名称 | 養老の滝(ようろうのたき) |
住所 | 岐阜県養老郡養老町高林 |
難易度 | ★★ |
難易度(滝壺) | 立入禁止 |
形態 | 直瀑 |
規模 | 落差30m |
行事 | 毎年7月1日〜8月31日『養老公園納涼滝まつり』 |
行程 | 駐車場から徒歩25分 |
駐車料金 | 普通車300円 |
問合せ | 養老町役場 0584-32-1100 |
訪問日 | 2008年06月07日 |
「十訓抄」や「古今著聞集」にある説話が有名。親孝行のきこりの願いが通じ、
滝の水がかぐわしい酒になった。その酒を老父に飲ませるとみるみる
若返ったという話しである。「続日本紀」には、奈良時代、元号を養老に
改めた元正帝が、ここの水を献上させて酒を造らせたという記述もある。
巨岩と老木に囲まれ、夏でも肌寒さを感じさせる幽境である。
養老の滝のある場所は、養老公園として整備され、遊歩道の途中には
ロープウェーがあり、ほかにもさまざまな施設がある観光地として名高い。
また、全国展開している居酒屋「養老乃瀧」は、この滝にちなんで名づけられている。
土産物屋が軒を連ね、特に瓢箪は名産品として知られる。そして、養老サイダー
(養老山麓サイダー)は、養老の滝の名物なので、訪れた際はぜひ飲んでおきたい。
遊歩道には、不老長寿に御利益があるとされる養老寺や、養老孝子伝説の源丞内ゆかりの
神社といわれる養老神社などがあり、かつては修験者の不動信仰の滝であった。
また、養老神社の菊水泉は昭和の名水百選にも選ばれていて、現在でも生水で飲むことができる。
観光名所の滝だと割り切ればいいのかもしれないが、養老公園内から聞こえる
音楽やラジオが遊歩道にまで聞こえ、自然の雰囲気を悪くしているように感じた。
養老の滝前の広場。
養老の滝を左側からと正面から。