Lovino Vargas

ロヴィーノ・ヴァルガス

人から見て左側にくるんと飛び出て居るアホ毛、何故か気分によって若干変化したり、引っ張ると「ちぎー！」と鳴き出す不思議な特徴を持つのが此のロヴィーノ・ヴァルガスである。見た目通りであれば其れなりに強さを持つ男に見えなくはないが、其れに反して怖がりでヘタレに泣き虫と、同仕様もない男である。その上口調も悪く、口癖も「コノヤロー」や「ちくしょー！」と本当に警察官なのか疑いたくなる程。けれども其処はイタリアのキャリア組、やる時はやってくれる思いたいがいまいち保証は出来ないのが周りの見方。趣味は、ナンパと聞こえは悪いが彼にしてみると女子との交流は大事で、明るく笑顔で優しくする対象。然し、男の場合は厳しく無愛想と署内では有名な話。性格は、他人に対しては捻くれて尖っているが、自分にはとても素直。色々と不器用で、書類整理は勿論のこと絵等のセンスも余り良いとは言えない物で苦手の様子。そんな彼の主な業務は、正直言って余りない。何故なら、整頓を頼むと散かし逆に酷さが増している、何処からともなく出てくるトマトを食べる、シエスタする、町にナンパの為に出掛けて行く等、取り合えずサボりの常習犯だからであろう。そんな彼がエリートでいいのか？なんて疑問を持たれるが、彼とて少しは長所があるわけで、ふらりと外に出て来たと思えば帰って来て、何処から共なく情報を仕入れて来る場合もあるのだ。まぁ、殆どはナンパの確立が多く、此れには既に同僚も諦めモード。そんな彼は、今回上司の策略により流されて交流会への参加が決まった模様。