大きな落差の変化球・・・。野球をやっている人ならそのボールの凄さが分かると思います。とても打ちづらいものですね。でも、変化球ってなぜ曲がるのか知っているでしょうか?今回は変化球の原理についてお話しましょう。
(※これは、前に書いたものをコピー&ペーストで再構成しました。なので、おかしい部分もあるかと。ご了承下さい。)
- 変化球はなぜ曲がる?
- ボールが変化する仕組みは、ボールがスピンすることによってボールについている縫い目が空気の流れに変化を起こし、基本的に1方向に変化します。例えばカーブは、手首を外旋させてボールを斜めに回転させることで斜めに変化します。
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図1は無回転の場合のボール周辺の空気の流れです(絵は適当です。すんませんm(_ _)m)。
多少縫い目の影響で空気に乱れは起きますが、周辺の空気は一定となり引力&空気抵抗がないと考える場合はまっすぐ進みます。
図2は先ほどと同じ状況でボールが順回転しているときの空気の流れです。
ボールの回転により空気の流れに変化が起こります。この場合、空気の「粘性」と言うものが大きく関わってきます。コップに水が入っているとします。そのコップを持って回すと、コップの動きに沿って水も回り始めます。これが「粘性」です。これと同じ特性が空気にもあります。この場合は、ボールの回転に沿って空気の流れがボールの回転と同じ方向に流れ、ボール上部の空気の流れは速くなり、ボール下部の空気の流れは遅くなるため、ボール上部の空気圧は高くなり、ボール下部の空気圧は低くなります。そうなると、空気圧が強いほうがボールを押し出して、下方向に変化するということです。
こういう風に空気の流れに変化が起こるとボールは気圧に押し出されて変化する訳です。このような現象のことを「マグナス効果」と言いますが、実際のところまだ分かっていない部分が多いらしく、僕にも良く分かりません。
あと、こういうマグナス効果に頼らない変化球と言うものもあります。そういうボールは基本的にボールの持つ重力やボールが受ける空気抵抗によるものではないかと僕は思います。ただ、はっきりとしたことは分かっていません。これは原因が分かり次第、また書きたいと思います。
- 大きい変化の変化球を投げるには?
- やはり大きい変化をする変化球というものは一度投げてみたいですねぇ・・・。では、いったいどのようにすれば変化が大きくなるのでしょうか?
カーブなどの回転をかける変化球は「マグナス効果」による変化だと言うことは前項でお話しました。上で話したのを参考にすると変化を大きくするにはボールの周りの気圧の低い方と高い方の差を大きくすれば大きな変化になることも考えられます。まぁ、それは本当のことでもあります。そのためには「ボールの回転数を上げる」と言うことが必要です。
もう1つは「マグナス効果」の特性を利用する方法があります。マグナス効果によるボールの変化はボールが空気に触れる時間が長いほど大きくなります。なので、遅いボールであるほど変化は大きくなると言うことです。また、マグナス力は96km/hまでは速度に比例して大きくなりますが、96km/h〜140km/hまでは速度が速いほどマグナス力が小さくなってしまいます。なので、球速が早くて変化の大きいカーブやスライダーは投げられないと言うことですね。
2005.3.23 著:ZEROX
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