リヨン伝説フレア補完計画 「設定資料補完計画3」

リヨン伝説フレアの再現に数年を費やしてきたわけですが、なぜもこれほど困難なのかと常に思います。答えは簡単です。
資料が少ないからです。まさに伝説となった名作、リヨン伝説フレアの設定資料は雑誌などに掲載されたものや、フィルムコミックがあります。
前回の補完計画では、過去の映像を基にフレア設定資料の再現をはかり、大成功を収めました。
しかーーーし!
フレア以外の映像資料から、フレアの手がかりを獲ることができました。それに基づくと、前回の補完では不十分だったのです!
フレア2とほぼ同時期の内田氏作品に手がかりがありました。前回はメタルジャックが参考になりましたが、今回はもう一つ重要な作品をあげたいと思います。
それは、ガイ 洋間覚醒です。失礼、妖魔でした。

いきなりありました。

中盤で所長に性の奉仕を強要されていた「キャラ」さんです。このキャラは成長したフレアのイメージがあります。終盤で怪物に殺されてしまうのも、フレアを超えたいという内田氏の考えがあったのかもしれません。
実際、キャラの思い出シーンの画が、コンプリートBOXでフレア画像として間違って使われていることからも、フレアとキャラは似ているのです。そこで、キャラの画像を再検討しました。正面の画像から目元を調べます。

前回も使ったフレア2本編の画像です。
フレアの目はキャラより大きく、まだ幼さを残しています。エロアニメのヒロインが可愛くないのは致命的ですから、これでいいんですが・・・、キャラの目元を参考に正面のフレアも再現できそうです。
この二つで大体の雰囲気はつかめました。


ガイのキャラ斜め正面画像です。
上二つの画とあわせると、当時の内田キャラの目の特徴が、ほぼ理解できました。こんなところにヒントがあったのに何年も気がつかなかったなんて・・・orz

しかし、作画、ガイは安定してますねぇ。フレアの作画はひどいのに、これはねぇっすよ。


ここで、キャラの目元を拡大します。
これを元に前回の補完画像を修正し、斜め正面を向いている画を再現てみましょう。

このキャラの瞳を拡大し、目のふちはこの形を参考にします。

前回の補完フレアです。キャラと比べると目の幅が狭すぎます。これは本当に近似値でしかなかった、といくことです。無念・・・。早速当たらしく補完してみます。


さぁ、できました!
瞳の大きさを設定資料のフレアとあわせ、目のふちは、形をキャラの形に合わせました。これで真のフレア補完です!
苦労しましたが、これでフレアの設定資料補完は完了です!

では、設定資料のフレアの顔を斜め前補完した補完フレアと本編のフレアを比較します。前回も使ったフレア2の本編のフレアです。設定のフレアの目の大きさを維持したまま斜め前を向かせると、この補完フレアになったので、比べると、本編は目の大きさがまったく設定とあっていないことがわかります。とはいえ、もともとこの目の形は通常の内田キャラの特徴を残しており、本来のフレアの目にもっとも近かったわけです。


真補完フレアの全身画像です。なんとか、このフレアがいやらしいことをされてしまう自作を作りたいものですが・さていつになることやら・・・。

ともあれ、フレアの真設定資料フレアの補完ができました。

苦労しましたが、ついに設定資料に対して最も再現された斜め正面のフレアを再現することに成功しました!

最初のころを比べると雲泥の差w

今後はこのフレアでいきます。
ではまた!
次回の補完計画をご期待ください。