松見の滝

松見の滝

概要

名称 松見の滝(まつみのたき)
住所 青森県十和田市奥瀬
難易度(滝壺) ★★★★
形態 段瀑
規模 落差90m
行程 林道ゲートから徒歩2時間30分
規制 11月下旬〜4月上旬は冬季閉鎖
問合せ 十和田市役所 0176-23-5111
訪問日 2008年10月15日

十和田湖の北方、南八甲田山連邦を源とする黄瀬川の上流にかかる。落差は90m。きれいに二段に分かれた滝である。
十和田湖と奥入瀬を愛した詩人・大町桂月が、1908年(明治41年)に作品「十和田湖」で初めてこの滝を紹介している。

詳細

松見の滝へ至るルートは二つあり、一つは蔦温泉の近くから蔦沼林道、湧口沢林道を進むコースで、分岐点が
多いですが、片道約1時間30分で行けるそうです。今回私はもう一つの一般的なコースで進むことにしました。

奥入瀬渓流沿いの「黄瀬のバス停」から分岐している道を入る込むと「公衆トイレ」があり、更に進んで行くと
「株式会社コバヤシ十和田事業所」の建物がある。その近くに、徒歩での出発点となる「林道ゲート」がある。

熊出没の可能性もあり、訪れる人も少ないので単独は危険である。分岐点は事前にチェックして行く必要がある。

林道ゲート 注意看板 熊に注意!

この林道は私有地であることと、危険な箇所があるので事故防止の観点から一般車両は
進入が禁止されている。もし仮に自動車で走れたなら、松見の滝は徒歩15分で行ける。

林道 林道

分岐点@:出発から約20分後に「緑の橋」が現れた。この橋は渡らないこと。

分岐点@

分岐点A:出発から約40分後に「T字路」が現れた。ここは右折すること。
すると橋が見えてくるので渡り、ここからは長い上り坂になる。

分岐点A

出発から約1時間15分後に「株式会社コバヤシのゲート」が現れた。ひたすら前に進む。

株式会社コバヤシのゲート 注意看板

ブナ林から杉林に代わったところ辺りから、左側、特に下に注意していると、
分岐点B:出発から約1時間45分後に「松見の滝への標識」が現れた。ここを左折。

ブナ林 分岐点B 標識

草木を掻き分け抜けると、そこからは林道ではない山道を歩くことになる。
ここからは足を滑らすと危険な箇所も多いので、慎重に進みたい。

山道 山道

道なりに歩けば滝全体が見渡せれる場所に着く。その近くに「松見滝竜神」が祀られている。

松見滝竜神

滝壺到着まで約2時間15分でした。苦労して来た甲斐もあり、目の前に現れた壮大な滝に大きな感動を覚えました。

名の由来である松が急崖にそびえ、絶壁を二つに割り、白水を二段に分かれ流れ落ちる姿は絶景そのものです。

松見の滝

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