名称 | 行縢の滝(むかばきのたき) |
住所 | 宮崎県延岡市行縢町 |
難易度(滝壺) | ★★ |
形態 | 直瀑 |
規模 | 落差77m |
行程 | 駐車場から徒歩約30分 |
問合せ | 延岡市役所 0982-34-7833 |
訪問日 | 2008年07月03日 |
延岡市西部に聳え、奇岩、絶壁で知られる行縢山。その遠景は武士が乗馬のときに
着用した行縢に似ているという。行縢山は雄岳・雌岳の二つの峰からなるが、
その間に落差77mの大瀑布がある。日本武尊がこの滝を見て詠んだと伝えられる
「ぬの引きの矢筈の滝を射てみればカワカミタケル落ちて流るる」の歌が
麓の神社の神楽歌として残る。
事前に「宮崎県むかばき青少年自然の家」に入山登録しておけば、下山後にシャワーが利用できる。
行程は行縢の滝だけだと最短で片道約30分だが、道中は小川を横切ったり、岩場で滑りやすい
場所もあるので、服装や靴には注意したい。出発点は少年自然の家の駐車場ではなく、
行縢神社の前の道をしばらく進み、カーブミラーや看板のある三叉路になっている場所を左折して、
細い道路を少し走ると六台程度止めれる駐車場があるので、ここが最短の駐車場となる。
滝見橋。断崖絶壁が目の前に迫る。
滝見橋から見た行縢の滝。行縢の滝はかなり離れた場所からでも確認できる。
行縢山(831m)の花崗岩の大絶壁から一気に流れている姿は雄大だ。
原生林が残されていて、素晴らしい自然を有している。
直下から見上ると迫力満点。滝壺には大きな石が落ちていて滝壺が無いような感じ。
流れ落ちる滝が羽衣のように見え、虹がかかった姿は天女のように見えた。
行縢山山頂までは、行縢の滝から約1時間なので気が向いたらどうぞ。。