最近は残業が多く、銭湯巡りがままならない今日この頃、仕事最終日の22時前に
仕事が終わり、同僚に祖師ヶ谷大蔵駅まで送ってもらい、駅前にあるウルトラマン
像を見て、ウルトラマン商店街を歩き温泉に向かう。商店街の角を曲がると明かりが見え、
祖師ヶ谷温泉かと思いきや、それは大型のコインランドリーだった。そして、温泉前には
温泉に入れば無料で利用できる駐車場もある。
入口には草花が綺麗に生けられ、販売機が3台も置かれている。入浴のみは450円、
サウナセット680円、サウナ+共通券720円だった。このセットと共通券の違いは何だろう?
ジュース類のほかに高濃度水素水が100円で販売されていた。また、濃縮黒湯温泉という
温泉が1800円で販売されていた。これを自宅の湯船に入れて黒湯を楽しめるようだ。
休憩室は、フロントの待ち合い室、男性女性専用、風呂場の休憩室があり、特に風呂場の
休憩室は、洒落たテラスで、薄暗く落ち着いた場所で休憩ができる。更に音楽がかかって
いれば良かったような気もする。また、建物は全面禁煙なのもありがたい。
脱衣室の床下には暖房が利いていて、冬などには重宝しそうだ。これは銭湯を巡り始めて初めて見た。
背広や荷物の多い人には大きなロッカーもあり、ロッカーは120近い。銭湯としてはかなりの数だ。
約30の洗い場がありアメニティ無料で、浴室には音は消してあるが大型のテレビがある。
浴槽は大きく分けて温泉槽、白湯槽、シルキーバス、水風呂、ジャグジーの5種があり、
温泉の源泉となる黒湯があり、また水は、軟水と同時にトルマリンも利用しているようだ。
電気風呂の電流が強い浴槽があり、自分は電流に弱いのか入れなかった。
サウナは高温サウナ、低温ミストサウナ、冷凍サウナの3種があり、低温ミストサウナ、
冷凍サウナは無料で利用できる。冷温サウナていうのがあり1人用だけど0度のサウナを
味わうことができる。このサウナは銭湯巡りをしていて始めて見た。
サウナ料金では、サウナと広々としたプールが利用できる。マンション3階に相当する
吹き抜けっぽいプールで解放感がある。
まさに温泉と名付けられただけあり、銭湯組合に属しながらも温泉に近い設備だった。
地元にあれば、年間パスとかあれば利用したい銭湯。そして、祖師ヶ谷大蔵駅のホームで、
ウルトラマンの発着音を聞き、終電で自宅へ帰った。
訪問日:2012年4月/東京銭湯巡礼・個人的第318番目札所