2005年プロ野球順位予想[セ・リーグ編]

2005年プロ野球順位予想[パ・リーグ編]

 昨季のプロ野球は、球界改編によっていろいろな意味で盛り上がった。そういう意味では、05年のプロ野球には大きく注目が集まると思うし、昨年とは違った面白さが見出せてくるのではないか。
 さて、この順位予想は戦力分析も兼ねて行う。長くなりそうなんで、セ・リーグ編とパ・リーグ編に分けた。セリーグの注目点は「ドラゴンズの連覇」と、「牛島新監督が指揮を執るベイスターズ」の2つだと思う。ここに重点を置いて、戦力を見て行きたいと思う。

セ・リーグ予想順位 By ZEROX
1位阪神タイガース(昨年4位)
2位中日ドラゴンズ(昨年1位)
3位ヤクルトスワローズ(昨年2位)
4位横浜ベイスターズ(昨年6位)
5位読売ジャイアンツ(昨年3位)
6位広島東洋カープ(昨年5位)
このように予想する。セ・リーグは上位も下位も予想が難しかった。多分、順位変動は激しいのではないだろうか。特に優勝争いは9月末〜10月にもつれる可能性もあると思われる。ダークホースはベイスターズ。牛島監督の采配&現存戦力と新戦力が噛み合えば、もしかしたらもある。カープも最下位に予想してはいるが、意外と分からない。

まず、セリーグから戦力分析を。球団名と順位の後には、各球団の戦力を部門に分けてA〜Dで評価する。Aはリーグトップの力、Dは緊急に補強が必要な部分がある、といった感じです。



阪神タイガーズ(昨年4位、予想1位)[投手力:A、打撃力:B+、機動力:B+、守備力:A、試合巧者度:B]
 昨季は連覇を期待されながらもBクラスに留まってしまったタイガース。その為、今季は大きく補強も行った。エースの井川も、何時メジャーに行ってしまうか分からない。今年が勝負の年になる。
〜投手編〜
投手陣は即戦力新人がローテに食い込んでくるか。ローテの中心はやはり井川。契約更新がキャンプにまでもつれてしまったが、開幕には間に合わせてくると思う。その他のローテは先発転向(復帰?)の安藤、今季は勝ち越しを狙う福原、怪我明けの太陽、そして即戦力左腕の能見or成長株の三東といった所か。他にも、新外国人コンビのブラウンとダーウィン、下柳もいる。先発の駒は揃っている。
中継陣は、吉野の復活が期待される。今季は中継ぎでの起用とされるウィリアムスとWサウスポーで中継陣を引っ張っていって欲しい。後は、桟原や藤川、牧野など。抑えは、監督直々に指名した久保田が当確。結果も残しており、十分信頼出来るストッパーになる。
〜野手編〜
野手陣は助っ人を入れ替えた。昨年まで広島にいたシーツは比較的計算できる。調整法も分かっているだろうから、心配は無いだろう。しかし、主軸固定が期待されていたスペンサーは、2度の離脱で本調子ではない。守備練習が出来なく連携面でも不安が残るし、日本の投手との対戦経験が乏しい。しかし、実戦では結果を残してきている様子。怪我無く定着出来れば、打線に迫力が増す。 昨年からのレギュラーに関しては、さほど心配はしていない。二遊間が藤本(二塁)と鳥谷(遊撃)で固定されるので、好成績が見込まれる。怪我が不安なスペンサーのバックアップも、関本や桧山などがいる為心配ない。あと、今季はまだ大丈夫そうだが、37歳になる矢野の後継者の育成を急がなくてはいけない。今季バックアップとしてベンチに入るだろう野口も34歳。今季獲得した岡崎や浅井などが候補に挙がりそうだが、しっかりとバックアップを育成しておきたいところだ。


中日ドラゴンズ(昨年1位、予想2位)[投手力:A、打撃力:A、機動力:B、守備力:B、試合巧者度:B+]
昨季は優勝したものの、貧打が目立ったドラゴンズ。今季はウッズの獲得など、弱かった部分を重点的に補強しているので、昨年とはまた違った野球を見せてくれるだろう。
〜投手編〜
 投手陣は、即戦力新人が大きく絡んでくるか。先発陣はエースの川上を中心に、山本昌や復活した?野口、山井に朝倉と、この5人か。特に、山井はオープン戦でも結果を残していて、好成績が期待される。その他に新人の中田や樋口にも、マルティネスやチェンなどの外国人投手にもチャンスはある。ドミンゴの離脱は誤算だったが、先発候補は豊富だ。
中継陣は、昨季1軍定着した高橋聡や長峰など若手が台頭している。後は落合や岡本、久本や平井、小笠原などがいるので、安心できる。平井はオープン戦での不調が気になるが・・・。新人の金剛や鈴木なども中継ぎとして食い込んでくるか。抑えは岩瀬で確定。
〜野手編〜
打線は、ウッズが加入した事によって打力がUPした。元々持っている小技と合わせて、大きく攻撃力がUPしたと言って良い。これで4番が固定され、打順も組みやすくなるのでは。クリーンアップには福留と立浪。アレックスや快足1、2番コンビ(井端&荒木)など現戦力も十分。バックアップにも高橋光や森野、玉野など比較的良い選手がいるので、心配は無い。持ち前の機動力も発揮してくれるだろう。新人の鎌田や普久原も1軍入りを狙える位置にいる。今季の戦力も昨季以上にレベルが高い。迫力のある野球が見られることだろう。


ヤクルトスワローズ(昨年2位、予想3位)[投手力:B+、打撃力:B、機動力:B、守備力:A、試合巧者度:B]
昨年と同じく、即戦力投手をドラフトで獲得したスワローズ。2年連続で新人王輩出なるか。そこも注目したいポイントである。
〜投手編〜
先発陣は昨季のローテ投手が2人が怪我で調整遅れ。少し不安がある。ローテは復活した藤井、昨年序盤に好成績を挙げていた石堂、あとゴンザレス。そして病み上がりの石川と川島だが、川島は2軍スタートが決定的。石川も実戦登板が少なく、不安が残る。そこで出てくるのが、オープン戦で結果を残している高井。調子は上がってきていて、十分ローテに入る実力はある。四球での自滅も多いため、制球力を修正できれば、なお良いのだが・・・。ルーキーの松岡はオープン戦登板が無いが、どうなんだろうか?他には坂本や鎌田など。
中継ぎは石井弘寿を筆頭に、河端や新加入の三澤、復活した山本にオープン戦で意外と結果を出している田中充など、少し不安な選手もいるが、結構駒が揃っている。抑えは五十嵐がいるので安心。先発陣に不安があるが良いと言える。
〜野手編〜
野手は若手が多く出てきている。1番候補の青木と志田、待望の開花を果たしたユウイチ、ユーティリティープレイヤーの丸山泰、「期待の大砲」畠山、自由枠の田中浩など有力な選手だ。1番は宮本で決まりそうだが、青木と志田は十分レギュラーになる力があるため、期待できる。マーチンに代わる新外国人のリグスは弱肩でオープン戦でも打てていないが、主軸に入ってくる可能性は大だ。クリーンアップはだいぶ良いと思う。ポスト古田の育成についても、川本の獲得&英才教育で不安は解消されそう。後は、積極的な走塁をを見せてくれれば、十分上を狙える。


横浜ベイスターズ(昨年6位、予想4位)[投手力:B、打撃力:B+、機動力:C+、守備力:B、試合巧者度:B]
牛島新監督が就任した今季、弱点を大きく補強した新生ベイは、大分躍進すると予想する。戦力は元々あったと思うので、今季はそれが爆発するか。
〜投手編〜
投手はドラフトで即戦力を補強。左腕不足は解消出来たのかな?ローテは三浦に吉見、斉藤隆に移籍後は先発で好成績を残している土肥、昨季の勝ち頭のセドリックが主になる。門倉も、短いイニングだがいいピッチングをしていた。新人の染田はオープン戦でも結果を残している。開幕1軍は確実か。しかし、期待されていた那須野は2軍での調整が続いていて、1軍登板はまだ先になりそう。先発陣はリザーブが少ないが、戦力は意外と良いのではないだろうか。しかし、先発候補に目処が立たないため、中継ぎの加藤が緊急で先発テスト。結果を残しているため、ローテ入りが確実な情勢になってきた。(3/16)
中継ぎは新外国人が良い活躍を見せそう。主に川村、加藤、木塚が筆頭だが、新外国人のクルーン&ホルツが良い。クルーンにいたっては絶対的なセットアッパーとして活躍してくれるだろう。あと、新人の岸本がオープン戦で好投している。要チェックだ。抑えは「大魔神」佐々木。この間の初登板では、MAX140km/hだったが、今後調子も上げてくるだろう。
〜野手編〜
野手勢は若手の活躍が欲しいところ。ベテランは昨季活躍した選手に加え、復調してきた石井琢や鈴木尚がオープン戦で結果を出している。新外国人のウィットがあまり打てていないのは、少し不安材料だが、多村が打てているので、4番は決まりか。若手は小池が良い感じ。古木もOP戦打率が高く、野中はバッティングが向上すれば開幕1軍もある。この若手の力が噛みあえば、大きく優勝の可能性が出てくる。また、昨季開花した内川も調子を上げてきている。今季は出場試合も増えるだろう。
と、このように新戦力と既存戦力、ベテランと若手が噛み合っていけば、優勝も出来るのではないかと思う。


読売ジャイアンツ(昨年3位、予想5位)[投手力:C+、打撃力:A+、機動力:B、守備力:C+、試合巧者度:B]
昨年は「史上最強打線」もHRだけでは勝てない事がやっと分かった。飛ばないボールに変わる今季は「スピード」をテーマに改革を進めている。それがどのような結果に出るのだろうか。
〜投手編〜
投手は新人が良い感じ。ローテは今季はメジャーを諦めた上原、復活を目指す桑田、オープン戦で少し打たれ気味の工藤、完全復活を目指す高橋尚&真田が軸か。新人の三木は場合によってはローテ入りも有り。でも、いろんな場面で使えるピッチャーなので、重宝するだろう。また、内海や林も結果を出してきているので、ローテ入りの可能性有り。野間口はあまり結果が出せていないので、開幕1軍は見送りか。上原以外はあまり結果が見込めないのが少し不安。
中継ぎは佐藤宏や中村隼人、前田やシコースキー、久保や岡島など結構駒はいる。酒井の大化けも期待される。抑えはミセリ。オープン戦での失点は無いので、空欄だった巨人のストッパーに定着できるか。
〜野手編〜
「史上最強打線」に更なる手を加えて、スピードを加えた「新・史上最強打線」を作り上げる。新戦力にキャプラーを獲得し、センターラインの強化に努めた。そのキャプラーも結果を残してきている。補強は成功か。他に、外野の矢野や新人の亀井がアピールを続けている。高橋由伸は少し出遅れ気味。外野はレギュラー争いが激しいか。内野は二岡が復活。打線は結構調子がいいように思える。あと、清原が起爆剤になって、チームを活性化させているのも良い。
そのような選手の活躍が、意外とチームを躍進させるかも?


広島東洋カープ(昨年5位、予想6位)[投手力:B、打撃力:C、機動力:B、守備力:B+、試合巧者度:B]
投手力は格段にUPしている。打線は若手が引っ張っていっているが、ベテランの力が大きく必要になってくるだろう。
〜投手編〜
投手陣は若手の台頭が目覚しい。先発は黒田や長谷川、伸び盛りの大竹に先発転向で成功している小山田、佐々岡や高橋が軸。新外国人のロマノや昨年定着した河内は、オープン戦で結果を出せてない様子。広池も先発候補として名乗り出ている。そして、昨年在籍したデイビーが再入団。右肩痛も回復したようなので、好成績を期待したい。あと、ルーキーの佐藤剛には、先発での登板を1年目から期待したい。
中継ぎは澤崎に始まり、林に佐竹、天野にベイル、ルーキーの田中&梅津など、結構駒はいる。防御率は少し気になるが、まぁまぁ良いと思う。抑えは先発に転向した大竹に変わり、復活した永川が第一候補。2年目のジンクスがあった為に少し不安はあるが、とりあえずストッパーとしての役割は果たして欲しい。
〜野手編〜
野手はシーツの穴をどう埋めるか。正捕手が固定できた広島は、大分守備力&投手力が安定したと思うが、打線の力が少し足りないと思う。ラロッカの周りを固める打者は誰になるか?新井の復帰が期待されるし、野村は2000本安打目前。まだまだ打てる。前田はフル出場を目指すなど、ベテランも奮起している。外野争いも激しい。成長株の天谷や森笠、緒方に木村拓也など、良い選手がズラリといる。ここは期待できる。内野は二遊間が穴か。ここに定着できる選手が出てくると、安定感が増す。東出や福地、尾形や岡上などがここに参戦するか。町田に代わる代打の切り札は、テスト入団の福井が抜擢か。どちらにしろ、好材料は揃っているので、面白い存在にはなるだろう。



と言う事で、今季のセ・リーグは接戦必死だと思います。今季はとても面白いシーズンになるのではないかな?と予想します。ここまで読んでくれてありがとうございました。&お疲れ様でした(笑)。皆さんもこれを参考にしてもしなくても、順位予想談義に花を咲かせてくださいね^^ 次はパ・リーグ編です(´Д`)b

2005.3.14 著:ZEROX


2005年プロ野球順位予想[パ・リーグ編]

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