君がいた景色 今でも時々 君の夢を見る 「俺は・・・馬鹿だ」 そう口に出したことで、余計にその事実を実感した。 馬鹿だ。本当に。 俺がおたおたしているうちに、彼女は俺の手から飛び去ってしまった。 彼女はいつだって俺に手を差し伸べてくれていたのに。 『コーディネイターだって馬鹿は馬鹿』 そう言ったのは、俺のことなんか良く知りもしない奴で。 でも、この言葉はアイツじゃなきゃ言わないだろうな。 「キラっ」 彼女が口にする、親友の名前。 彼女の瞳は、真っ直ぐにただキラだけを捕らえる。 俺のことなんか・・・もう、見向きもしない。 何がいけなかったんだろう・・・ あのまま、今までのままの俺たちではいられなかったんだろうか・・・ そんなことを今更考えても後の祭りで。 『アスランが信じて戦うものは何ですか?』 それはキラにも言われていた言葉。 何故戦う? 俺はそんなこと考えたことさえなかった。考えようとしなかった。 でも、あの2人はそうじゃない。あの2人は、そういうことをきちんと考えた上で結論を出して、戦っている。 俺は1人で置いてきぼりだ。 馬鹿だから・・・だから俺には、彼女の隣にいる資格なんてないのだろうな。 彼女はちゃんときっかけをくれたのに。 『アスランが信じて戦うものは何ですか?』 俺の信じるもの――――― それはきっと君。 そう、許されるならもう一度、君と笑って過ごしたいけれど・・・ 君の思いは俺のところにはないから。 だから――――― 新しい出会いを 今は信じていたい |
ということで小説もどきです。 アスランの口調は私には理解できないので、一人称は「俺」で統一です。めんどいんだよアンタ。(コラ) この小説もどき・・・書きかけでほっぽっといたら何を書こうとしてたのか忘れまして・・・なので最後の方は歌詞にあわせててきとーに作ってます。いーかげんですみませぬー。 ・・・秤フ詞って何だよって話ですか?(そりゃそうだ) えと、この小説というかモノローグは、題名まんま「君がいた景色」という曲をモチーフにしとりまして。えぇ。 知る人ぞ知る、木之本桃矢さんの曲でございます。 ・・・買Cザークじゃねぇか!!(笑) なんてツッコミが出来る方は関智一ファンですね☆ ところで、これ書くときこの曲聞きながらやったんですけど、思わず泣きそうになりました。あーもぅこの曲大好きv桃矢兄ちゃん大好きvv(今の関智の歌唱力でこの曲歌ったら絶対ゾクッときますって。ホント。) どーでもいいですが、ラクス視点→キラで歌帆さんの曲、カガリ視点→アスで小狼の曲、キラ視点で雪兎さんの曲(笑)、ラクス視点で「やさしさの種子」、アスラン視点→キラで知世ちゃんの曲(笑)なんてどうでしょう。 |