ゴミ箱ゴミ箱


文章になりきらなかったネタ。NARUTO。シカナル←サス?元ネタはギリシャ神話。




ギリシャティックメロドラマ(ひどいタイトルだなオイ)






「あっ!シカマル起きたってばよ!おーい!」
槍投げの槍を手にしたまま嬉しそうな顔で手 を振るナルト。
「物騒なもん振り回してんじゃねぇよ」
そんなナルトに不機嫌オーラ全開 のサスケ。一方のシカマルはナルトの
笑顔にぽけーっと見惚れている。
そんな時だった・・・ ナルトが手を滑らせて槍を投げてしまったのは・・・。
槍は物凄い勢いでシカマルめがけて飛 んでいき、そして、命中した。
「シカマル?シカマルーっ!!」
慌ててシカマルのもとに駆 け寄るナルト。
「シカマル?死ぬな!死ぬなってばよシカマルぅ!!」
だがナルトの願いも虚 しく、静かに息を引き取るシカマル。
「シカマル・・・」
泣きじゃくるナルトを、内心恋敵の 死にほくそ笑みながら慰めるサスケ。
けれど現実はそんなに甘くはなかった。
「サスケ・・・」
「何だ?」
これ以上ないほど優しく 微笑みかける。これからは2人でやっていこうじゃないか。
―――――・・・ナルトの言葉はこうだっ た。
「俺を、殺してくれってばよサスケ・・・」
涙ながらにそう告げる。
「俺のせいでシカマ ルが・・・なのに、シカマルのいない世界で生きたって
意味ねぇってばよ・・・」
切実な声。切実な 顔。
所詮サスケもナルトバカ。ナルトの必死の願いを断ることなど出来ないのだった。
「ナルト・・・ッ」
―――――・・・そうして、ナルトを殺したサスケは後悔に駆られその後を追う。
「ナル ト・・・」
後に残ったのは涙の池。
悲しみに暮れたナルトの、そしてサスケの後悔の涙。
ただ それだけだった―――――





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