2006年ハム戦力構想 -Dream Big ; Play Hard ; Live Strong!-

 昨年のプレーオフ出場から一転、5位という成績で2005年のシーズンは幕を閉じた。ヒルマン体制4年目の今季は、兼ねてから監督が提唱している「スモールベースボール」実践される模様。


〜投手編〜
 入来の退団、補強の失敗などで不安が大きいと思われる投手の台所事情。しかし、あえて僕は「心配はご無用!」と言いたい。そう言える要因はここ数年のドラフト戦略が効果を見せてきたことにある。

 先発ローテにはエース金村を筆頭に、昨季7勝の鎌倉、同5勝のダルビッシュに昨年安定感を見せたリーはほぼ当確。残りの1〜2枠を江尻、正田、須永、ルーキーの八木が争う。立石の先発起用も可能性はある。特に注目したいのは須永と八木。須永は昨季終盤に好投(昨年9月27日の千葉ロッテ戦で9回4安打無失点)。結果以上に9回を100球で投げきった事も評価できる。春先の結果次第では2桁勝利も期待できるのでは。八木は鳴り物入りで入団した即戦力左腕。キレのある速球、スライダーやスクリューなどの変化球もキレ味抜群で「関東のドクターK」と呼ばれた左腕。実力通りなら10勝は堅い。さらに新外国人ディアスを獲得。メジャー昇格経験のある25歳右腕は充分な実力がある様子。昨年結果を残した投手でもローテを脅かされるまで先発争いが激化しそうだ。それ以上に現存戦力がどれほどレベルアップできるかが上位への鍵になる。将来を見て、若い投手をどんどん起用して行って欲しい。
 中継ぎ、抑えに関しては多彩なスタッフが。右では中継ぎエースの建山、昨季後半戦で大活躍の武田(久)、昨季は先発もこなすタフネスぶりを見せた立石、フル回転を期待したいMICHEALといった4人を中心に、井場、サイド転向の矢野、橋本、左では復活を期待したい吉崎、27歳ルーキーの武田(勝)が候補。特に左腕投手には中継ぎ定着を期待したい。総合力としては個々の能力は充分ある。采配次第で上手に働いてくれるのでは。理想としては昨年流行った『7回建山(武田久)→8回MICHEAL→9回トーマス』(仮)などの勝利の方程式の確立を目指したい。左腕が少ない為、佐々木や清水にも期待したいところ。また、テスト入団の岩下にも中継ぎで活躍を見せてほしいところ。変則左腕は貴重な存在なので、様々な場面での起用が予想される。
 抑えは前述通りにトーマス・・・と行きたい所だが、現時点での第一候補はMiCHEALか。トーマスはタイプ的には合ってるし、起用法を固定したほうが結果を出せると思う。横山とのダブルストッパーも良いのでは。しかし、両者とも制球力向上が課題。昨年中継ぎで結果を残しているMICHEALの起用が普通であるが、そういう起用も期待したい。とにかくここはしっかり決めないと、いくら先発や中継ぎが良くてもダメなので、ストッパー確立も大きな課題だ。

 総合的に見ると、投手陣は若い投手が多く、実力も高い投手が多い。ただ、実績がある投手は少なく、活躍は保障できない。成績が悪くても我慢して起用する事が必要だと思う。それが投手力UPへ繋がるのではないかと僕は思う。シーズン途中での配置変更も上手く行くとは限らないので。

投手陣予想(2006開幕時)
先発陣 (◎:当確 ○:当落線上 △:可能性アリ。カッコ付きは兼用)
◎金村 暁 右◎ダルビッシュ 有 右◎鎌倉 健 右◎コリー・リー 左
○須永 英輝 左○フェリックス・ディアス 右○江尻 慎太郎 右○八木 智哉 左
△押本 健彦 右(△立石 尚行 右)
中継陣 (◎:当確 ○:当落線上 △:可能性アリ。カッコ付きは兼用)
◎建山 義紀 右◎武田 久 右◎立石 尚行 右(◎MICHEAL 右)
○橋本 義隆 右○井場 友和 右○吉崎 勝 左○武田 勝 左
○岩下 修壱 左○矢野 諭 右△佐々木 貴賀 左△伊藤 剛 右
救援陣 (◎:当確 ○:当落線上 △:可能性アリ。カッコ付きは兼用)
◎MICHEAL 右○横山 道哉 右○ブラッド・トーマス 左



〜野手陣〜
 野手では主力も抜けず、マシーアス(前カブス)の獲得やドラフトでの補強により選手層に厚みが増した。しかし、これといった大型補強も無く、現存戦力でシーズンに挑む事になりそうだ。

 ポジション別に見ると、キャッチャーでは高橋信二、實松、鶴岡などがいるが、安心して固定できる能力を持った選手がいる訳でもないのでルーキーの小山にも出場の可能性はある。と言う訳で、固定出来れば安定するかも分からないが、不安材料が多いポジションの1つだ。
 続いて内野陣。まず、ファーストはセギが1番手。指名打者の場合はカバーに小田と幸雄さん、または木元が回る。サードは言わずもがな小笠原で確定。問題は二遊間。セカンドは賢介、木元、マシーアス、川島などと争いが激しい。ショートは金子で固定できれば一番なんだけども、ルーキーの陽や二塁争いに漏れた選手の起用で金子の出場機会は減るだろう。ただ、複数ポジションを守れる選手が多いので、各ポジションでバックアップが豊富である事は大きい。昨年の千葉ロッテのような選手併用で様々な打線の組み替えも可能だ。控えでも小田や小谷野などの打撃が良い選手も多いため、WBCで抜ける小笠原のバックアップも大丈夫だろう。
 外野陣はセンターにSHINJO、ライトに稲葉は確定的。レフトが坪井や森本らで争われるが、マシーアスや川島の起用も予想できる。試合によって使い分けられるポジションだと思われる。

 次は打順で考えてみる。足を絡めたりする野球が主体となりそうな今季、つなぎの野球を意識すると、先頭に森本と坪井を併用し2番はつなぎのバッティングが出来るマシーアスを置きたい。だが、セカンド木元で考えると木元が2番。まぁ、木元はファーストでも考えられるので障害は無いと思われるが。3番サード小笠原、4番DHセギは文句なしで固定。5、6、7、8番はSHINJO、木元、稲葉、信二を調子によって組み替えかな。あえて固定するならその順で。9番はとりあえず(?)金子。9番から始まる攻撃と言うのも考えてみて欲しい。
 これを基本として、DH無しの交流戦Ver.も考えてみる。先程とほとんど変わらないが、1、2番にマシーアス、木元(またはその逆)を置く超攻撃的布陣というのも面白いのでは。また、小笠原がWBC日本代表に選ばれた。そこで、開幕に間に合わない訳ではないが小笠原がいない状態でのオーダーを考えてみた。こちらも基本的なメンバーは変わらず。ポジション的にはマシーアスがサード、木元がセカンドに動けば問題は無い。ポッカリと空いた3番には木元か小田が入るか。
 このような打線の組み方が出来ると思うが、ここでは出てこなかった賢介や川島、幸雄さんや小谷野などを起用する場面は今季多くなると思うし、捕手も信二と決まった訳でもなくサネや鶴岡、小山の起用も充分有り得る。こういうサブメンバーをどう起用してくるかも監督の采配の見せ所だ。

〜2006予想オーダー〜
ベストオーダー byZEROX
(名前の後のは投打)
1番 左翼 森本 稀哲 右
2番 二塁 J・マシーアス 両
3番 三塁 小笠原 道大 左
4番 DH F・セギノール 両
5番 中堅 SHINJO 右
6番 右翼 稲葉 篤紀 左
7番 一塁 木元 邦之 左
8番 捕手 高橋 信二 右
9番 遊撃 金子 誠 右
交流戦用オーダー byZEROX
(名前の後のは投打)
1番 左翼 J・マシーアス 両
2番 二塁 木元 邦之 左
3番 三塁 小笠原道大 左
4番 一塁 F・セギノール 両
5番 中堅 SHINJO 右
6番 右翼 稲葉 篤紀 左
7番 捕手 高橋 信二 右
8番 遊撃 金子 誠 右
9番 投手
WBC対策オーダー byZEROX
(名前の後のは投打)
1番 左翼 森本 稀哲 右
2番 三塁 J・マシーアス 両
3番 二塁 木元 邦之 左
4番 DH F・セギノール 両
5番 中堅 SHINJO 右
6番 右翼 稲葉 篤紀 左
7番 捕手 高橋信二 右
8番 一塁 小田 智之 左
9番 遊撃 金子誠 右


さて、戦力分析はここまで。意外と今季の戦力は充実してますね。数年間2軍でくすぶっていた若手も、今季爆発の兆候アリです。オープン戦で波に乗って、公式戦につなげて欲しいですね^^

2006.3.6 著:ZEROX

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