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よっガキ大将

  • 2017/08/06
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拍手してくださった方ありがとうございますわーいわーい!!めっちゃめちゃ喜んでます!!拝み倒してます!!

情事の最中もお上品なことばづかいだった公子様が若様にエロ語仕込まれる妄想ばかり最近はしてます!!!「だめだ、君の手を汚したくない…っ!」「すまな…い、僕は…なんて粗相を…」「も…達して、しまうから…ッ!」とかお上品に喋ってたのに、若様に「イくときはイくって言えよな」って調教されて「っくぅ♡♡♡もぉイっぢゃう"ぅ"ぅ♡♡♡」ってアクメキメる公子かわいい。
暑いから。暑いからしかたない。


追記はスパダリ若様を称える宗教の教徒ですが好きな子いじめたいガキ大将若様もねえ…いいものですよね…という思いがだだもれの短文






「っは……、んあぁ…っ」
物欲しげな声が漏れるのも、腰が揺れるのも止められない。

ひくつく肉輪にほんの先端だけが宛がわれている状態だった。エリウッドの呼吸に合わせて、肉孔の縁が硬い亀頭にちゅぅっと吸い付く。しかしその健気な懇願にも、一向にヘクトルは動く気配を見せない。

「ヘク、トル…………っ」

名を呼んでも、生返事をされるばかりだ。胎の奥が待ちきれずに、はやくはやくとうねるのが分かる。

「っう…、ふぅっ、う"ぅ…っ!」

もどかしさに焦れて、小さなこどものようにむずがる。燻る熱に堪えられず、宛がわれている肉茎に、震える手を伸ばした。そそり立つ男根に手を添えて自分から深くくわえるための試みだったが、そこへたどり着く前にヘクトルの大きな手に指をからめとられ、そのままシーツへゆるく縫い付けられてしまう。

「おいおい…ちょっとは我慢できねえのか?」

呆れたような揶揄するような台詞とは裏腹に、喜色すら浮かべるヘクトルに、エリウッドは涙をにじませて唇を噛んだ。

「な…、んでっ、なんでっ、こんな、いじわるをするんだ…っ」
「へえ?意地悪、ねえ?これが?」

空惚けて愉快そうに目を細めるものだから、いじわるだろう、一体それ以外のなんなんだと責めたくなる。今のエリウッドが何を欲しがっているかなんて、一目で分かるだろうに。

ずりゅ、と亀頭が肉縁に擦り付けられて身体が跳ねた。しかしそれだけだ。エリウッドがいちばん望むものはまだ、与えられない。絡めとられた指をぎゅっと握りこめば、ヘクトルが焦れったいほどにゆっくりと握り返してきた。
いつもは堂々と勇ましい彼の声が、情欲の色を孕み、常とまるで違う響きで耳元へ吹き込まれる。

「ねだってみろよ。欲しいんだろ?」

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