ゼム「えっと、前回の放送でヤバイ事をされたトム君、緊急手術して帰ってきてます。」

トム「・・・・・・」

クリン「フフフ。」

ゼム「笑う所じゃ無いでしょう。」

トム「あ、いや、大丈夫。」

ゼム「トム君精神的ダメージを受けています。」



























ボコッ。















ゼム「痛っ。」

クリン「あ、今回のテーマを・・・」

トム「そうだな。う〜む。何がいいかな。」

ゼム「リベンジ・障害物リレー。」





















ブッ。

















ゼム「ぎゃぁーーーー！！！」

クリン「じゃあ、料理を作るのはどうでしょうか？」

ゼム「それいいね。」

トム「俺の料理の腕を見せてやる！」

キッド「あ、僕審査します♪」

ゼム「審査？まぁぃぃか。この方が楽しいしね。」

キッド「テーマは、卵焼き！さらに言うとオリジナル！」

クリン「何でも使ってもいいの？」

キッド「卵を使っていて、普通の卵焼きの形になってたらＯＫ。何味でもＯＫ。」

ゼム「こういうジャンル好き！」

キッド「それでは、此方へ。」



・・・・・・



キッド「それではスタート！実況はこのキッ

Ａ「あ、カメラどうします？」

キッド「ビデオだろ。」

Ａ「あ、そうでした。」

キッド「お前が回せ。」

Ａ「あ、はい。」

キッド「おっと！ゼム選手！見事な手

Ｂ「キッド先輩！」

キッド「実況させろ。」

Ｂ「分かりました。」

キッド「おぉ！クリン選手！見事な形です。」

キッド「しかしトム選手の卵焼きは・・・と言うか卵がまだ割れてません。」

キッド「ゼム選手は物凄いスピードでケチャップをフライパンの中へ打ち込みました！」

Ｂ「何か違う。」

キッド「クリン選手の笑顔が眩しい！」

Ｂ「全く関係無い。」

キッド「トムさんやっと卵が割り終えました。」



・・・・・・



Ｃ「トムさん。」

トム「ん？」

Ｃ「掃除して下さい。」

トム「え？これを？」

Ｃ「はい。では。」

トム「んな無茶な・・・。」



キッド「おっとトム選手が拭き掃除を適当にやってます！」

キッド「その隙に２人は色々スパイスを入れてます！クリン選手は花柄模様に蒲鉾を切ってます！」

キッド「トムさん掃除が終わりました！流石元掃除部！」

Ｂ「そんな部無いですよ。」

キッド「トムさん上手い！高速で焼いています。」

Ｂ「有りえねー。」

キッド「あ、卵固まっちゃいました。最早誰が見ても卵を焼いてみただけの物体にしか見えません。」

Ｂ「違う意味での卵焼きですね。」

キッド「美しいの欠片も有りませんね。例えて言うならば入れ歯の大移動。」

Ｂ「例えになってねー。」

キッド「おっとトムさん困っています。苦し紛れに巻き始めました。」

Ｂ「巻いても春巻き以下。」

キッド「おっとトムさん巻き終えました！しかし火を消すのを忘れててその火に落とした！哀れな卵焼き。灰になりました。」

Ｂ「凄い火力だなおい。」



・・・・・・



キッド「さて全員出来ました。」

Ｂ「一人ずつコメントをどうぞ。」

ゼム「男らしさを表現してみました。」

Ｂ（卵焼きで表現するよりもっと他の物で表現した方が・・・）

クリン「普通の卵焼きにアクセサリーをつけました。」

Ｂ（あれ？あの花柄の蒲鉾は何処に？）

クリン「蒲鉾を食べちゃったのが残念です。」

Ｂ（食べちゃったの！？）

トム「・・・・・・」

キッド「トムさん。」

トム「これは悪魔です。」

キッド「有り難う御座います。」

















































キッド
それではトムさん作以外の卵焼きを食べましょう。















バクバク。









キッド「美味かった。審査不可！では！」









Ｂ（審査するの面倒だからって逃げたな。）











ゼム「トムがクエン酸に見える。」

クリン「そーよそーよ！」



トム「・・・・・・しょんぼり。」











ゼム「口で言うな。」



〜つづきんろうかんしゃのひ〜