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小十佐18禁SS「桃尻忍のいけない修練」04

※R18の性描写がありますので、くれぐれもご注意ください!

続き

男は忍の性器を扱きながら自身の帯に挟んでいた袋を開け、中から小さな容器を取り出した。
片手で容器の蓋を外し、中の物を指で掬い上げる。
容器に入っていたのは白い軟膏だった。
男は軟膏の付いた指を忍の下腹に滑らせ、陰嚢のさらに奥に潜らせた。
「あ……やっ……」
忍がびくりと身体を強ばらせる。
男の指が後孔の襞をやわやわと撫でる。
「あぅ、…はあっ、や…っ」
忍の腰が先を急かすようにうねる。
「焦らしてもしかたないしな。もう入れるぞ」
と、男はいきなり中指を忍の菊座に突き入れた。
「あ………っ!」
針金で貫かれたかのように、忍の背筋がぴんと反る。
男は慣れた手つきでぐちゃぐちゃと忍の胎内を掻き回す。すぐに指を二本、三本と増やした。
「やぁ…ん…っ、才蔵、もう、いく…っ」
忍が快楽に耐えかね、ぶんぶんと首を振る。
「別にいいんじゃないか、いきたきゃいけよ」
男は性器と後孔の両方を激しい手つきで責め立てた。
「あぅ…っあ……、やっ……やだ、撮るな!!やだ!!」
そう叫ぶなり、忍ががくがくと腰を痙攣させた。
忍の性器の先端から白く濁った液体が迸る。
忍は幾度かに分けて体液を滴らせた後、手折られたかのようにがくりと頭を下げ、項垂れた。
乱れた呼吸を整えながら弱々しい声で呟く。
「……もう、これでお開きにしちゃ駄目かなあ…」
射精して幾分正気を取り戻したのか、すっかり弱気になっている。
「駄目に決まってるだろ。そんな中途半端な代物、売り物になる訳ないだろうが」
忍の要望を男がにべもない声ではね除けた。
「じゃあ、せめて面でも被らせてくれよ……お前だけ顔隠しててずりぃ。俺の狐面返せ、この野郎」
「やられ役が顔隠してるなんておかしいだろうが……いいからちょっと黙ってろ、気が散る」
男は忍の身体を前に倒し、四つん這いの姿勢を取らせた。
素早く自身の帯を解き、屹立した一物を取り出して忍の菊座に宛がう。
「あっ……」
画面が二人の斜め後ろに回り込み、男と忍の局部を接写した。
忍の小振りで引き締まった尻が画面いっぱいに映し出される。
男の亀頭で後孔の襞を弄ばれ、薄紅色のそれがひくひくと蠢くのが見て取れた。
「才蔵……やっぱやだ、いくら俺でも撮られるのは恥ずかしいよ……!」
「今さらだ、諦めろ」
「やだ……、やぁ…あ、あっ…あっ、あ、あ、あ!!」
男が忍の腰を鷲掴みにし、無慈悲に腰を進める。
「薬でイッてるうちに終わらせてやりたかったんだがな……薬に耐性があるっていうのも、こういう時には困りものだよな」
男は忍の身体を気遣いもせず、乱暴に腰を打ち付ける。
ぱん、ぱんという肉のぶつかり合う音が鳴り響いた。
「あっ…、やぁ…あぅ、はああ…っ」
忍は弓なりに背をしならせ、下腹を襲う衝撃に耐えている。
また画面が移動し、忍の顔を間近で映した。
忍は悩ましげに眉根を寄せ、目尻には涙を浮かべている。
舌を覗かせた口からは艶めいた喘ぎ声が絶え間なく零れていた。
男は身体を反らし気味にし、粘るように腰を動かして一物を抜き差ししている。
「お前、確かここがいいんだっけ」
「あっ!!」
「気持ちいいか、佐助?」
「はぁ…っ、くぅ…!」
「良くないか?」
「見ればわかるだろ…っ、いちいち聞くなよ、そんなの……!」
忍が息も絶え絶えに叫ぶ。
「ここはどうだ?」
男がぐりっと腰を捻る。
「ぁはあ…っ!」
忍が一際甲高い善がり声を上げる。
「どうだ」
「聞くなって……っ!」
ぶんぶんと苦し気に首を振る。
「さっきまでやだとか言ってたくせにもう良くなったのか。本っ当に尻穴にぶちこまれるのが好きだな、お前は」
男が腰の動きを急速に速める。
「はぁんっ!」
「こんなど淫乱に俺ら普段は顎でこき使われてるんですよ?たまにすごい無常感に襲われる時があるんですよね」
言いながら男はどんどん突き込みの速度を上げていく。
獣の姿勢を取った忍の身体は、男の責めに合わせてゆっさゆっさと前後に大きく揺れ動いた。
「あぁ…っん、才蔵…、いい、いい……」
なけなしの理性がついに快楽に溶けてしまったのか、焦点の合わない目で忍が快感を訴えた。
「もういきそうか」
「うん、あとちょっとで、出そう……っ」
「じゃあ、お客さんにいくところを見てもらわないとな」
男は忍の身体を抱え起こし、元の通り背後から抱き支える形で男の股の上に座らせた。
忍の膝裏を掴み、がばりと両脚を左右に開かせる。
忍の性器と秘部が露になった。
性器からはだらしなく涎が零れ落ち、後孔は深々と男の屹立を受け入れている。
男は膝裏を持ったまま、忍の細い身体を下から突き上げ始めた。
「ぁふ…っ、あぁ、もう、いい…っ、いくぅ…っ!」
忍の宙に浮いた爪先が無軌道に揺れる。
耐えかねたように忍が自身の性器に手を伸ばし、懸命に擦り上げる。
「締め付けキツすぎるぞ、少し緩めろ」
「だって…っ」
忍は足を地面につけ、己の性器を弄りながら男の調子と合わせるように腰を上下に動かした。
「あぁん、いい、才蔵……っ、たまんない…っ、腰、止まんない……!」
完全に理性を飛ばしたらしく、口からはひっきりなしに卑猥な言葉が突いて出る。
「ちょっと待て佐助、そんなにされたらこっちが持たねえ」
男が慌てたように忍の腰を掴むが、忍の耳に男の言葉は入っていないらしい。
「うんっ、ぁん、もっと突いてぇ、もう、変になる…っ、そこぉ、あっ、あ…っ!」
片手で乳首を、もう片手で陰茎の先をこねくり回し、菊座は男の陽物にむしゃぶりついている。
普段の忍からは考えられないほどの痴態が惜し気もなく白日の元に晒されていた。
「もう無理だ佐助、出すぞ」
「あぁん、やだぁ、もっと欲しい、もっと突いてぇ…っ」
忍が子供のようにいやいやをする。
男はぎりぎりまで腰を引いた後、一際深く忍の身体を貫いた。
「あああああぁんっ!!」
「くっ……!」
男と忍が同時に身体をぶるぶるっと震わせる。
忍の性器から再び白濁液が飛び散った。
男は何度も腰を震わせた後、おもむろに忍の身体を持ち上げ、一物を引き抜く。
画面が忍の局部に近付いていく。
栓を失った忍の後孔からどろりと一筋の白い液が溢れ、ゆっくりと内股を伝い落ちた。


――そこで画面が暗転し、しばらくの間の後冒頭と同じ砂嵐になった。