ガチャ。

「あの」
「ん?何だい?」
「……これは一体何の真似ですか?」
「ん?刑事ごっこ?」
「天誅ーーー!!!」
「わー、犯人確保、犯人確保」
「何やってるの?」

生徒会室の扉が開いて、副会長が入ってくる。

「……あー、もしかして、お邪魔だった?」
「変な誤解しないで下さい」
「いや、だって、ねー?」
「“ねー?”って、言われても」

今、体勢的に、会長が“犯人確保ー”とか言いながら俺に乗ってきていて、

んで、俺の手にはしっかり手錠がかけられていたりする。

「もしかしたら、そういうプレイしてるのかと思うじゃん?」
「いや、思わないで下さい。
 俺は可愛い女の子が大好きです」
「うん、そうだね」
「何か、流してませんか?」
「ん?何の事かな」

副会長。あなたも会長くらい不思議な人です。

「じゃあ、さっそく、犯人逮捕の暁に手錠に彫るね☆」
「何を?!」
「え?だって、あれでしょう?
 犯人逮捕したら手錠に犯人の名前と捕まえた記念日入れるんでしょ?」
「そんな事しませんよ。
 そんな事したら使い回せないじゃないですか」
「ええーーーー」
「で、それ、誰に聞いたんですか?」
「あづみ」
「副会長!!!!」

こんな目にあわされた原因を作った原因に向かって叫ぶ。
が、

「って、何処言ったんですか!副会長」

既に副会長は生徒会室にはいなかった。

「はあ。もうしょうがないか。
 会長、この手錠外して下さい」
「うん、頑張ってね」
「……は?」

何か、今、頑張ってとか、聞こえたような。

「え、だってあれでしょう?
 手錠って、知恵の輪みたいにして外すんでしょう?」
「そんなのしたら、頭のいい犯人外しちゃうじゃないですか!!
 なおかつ、頭の悪い警察官外せないじゃないですか!!」
「んん?」
「鍵は?!」
「さあ」

誰か、この人に天罰という物を与えてやって下さい。





(プラウザバックプリーズ)