ゴミ箱
文章になりきらなかったネタ。テニプリ。
塚リョ。
ノータイトル
「お前な・・・分かっててやってるのか?」
部長が眼鏡ごしに睨みつけるように俺の方を見てくる。
―――――その目が、すごく大好き。
「さぁね」
俺は軽く答えて、部長の眼鏡を奪う。
俺と部長を遮るコレを。
部長は一瞬苦い顔をしてそれから
「どうなっても知らないからな」
と呟くように吐き捨てて、俺の両腕をドアに押さえ付けた―――――
越前が見つめ返してくるその目は、とても真っすぐで・・・オレはいつも
それに魅入られてし
まう。
オレが中々この体勢から動かないことに痺れを切らしたのか、越前は
少しふてくされたよ
うな顔をして言った。
「ねぇ・・・早く・・・・・・して?」
―――――極上の誘い文句だ。
薄い星明かりの中、おれたちは静かに口付けを交わした―――――

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