東京都23区の滝

東京都区部の滝に関して

東京都は奥多摩や島嶼があるので、全体的に見ると森林率は36%で、埼玉32%、茨城31%、千葉31%、大阪31%よりも森林割合が高い。
森林面積は大阪府の58,261.68haよりも高い79,645.69haを有している。[林野庁:平成19年森林資源現状調査より]

しかし、都心部にいると大自然、「滝」とは全く無縁の世界である訳で、
コンクリート砂漠と比喩されるこの街に、はたして「滝」はあるのだろうか?

江戸時代には「江戸七瀑布」と呼ばれる滝があったようです。
○は一応存在、×は存在しない滝です。

×十二社権現滝(新宿区西新宿)
○独鈷の滝(目黒区下目黒)
○氷川の滝(品川区西五反田)
○不動の滝(世田谷区等々力)
×音羽の滝(台東区上野)
×弁天滝(北区田端)
○名主の滝(北区王子)

調査結果

東京23区の滝を特集した本やサイトは存在しない。というよりも都区内に滝の定義に当てはまる滝が存在しない。

滝の名前でいえば、北区の名主の滝公園にある「名主の滝」以外はほぼ知られておらず、とりあえず都内を探索しならが
「滝」という文字を見かけたら掲載していくことにします。原則的には、湧水や公園や建物などで滝らしい演出があれども、
管理者により公に滝と名づけられていない、または規模が小さな滝は除外しています。

東京23区の滝一覧

北区名主の滝公園、音無親水公園、飛鳥山公園、滝野川公園、旧古河庭園
千代田区神田明神、ホテルニューオータニ、国会前庭
中央区日本橋
港区毛利庭園、有栖川宮記念公園、シンボルプロムナード公園
新宿区新宿中央公園、株式会社スズヤ質店
文京区東京大学、小石川後楽園
品川区氷川神社、池田山公園、戸越公園、しながわ区民公園
目黒区目黒不動尊
大田区田園調布せせらぎ公園
世田谷区等々力渓谷公園
中野区哲学堂公園
杉並区蚕糸の森公園、善福寺公園
板橋区不動の滝公園
足立区しょうぶ沼公園
江戸川区小松川境川親水公園
江東区東京都水の科学館、夢の島熱帯植物館、東京ファッションタウンビル

北区

名主の滝

北区岸町1-15-25 「名主の滝公園」
開園時間:9:00 - 17:00(7月15日 - 9月15日の間は9:00 - 18:00)
京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」/都電荒川線「王子駅前駅」より

「名主の滝(なぬしのたき)」は、落差8mの男滝(おだき)を中心に、女滝(めだき)、独鈷の滝(どっこのたき)・湧玉の滝(ゆうぎょくのたき)の四つの滝からなります。

現在、名主の滝公園と整備されている当地は、江戸時代の王子村の名主・畑野孫八が屋敷内に滝を開き一般に公開したのが始まりで、これが「名主」の名の由来となっている。

武蔵野台地の北縁部に位置する王子付近には、かつて七つの滝「王子七滝」があったといわれますが、現在はこの名主の滝だけが残っています。

名主の滝は、現在は地下水をポンプで汲み上げて流している滝ですが、23区では一番滝らしい滝であると思います。

写真の順は、左から男滝、湧玉の滝、独鈷の滝、女滝です。私が訪れた時は、湧玉の滝、独鈷の滝が枯れ滝になっていました。

名主の滝・男滝 名主の滝・湧玉の滝 名主の滝・独鈷の滝 名主の滝・女滝

権現の滝(ごんげんのたき)

北区王子本町1-1-1 「音無親水公園」
開園時間:9:00 - 16:00
京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」/都電荒川線「王子駅前駅」より
備考:日本の都市公園100選

音無親水公園は、地元では音無川と呼ばれる石神井川の旧流路に整備された公園で、
かつての王子七滝のひとつ「権現の滝」が再現されています。

音無親水公園 権現滝

飛鳥山公園の滝

北区王子1-1-3 「飛鳥山公園」
京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」/都電荒川線「王子駅前駅」「飛鳥山駅」すぐ

上記で掲載した音無親水公園から明治通りを挟んだ場所にある飛鳥山公園(王子公園)には、
滝名はついていませんが、噴水広場に滝が流れており、夏になると子供の遊び場となっています。

飛鳥山公園は、北区飛鳥山博物館、紙の博物館 、渋沢史料館の3つの博物館があり、渋沢栄一の旧邸 「曖依村荘(あいいそんそう)」跡の
旧渋沢庭園には、晩香廬(ばんこうろ)、青淵文庫(せいえんぶんこ)の 2つの建造物が国の重要文化財に指定されています。

王子駅を降りれば、3箇所の滝場を含めて、いろいろと見どころが多いです。

飛鳥山公園の滝 飛鳥山公園の滝

滝野川公園の滝

北区西ヶ原2-1-8 「滝野川公園」
京浜東北線「上中里駅」/東京メトロ南北線「西ケ原駅」すぐ

まず、名前からして滝好きを興奮させる名前だ。王子駅の南方に位置しており、昔からこの地が滝に 恵まれていたことから名づけられた地名であろう。

滝野川公園の滝

旧古河庭園の滝

北区西ヶ原1-27-39「旧古河庭園」
地下鉄南北線「西ヶ原」徒歩7分/JR「上中里」徒歩7分「駒込」徒歩12分/都電荒川線「飛鳥山駅」徒歩18分
開園時間:午前9時〜午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始 (12月29日〜翌年1月1日まで)
入園料:一般及び中学生150円、65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)

旧古河庭園は、古河虎之助の邸宅にあった庭園で、武蔵野台地の傾斜を巧みに利用し、日本庭園、西洋庭園、 洋館が配し、国の名勝に指定されている。

日本庭園は、心字池を中心に、大滝、枯山水、茶室等が配された回遊式庭園です。

この滝は、本郷大地と低地の斜面を巧みに利用した、小川治兵衛の最も力を入れた場所の一つであり、滝壺まで20m落ちる景観は氏の作風の中でも珍しく
丘陵幽玄の境地を如何なく発揮している。

旧古河庭園の滝


千代田区

神田明神の滝

千代田区外神田2-16-2
JR御茶ノ水駅、秋葉原駅徒歩

神田明神の境内にあり、溶岩で築山され、獅子が配された獅子山から滝が流れています。

神田明神の滝

ホテルニューオータニの滝

千代田区紀尾井町4番1号 「ホテルニューオータニ」
東京メトロ赤坂見附駅、永田町駅

ホテルニューオータニには、日本庭園があり、滝とホテルの景観が見事です。

ホテルニューオータニの滝

国会前庭の滝

永田町1、各線地下鉄・永田町駅・国会議事堂前駅より徒歩
入園時間:午前9時から午後5時

国会議事堂前にある庭園。洋式庭園の北地区と、和式庭園の南地区からなる。

国会前庭の滝


中央区

日本橋 滝の広場

東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線・「日本橋駅」下車

日本橋川に架かる日本橋にある「滝の広場」では、滝が見れます。

日本橋の滝の広場


港区

毛利庭園の滝

港区六本木6-10-1 「毛利庭園(六本木ヒルズ敷地内)」
備考:開園時間 7:00〜23:00 (変更もあり)
日比谷線「六本木駅」徒歩5分/大江戸線「六本木駅」徒歩10分

六本木ヒルズの敷地内にある「毛利庭園」は、もともとは毛利家の屋敷があった場所で、面積4,300uという広大な敷地に、
池を中心にし、滝、渓流、川のせせらぎや、桜、イチョウといった木々を配し、四季折々に変化する木々や植物の表情を
感じることができる、回遊式の日本庭園となっています。右側の写真は、六本木ヒルズに近い六本木駅を降りた場所にある、
広告の前を流れる滝。

毛利庭園の滝 六本木ヒルズの滝広告

有栖川宮記念公園の滝

港区南麻布5-7-13
日比谷線「広尾駅」徒歩10分

園内には「滝」が2箇所あり、それぞれが渓流を作り池に流れ込んでいます。
東日本大震災後、節電により滝が流れる姿を撮ることはできませんでした。

有栖川宮記念公園の滝

シンボルプロムナード公園 「滝の広場」

港区台場1,2、江東区青海1,2、江東区有明2,3 「シンボルプロムナード公園」
備考:運転時間 9:00〜22:00
新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園」〜「有明」の各駅下車/りんかい線「東京テレポート」「国際展示場」の各駅下車

シンボルプロムナード公園の滝 シンボルプロムナード公園の滝


新宿区

新宿白糸の滝・新宿ナイアガラの滝

新宿区西新宿2-11 「新宿中央公園」
「新宿駅」より徒歩10分
備考:新宿白糸の滝の流れる時間は、夏11-14,15-18、冬11-14,15-17です。

高層ビルの立ち並ぶ西新宿にある「新宿中央公園」には、人工的に作られた「新宿ナイアガラの滝」と「新宿白糸の滝」があります。
新宿ナイアガラの滝の後ろが新宿白糸の滝になっていて、新宿ナイアガラの滝は都庁の展望台からも望むことができます。

新宿ナイアガラの滝 新宿白糸の滝

滝が流れるビル「株式会社スズヤ質店」

新宿区高田馬場4-6-6
JR「高田馬場駅」徒歩1分
備考:7時から23時まで滝が流れる。

その昔、屋上の噴水看板で話題になり、現在はJR高田馬場駅ホームから見えるビルからは滝が流れ落ち、夕方にはライトアップされています。

人工的に滝が流れるような演出はホテルなどに多いように感じますが、この類を掲載していると切りがないので、ビルの外壁を流れ落ちるこの滝を、
人工的な建物の滝の代表例として掲載することにしました。個人的には中華人民共和国の桂林市にある桂林漓江大瀑布飯店を一度見てみたかったりします。

スズヤ質店の滝


文京区

東京大学 三四郎池の滝

文京区春日1-16-21「東京大学本郷キャンパス内」
東京メトロ南北線「東大前」駅より徒歩約10分、東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩約7分

東京大学構内にある育徳園心字池(三四郎池)に流れる滝。江戸時代は加賀藩前田家の敷地でした。

三四郎池の滝

小石川後楽園

文京区後楽一丁目
都営大江戸線、JR中央・総武緩行線「飯田橋」徒歩(

国指定特別史跡及び国指定特別名勝に選出されている庭園内に滝が配されています。水戸徳川家水戸藩初代藩主・徳川頼房が
築いた庭園を、嫡子の徳川光圀(水戸黄門)が改修している庭園です。

順番に、音羽の滝、寝覚の滝、白糸の滝です。

音羽の滝 寝覚の滝
白糸の滝


品川区

氷川の滝(氷川の懸泉)

品川区西五反田5-6-3 「氷川神社」
「不動前駅」より徒歩2分、「五反田駅」より徒歩10分

境内に湧き水があり「江戸七瀑布」の一つとして有名でした。

氷川神社の滝

池田山公園の滝

品川区東五反田5-4-35 「池田山公園」
「五反田駅」より徒歩10分、「目黒駅」より徒歩15分
備考:午前7時30分から午後5時まで(7・8月は午後6時まで)
休園日は12月29日から1月3日

池田山公園は、池を中心に園路をめぐり観賞する回遊式庭園となっています。起伏に富んだ自然地形のなかに滝や既存林などを生かし、
準和風庭園の趣を作りだしています。

江戸時代は岡山藩主・池田家の屋敷があったところで、台地に囲まれた窪地に池があり、昔から湧き出る湧水が現代にも存続して、
滝となり流れ落ちています。滝の規模は小さなものですが、湧水が残っていることは都内では貴重なことです。

池田山公園の滝

戸越公園の滝

品川区豊町2-1-30 「戸越公園」
東急大井町線「戸越公園駅」「下神明駅」より各徒歩約7分/都営浅草線「戸越駅」より徒歩約10分

江戸時代の回遊式庭園、門構えと特色のある戸越公園駅は、もともとは熊本藩主・細川家の屋敷があったところで、
その後の所有者は、松平家や久松家などを経て、1890年に三井財閥に移り、昭和初期に東京に寄付された歴史をもつ。

湧水と水道水の併用で成り立ち、落差もそこそこあり、人が立ち入れないように保護されている。

戸越公園の滝

しながわ区民公園の滝

品川区勝島3-2-2、南大井 「しながわ区民公園」
京浜急行「立会川駅」「大森海岸駅」から各徒歩約5分/JR京浜東北線「大森駅」徒歩約15分
「大井町駅」よりしながわ水族館行きの無料送迎バスがあり公園の利用にも利用することができる。
入園時間:4月-11月 6:00-20:30、12月-3月 6:00-18:00

しながわ区民公園は、南北に約1kmに及ぶ公園で、園内には、少年野球場 、テニスコート、ハーブ園、 屋外プール、つり掘、キャンプ場、
遊び場、クジラの噴水、勝島の海、しながわ水族館がある大型公園で、 隣接して大井競馬場や平和島競艇場があります。

「上の滝」と呼ばれ階段状に落ちて池に流れ込んでいます。日本では滝を英語で現す時に
「waterfall(waterfalls)、○○falls」が常用的に使われますが、他にも英語で滝を現す言葉に、
小さな滝を「cascade」、大きな滝を「cataract」と用いることもできます。
しながわ区民公園から近い「平和の森公園」にもカスケードがありますが、しながわ区民公園と
同じような感じの滝なので、このサイトでは割愛させて頂いております。

しながわ区民公園の滝


目黒区

独鈷の滝(とっこのたき)

目黒区下目黒3-20-26 目黒不動尊境内
東急目黒線「不動前駅」下車徒歩8分/JR山手線、東急目黒線、東京地下鉄南北線、都営地下鉄三田線「目黒駅」下車徒歩13分
備考:東京の名湧水57選

一般的に目黒不動で知られる瀧泉寺の境内にある「独鈷の滝」は、武蔵野台地から湧水が流れ落ちている滝で、
伝承では、慈覚大師円仁が寺地を定めようとして独鈷(とっこ、古代インドの武器に由来する仏具の一種)を
投げたところ、その落下した地から霊泉が涌き出し、今日まで枯れることはないという。

二体の龍の口から水が吐き出されており、滝の手前には滝泉寺前不動堂があり、人工の大きな池には水かけ不動明王が奉られています。

独鈷の滝 独鈷の滝


大田区

田園調布せせらぎ公園の滝

大田区田園調布1-53-10 「田園調布せせらぎ公園」
東急東横線、多摩川線「多摩川駅」下車すぐ
・4月から9月:午前8時から午後6時まで(入園は午後5時30分まで)
・10月、2月、3月:午前8時から午後5時まで(入園は午後4時30分まで)
・11月から1月:午前8時から午後4時30分まで(入園は午後4時まで)
備考:旧多摩川園ラケットクラブ跡地「東京の名湧水57選」

公園予定地として取得された多摩川園ラケットクラブ跡地の一部を、平成14年から一般開放している公園で、
湧水は崖線350mに渡って10数箇所から湧出しているそうで、その湧水が滝となって流れ落ちている。

田園調布せせらぎ公園の滝


世田谷区

不動の滝

世田谷区等々力1-22、2-37〜38 「等々力渓谷公園」
東急大井町線「等々力駅」徒歩3分
備考:東京の名湧水57選

都区内唯一の渓谷である「等々力渓谷公園」には数多くの湧水が存在しており、園内にある「不動の滝」は多摩川の支流である
谷沢川に流れ落ちる滝で、満願寺の別院である等々力不動尊の行者の滝として、かつては修行者の姿が見られたという。

不動の滝


中野区

哲学堂公園の滝

中野区松が丘1-34 「哲学堂公園」
西武新宿線「新井薬師前駅」より徒歩12分/都営地下鉄大江戸線「落合南長崎駅」より徒歩12分

東洋大学の創設者である哲学者の井上円了が、ソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀った「四聖堂」を建設したのが始まりで、
この四聖堂は当初哲学堂とも呼ばれていて、それがそのまま公園の名になりました。

哲学堂公園内案内看板の中に「滝」とだけ書かれた案内があったので、この場に掲載することにしました。

哲学堂公園の滝


杉並区

蚕糸の森公園の滝(さんしのもりこうえんのたき)

杉並区和田3-55-30 「蚕糸の森公園」
地下鉄丸ノ内線「東高円寺駅」から徒歩2分

蚕糸試験場の跡地に設けられた公園で、小学校の運動場と隣接している珍しい公園です。園内には「大滝」と表記された滝があり、
幅約30m、高さ約3.5m、1分間に最大11.5uの水が流れ落ちているそうです。お笑い芸人専門の芸能事務所・人力舎が近くにあるのもあり、
滝に向かって練習する人を見かける時があります。また、滝の裏側も小さな滝があり、池に流れ込んでいます。

蚕糸の森公園の滝

遅之井の滝(おそいのいのたき)

杉並区善福寺2,3丁目 「善福寺公園」
JR「西荻窪駅・荻窪駅」西部鉄道新宿線「上石神井駅」各所よりバス

この滝は往時の湧水の湧き出し口遅野井を滝の形で復元したもの。遅野井については次のような伝説があり、
源頼朝が奥州征伐のため、この地に軍を率いて宿り、氏神八幡宮(現在の井草八幡宮)に誓願し無事に征伐を終え、
この地に戻った際、折からの干ばつで軍勢は渇きに苦しんだ。頼朝は弁財天に祈り、自ら弓で地面を7ヶ所掘ったが、
軍勢は渇きのあまり水が湧き出るのが遅い、遅の井と言った。その時、7ヶ所に水が湧き出し、軍勢は渇きを癒した。
その後、江ノ島弁財天をこの地に勧請して善福寺弁財天を創建したという。

遅之井の滝


板橋区

不動の滝

板橋区赤塚8-12 「不動の滝公園」
・都営地下鉄三田線「西高島平駅」徒歩18分/東武東上線「下赤塚駅」「成増駅」徒歩18分
・東京メトロ有楽町線地下鉄「赤塚駅」「成増駅」徒歩20分
備考:東京の名湧水57選

武蔵野台地の湧水の滝で、東京大仏で知られる乗蓮寺付近にあり、不動の滝公園内に不動明王が祀られ垢離堂(こりどう)がある。

昔は大山詣りや富士詣りの人々が滝に打たれ心身を清めるみそぎ場であり、どんな旱魃の年でも水が枯れない湧水で、
近年は水量こそ減りましたが、今でも枯れることなく流れ落ちています。

不動の滝

薬師の泉庭園の滝

板橋区小豆沢3-7-20 「薬師の泉公園」
・都営三田線 志村坂上駅 徒歩5分

平成元年に「医王山薬師院大善寺」の庭園を史料に基づき復元された公園。
江戸時代には「薬師の泉」があり、徳川吉宗がこの涌き水の美味しさに感嘆したという。

薬師の泉庭園


足立区

しょうぶ沼公園の滝

足立区谷中2-4-1 「しょうぶ沼公園」
千代田線「北綾瀬駅」より徒歩1分

園内には、高さ4mの滝やせせらぎ水路、三連水車などがあり、約70種6,500株のハナショウブが群生しており、水と緑に親しめる公園です。

しょうぶ沼公園の滝


江戸川区

小松川境川親水公園の滝

江戸川区中央4丁目・本一色1丁目〜西小松川町 「小松川境川親水公園」
JR総武線「新小岩駅」から都バス「葛西」または「西葛西」行き「江戸川区役所」下車
JR総武線「小岩駅」から京成タウンバス「小松川警察署」行き「森林公園」下車

小松川境川親水公園の滝 小松川境川親水公園の滝


江東区

東京都水の科学館の滝

江東区有明3-1-8
国際展示場正門駅、国際展示場駅徒歩
午前10時30分〜午後4時まで

東京都水道局が運営する水に関する科学館で、1Fにあるアクアパークには滝が流れています。

東京都水の科学館の滝

夢の島熱帯植物館

江東区夢の島2-1-2
地下鉄有楽町線・JR京葉線・りんかい線「新木場」徒歩15分
午前9時30分〜午後17時まで/p>

熱帯植物を主に展示する植物園内に滝が流れています。裏見の滝になっていて、滝の内側を歩くことができます。

夢の島熱帯植物館の滝 夢の島熱帯植物館の滝

世界一の室内滝「東京ファッションタウンビル」

江東区有明3-1
ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「国際展示場正門駅」すぐ
「シャワーツリー35」平日は12時、13時、17時、19時、土・日曜は12時〜19時の毎正時。

お台場にある「東京ファッションタウンビル(TFTビル)」には、世界最大といわれる室内滝があり、
高さ35mの天井から7分間、一気に降りそそぎます。18時からは「レインボーシャワーツリー35」に変わり、
7色の滝が華麗な姿を演出しています。

人間の知恵が作り出した大都市の滝という意味では、東京らしい滝であったりする。

東京ファッションタウンビル


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