1 2 俺は今日から、あの人の部下になる。

分かっている。

分かっていた。

それは、今までよりも
死と隣り合わせになるという事を。

「これが、君に与えられる機体だ」
「機体」

赤い装甲の機体。
自分の髪の色のような。

「頑張ってくれ」
「はい」

分かっていた。

この実験というのが、
戦闘能力を突出させた人間を作るということを。

すなわち、
生体戦闘マシーンを作る事だと言う事くらいは。

隣を見る。

緑の機体。
伽流の機体。

黄色の機体。
織覇の機体。

これに乗って、俺たちは、

戦場に出る。
生きるために。

きっと、そこら辺の人間なんか俺たちの敵じゃない。

何せ、俺たちは、戦闘のスペシャリストなのだから。





(プラウザバックプリーズ)