名称 | 猿尾滝(さるおだき) |
住所 | 兵庫県美方郡香美町村岡区日影 |
難易度(滝壺) | ★ |
形態 | 段瀑 |
規模 | 落差60m(2段) |
行程 | 駐車場から徒歩3分 |
行事 | 例年7月第2日曜日「猿尾滝祭り」 |
問合せ | 香美町役場 0796-36-1111 |
訪問日 | 2008年06月20日 |
細長く流れ落ちる様が猿の尾をに似ていることから、この名がついたといわれる。
付近はブナ、モミジ、松などの自然林が群生し、繊細な滝の姿と美しい調和を
見せている。城下町・村岡では妙見山名草神社の参道から仰ぎ見る滝といわれてきた。
また、村岡藩主の山名公が、流しそうめんを興じた滝とも伝えられる。
駐車場から降りてすぐの入口から猿尾の滝は見えている。直進すれば猿尾滝だが、
途中に猿尾滝不動尊、上段の滝に向かう山への分岐点もある。下段の滝前からも
行けるので、始めは直進でいいかと思います。
手前の公衆トイレに貼られていた手書きの案内図。
分岐しながら白水を落とす上段(39m)と、直線的に流下する下段(21m)の2段からなる。
下段が猿の尾に似ていることから名前がついた。氷ノ山後山那岐山国定公園の中にあり、
日本海に注ぐ矢田川源流のひとつの作山川にかかる。兵庫県指定名勝に選出されている。
猿尾滝上段。訪れた日は大雨が降っていたので、普段よりは水量が多い。
猿尾滝下段。猿尾滝は、天滝(日本の滝百選)、霧ヶ滝とともに但馬三名瀑のひとつに数えられる。