名称 | 五竜の滝(ごりゅうのたき) |
住所 | 静岡県裾野市千福 |
難易度 | ★ |
形態 | 直瀑 |
規模 | 雄滝・落差12m |
行事 | 4月下旬から5月上旬「こいのぼり掲場」/5月第3土曜日・日曜日「五竜みどりまつり」 |
行程 | 駐車場から徒歩約2分 |
問合せ | 裾野市観光協会 055-995-1825 |
訪問日 | 2007年04月17日 |
狩野川水系黄瀬川にかかる裾野中央公園内にある滝で、約1万年前の新富士火山
三島溶岩流の末端に形成された滝で、玄武岩溶岩流の断崖を豪快に落下する。
本流にかかる大きな三条の滝を雄滝、東側の小支流にかかる小さな二条の滝を雌滝といい、
滝にはそれぞれ左から、雪解(ゆきどけ)、富士見(ふじみ)、月見(つきみ)、銚子(ちょうし)、
狭衣(さごろも)と名付けられ、これが五竜の滝の名の語源となっています。
雪解と富士見
月見
吊橋や支流の上に設けられた石の遊歩道など、適度な運動で見事な滝を見ることができる。
雌滝の銚子と狭衣
銚子
狭衣
雄滝の流れる黄瀬川。岩場を歩けば上から見下ろすことができます。
この付近は以前、佐野瀑園と呼ばれ、五竜館というホテルも建てられていて、昭和天皇をはじめ、
皇族方も来訪されました。また、新田次郎・若山牧水も当地を訪れ、新田次郎は小説「蒼氷」を執筆し、
作品の中に舞台となった五竜の滝や愛鷹山があります。若山牧水は五竜館に宿泊し、歌集「麦の秋」
「野なかの滝」「渓間の春」を創作しました。また、園内には国指定重要文化財・植松家住宅があります。