対の遺伝子について本気出して考えてみた 2006.3.2バージョン

碧翠の思考回路をキャラが代弁する形で話が進むので、そういうのが苦手な方は読まない方が良いかもしれません。(碧翠的イメージ=爆れつ小説のあとがき/笑)




アスラン(以下ア)「何故、今になってなどという不躾な質問はやめにしよう。碧翠の思い付きだ、仕方ない。これが俺のポジションなんだ・・・仕方ない・・・(ぶつぶつ)」
カガリ(以下カ)「・・・何を言っているんだ?;」
ア「対の遺伝子について、だ」
カ「(今の、そういう話だったか・・・?)」
ア「碧翠は前情報も後情報も聞き流すタイプなので、このフレーズがいつから言われいつから言われなくなったのか全く知らない。しかしこれが少なくとも一時期、設定上に存在していたことは事実だ。そうだろう?」
カ「ん・・・?あ、アスランとラクスが対の遺伝子を持ってるって話か?」
ア「あぁ。『対』つまり2つで1つ。・・・この場合、2人で1つの遺伝子と解釈していいだろう」
カ「うん、まぁ普通に考えればそうなるな。とはいっても単純な解釈だけじゃ収まらない後付けの説もあっただろうけど・・・」
ア「そうなんだ、いろいろな解釈が可能なフレーズなんだ。にもかかわらず、何の謎も解明されないまま・・・」
カ「物語は終了し、対の遺伝子という設定はなかったことにされていた」
ア「おかしいだろう、そんなの!どれだけのファンがこの言葉に夢を抱き、そして涙したと思う!?」
カ「まぁ、アスラク派は泣いただろうな・・・」
ア「そうだろう?!」
カ「けど、これを私に言わせるのか?!っていうアスカガ派の怒りも少しは考えて欲しいところだぞ、私としては」
ア「あ、う、あ、まぁ・・・悪い。少し落ち着くよ」
カ「ぜひそうしてくれ。とは言っても、そんなことしてる場合でもないから話は続けるけどな」
ア「そうだな。対の遺伝子、つまり俺とラクスは2人で1つ・・・」
カ「なんか私とキラみたいだな。ほら、双子だし顔似てるし。まぁ私たちの場合どちらかっていうと1つが2つになったって感じの方が合うかなぁ」
ア「1つが2つか・・・。俺とラクスは2つが1つ、キラとカガリは1つが2つ・・・」
カ「?何をぶつぶつ言っているんだ?」
ア「こう考えることはできないか?俺とラクスは2つが1つだから2人で同じものを愛するんだ」
カ「突拍子もないな」
ア「で、キラとカガリは元は1つだから、俺とラクスはこの1つを愛するとする。そうすればほら、アニメの最終的なカプにもすんなりと行き着くじゃないか」
カ「アスランとラクスは同じものを、つまり私達を愛するからアスランには私、ラクスにはキラがくっついたんだって言いたいのか?」
ア「その通りだ。ちなみにこの考えでいけばアスキラ・アスカガ・キララク・カガラクの4カプは無理なく成立することになる」
カ「それってどっちにしろ碧翠が好きなアスラク・キラカガにはならないけど、いいのか?」
ア「一応ここにいる俺達はアニメ沿いの性格で設定してあるつもりらしいから、碧翠の好みはこの際置いておくそうだ」
黒キラ様(以下キ)「ところがそうもいかないんだよねぇ」
ア「キラ!?」
キ「気安く呼ばないでくれる?」(にっこり)
ア「(ガーーーン!!!)」
カ「・・・ど、どうしたんだキラ?キラらしくないぞ・・・?」
キ「んー、この会話に碧翠的萌え要素を見出すためのスパイスだって。最近へたれアスランをいじめる黒キラってのが密かにマイブームらしいよ、あの人」
ラクス(以下ラ)「それから、アスキラよりキラアス、ともおっしゃってましたわ」
カ「ラクス!」
ラ「お久しぶりです、カガリさん」
カ「久しぶりだな!それにしても・・・碧翠の奴、いつの間にキラアス思考になったんだ?」
ラ「元々あの方はあまりその辺りこだわりがないので、今回もきっと一過性の萌えなんだと思いますわ」
カ「あぁ、SEEDに関してはノーマルカプ萌えの方が大きいもんな、あいつ」
ラ「えぇ。ところで・・・先程のアスランの説を採用するなら、私がカガリさんを、というのは有りなのですわよね?」
カ「あぁ、そうだな」
ア「そうだなってカガリ!!」
カ「あ、戻ってきた」
ア「俺はどうするんだ、俺は!」
ラ「あら、そのためにキラが来たのではありませんか」
ア「キラがって・・・えぇ!?」
キ「何?どうしたの?・・・嫌なの?」(どす黒い微笑み)
ア「い、いや、そんなことは・・・あ、いや、その・・・」
キ「ふーん、そう。そういう態度とっちゃうんだ?」
ア「いや・・・だから・・・」
キ「これは後でお仕置きが必要かなぁ」
ア「ひぃーーーっ!!」(涙目)
ラ「くすくす。そのくらいにしておいてあげてくださいな、キラ」
キ「そうだね。アスランのせいでまた話が進まなくなってる」
ア「(俺のせい・・・?!)」
カ「・・・てか元々この話に終着点なんてあったのか?」
キ「あるにはあるよ。まぁ一言でまとめてしまえば、対の遺伝子にかこつけてカガラクを正当化してみたかったってところかな」
カ「うーん・・・正当化されてるのかどうか微妙なところだけどな」
キ「うん、こじつけだし、まず論理がなってないしね」
ラ「まぁまぁ、その辺は触れないでやっておいてくださいな」
ア「とにかく『対の遺伝子=アスラク』以外にも考える余地はあるんだと碧翠が納得したいがために、今回の話が生み出されたってことだな」
キ「無理矢理まとめたね。ところで僕もアスランじゃなくてカガリがいいんだけど・・・」
ア「(ガーーーン!!!)」
ラ「ダメですわ。カガリさんは渡しません」(にっこり)
キ「けちー。だって元々1つなんだよ、僕とカガリは」
ラ「それでもダメです」(にっこり)
カ「私はどっちでもいいぞ」
ア「あの・・・俺の立場は・・・」
ラ「カガリさんは私のです」(にっこり)
キ「ずるいよラクスばっかり!」
カ「うーん・・・」
ラ「どうしましたの?」
カ「私とキラが1つなんなら、まとめてラクスが持っていけばいいんじゃないのか?」
ラ「まぁ、それは素敵な考えですわね!」
キ「それって結局僕の得にはなってないような気がするんだけど・・・まぁいいか」
カ「決まりだな。よろしくな!」
ラ「えぇ」
キ「よろしくね」
ア「あの・・・・・・」
ラ「では参りましょうか」
ア「俺は・・・・・・」
カ「じゃあな、アスラン!」
ア「俺は・・・・・・・・・・・・」



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