3年ごとに発売されてきたWindowsに少し異変が起きています。2005年にコードネーム「Long Horn」が発売される予定でしたが、2006年に延期。正式名称「WindowsVista」と決定するも、さらに延期で2006/7現在で2007年に発売予定となっています。もう6年も発売されていないことになります。それだけの歳月を掛けたのだから、それ相応の製品が出来ていて欲しいものだと思いながら、Beta版をダウンロードして使用してみた訳ではなく、ダウンロードしただけで止まっています。まだインストールしていません。何せ空き容量20GB必要だということですので。システムドライブ10GBしかパーティション確保してないのでインストールすらできない状態。しかし今回も、GUIは大きく変わっています。ですが今回のものはパソコンに負荷をあまり掛けないという話を聞きました。そこら辺期待たいものですね。
とうとう、8月にWindows Vistaのインストールを実施することになりました。インストール後、しばらくしたら結果報告のレポートでもここに掲載します。お楽しみに!
→Windows Vista Beta2 インストールの結果報告 NEW!
ながながと書いてしまいました。この文章に意見等があればどんどんメールを投げてください。お待ちしてます。
サイト管理人:つかやん


