NHKドラマホームページから (2008/6/25付け、鈴木圭CPのメッセージより抜粋)
「黒船を見た当時の人々の気分は、本当のところどうだったのでしょうか?…(中略)…そっちの方がなんだか納得できるし、面白い。リアルな歴史の姿、活き活きとした人間像に限りない興味を覚え、想像力をかきたてられます。」
要するに、現代人が勝手に慮って書いたり解釈したりするよりも、当時の人々のリアルな言動の方が面白いし説得力がある、と言いたいわけですよね?
で、出来上がってきたのがこんなんだ。
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ど こ が リ ア ル や ね んwww 上記画像は、『龍馬伝「馬閑の戦い」』の回のスチール写真。 なぜ「スチール」かということはおいおい説明することにして、まずはこの珍妙な状況説明から。 言うまでも無く、ここは「戦場」。 それも大砲・鉄砲雨あられ、砂柱もボンボン立つような過酷な状況。 そんな中、三味線片手にバッタバッタと敵兵斬りまくり、まさに「高杉無双」状態。 一体いつから大河枠はスーパー時代劇枠に鞍替えしたんでしょうか。 当然のようにこの回終了後本スレ・ラズスレともに祭りが起こり「三味線侍」と称され、下のAAもウケにウケた。 i|; ..|i ┃・・ j!ノハ i| ..|i ┣━ }__ノ、 i| ..|i .┃ ━━━ /|レ'/\ i| ..|i . ━ .┃ / '// ヽ i| .|i ┃ / | // .¶ / | i. i| .|i .i ━┛ イヾ┓_||{ | i. i| .|i .i ┃ ~^┣━皿━━卅 i. i| .|i .i . / ┗i━┛ ̄||∨ i. i| .・ .|i .i / |人 /|| i. ゚ .i| ,.|i .i ./ ・ └ yヽ_/ || i. i|;⌒;;|i .. /i 。/ .゚ ./ 〈 / |j \ . 。 i. ⌒ ^ ..;;).i⌒/ / ゚ / ノヽ、 \ ( ⌒ i ;;^.i/i /: ./ / . ,、/ ./ ヽ、ゝ \\(.. ::゚ ⌒。( . ::: ∠_)/ . ヽ ヽ{ ν' . \\( :: ;;゚ 。/ ⌒ 二=− `´ -==ニ二( ⌒:;;; ;;);;; );;;ニ==- . −=二二_三( ヾ|ii |i!i | i |゚!!i ! || |i //三二二=− ちなみに、本放送時での「三味線侍」は次のような感じ。 | |
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わっかりづらいw それは、夜明け前(?)の表現として青いフィルターを通して撮影しているからで、視聴者にはとにかく不評。 こういった演出には他にも、埃っぽさの表現として大量のコーンスターチを使用したり。(視聴者どころかキャスト陣にまで自虐的に語られた) 全体的に薄暗い絵を取り続け、結果として肝心要の龍馬暗殺シーンで速報テロップを目立たせてしまったりなど。 こういうのは、「リアル」というより「過剰」と言った方が正しいのでは。 その最たるものが、本当に最期の最期、スタッフロールも終わって余韻に浸ろうかというときに放り込まれた爆弾。「岩崎弥太郎の最期」。 ![]() まだ死にかけでピクピクしちゃってたりしててw 『龍馬伝』というドラマ自体が弥太郎の回想(ナレーション)で成り立ってる以上、また龍馬と並ぶもう一人の主人公である以上、弥太郎を描いて終わるという発想はありでしょうが、こんな悶絶死でなきゃならない理由ってなんでしょうか。 それだけ制作陣には、この「弥太郎」というキャラが重要で印象強く、かつおいしい素材だったのかもしれません。 ですが、それこそ「現代人の勝手な解釈」な気もしますが。 |