1 2 カーンカンカンカン。

「……今度は何ですか」

生徒会室に入った途端、鳴り響くゴングの音。

「べ、弁償してくれ」
「はい?」
「貴様が壊した俺の誇りを!!!!
 さあ、今すぐに弁償しろ」
「何なんですか、一体」

会長が壊れてる。
いや、壊れてるのはいつもの事だが。

「副会長ー」
「うーん、簡単に説明するとね」

副会長は何故かホワイトボートの前に立った。

「ここに響が立ってた」

そう言いながら、副会長はホワイトボードに黒い点を書いた。

「そして、君が入ってきた」

そして、直線を描く。

「激突?」
「ああ、扉が顔面に当たったんですか、
 すみません」
「べ〜んしょ〜しろ〜」
「何をですか」
「俺の誇り!!」
「あったんですか」

バキューン!!

「あづみ〜、後輩にいじめられた〜」
「ハイハイ、いじけないいじけない」
「弁償してくれな〜い」
「ま、それはしょうがないんじゃない?」

ズキュン!!

「修復不能にしてどうするんですか?」
「大丈夫。リカバリーかけたらいいから」

……かかるんだ。

という訳で今日の生徒会は会長が修復不能になったので、大分静かだった。





(プラウザバックプリーズ)