一昨日位から自宅に帰ってきてました。
ライフラインは水以外復旧してます。水も給水所が近くにあるのでそこから貰ったりして使ってます。
PCは本体・液晶共にどこも破損なしで無事だった上にインターネットも復旧しました。
復旧作業して下さってる方に感謝です……。
あとはガソリンが入れられればと思うんですが、そこはどの地域の方も同じ悩みですししばらく良い子で待ってようと思います。
震災後、拍手やコメント欄、メール等で心配して下さった皆様、本当にありがとうございます!
おかげさまでこの通り、日記更新出来る位元気でいます。
個々のお返事はもう少し落ち着いたらさせて頂きたいと思ってますのでご了承下さい。
ニュースを見るに付け、こうやってネット上に顔を出して安否報告を出来る事が本当に幸せなことだなあと思っています。
今は体調を崩したりしないよう気をつけながら日々の生活を送るしか出来ないでいます。
でも、家族で阿呆なことを言っては笑うことができています。
それも本当にありがたい事だとしみじみと感じています。
もう少し環境が落ち着いたら義援金に協力したり経済回したり、他にも何か出来る事からやっていきたいです。
どうか皆様も、身体を大事にして生活してくださいませ!
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以下、地震が起きた時の事を覚書を兼ねて。
※不都合等があった場合にはすぐに削除します。
不安を煽る等の意図は全くありませんのでご理解頂ければ幸いです。
私の住んでいる地域は震度6弱だったようです。
地震があった日。
たまたま休みで、アパートの三階にある自宅に一人でいました。
PC触ってたら突然携帯から緊急地震速報が流れ、慌てて立ち上がった時にはもう揺れいていて。
ファンヒーターを消し、倒れそうな食器棚を押さえようか、テーブルの下に身を隠そうか、と思って台所を見た時にはもう色んなものが崩れてきていて、これは尋常じゃないと思い、急いで玄関のドアを開けたまま身体を支えて収まるのをじっと耐えてました。
(アパートなので茶の間~台所~玄関は何歩もないのです)
揺れてる間はどれ位の時間が経ったのかさえ記憶になく、ひたすら「落ち着け、落ち着け」って心の中で唱えながら耐えてたのだけ覚えてます。
どうにか収まったと思った直後、部屋着からジーンズに履き替え靴下を履き、パーカーとダウンを着込んで、財布入ってる鞄を引っつかんで外に逃げました。
(今思えば、よくもまあそこまでやれたなあと思います……)
(ただ、ずーっとずーっと、それこそ夜くらいまで心臓はバクバクしてました)
駐車場に出ると帰宅途中の小学生と保護者の方や近所の方が外に居て、何が起きたのかとか話していました。
その最中、一度雷が鳴っていました。
しばらく外にいる間にも大きな地震が続き、少し落ち着いた所を見て家に戻り、台所に転がってた小型ラジオを掘り出し、改めて外に出ていました。
職場から帰宅した家族と合流して家の中を見ると、かなりの物が散乱してました。
その後も余震が怖く、着替えやなにやらを持って近所の中学校に知り合いと一緒に避難し、車で毛布にくるまって一夜を過ごしました。
見上げた夜空には、満天の星空が広がっていました。
普段は条件が良ければ明るい星から少し暗めの星が見える程度なのに、まるで山の上に行った時のような星空が見えました。
あんなに星を見たのは、学生時代に合宿で行った鳴子温泉以来で、
「あ、綺麗」
と思いました。
でもそれは、街の中のどこにも明かりがないからだとすぐ気付いて。
「普通の時に見れたんなら感動できるのに、こんな時じゃ感動してられないよ!
くっそうこんなに綺麗に見えたって喜べないよ!」
って、思わず口にしてました。
たびたび来る余震に驚きつつ寝ていたんですが、その間もラジオはつけっぱなしでした。
明け方には新潟方面の地震で目が覚めたりしながら夜を明かしました。
家に戻り改めて必要なものをまとめたり、近所のスーパーが店頭で販売をしてくれていたので、飲み物と食料を買ったりしました。
中学校でボランティアの人がお湯を沸かしてくれていて、それを貰って食べたカップヌードルがやたら美味しく感じました。
その後は電気も水道もガスもない為、数日知人の家に身を寄せました。
知人のおばさんの元気な顔を見て、そして母がほっとしているのを見た途端、気が抜けたのか涙が止まらなかったり、握ってもらったおにぎりが本当に美味しくてまた泣いてしまったり。
その翌朝届いた新聞を見て、呆然としました。
ずっと音声でしか知りえなかった情報が写真で目に入った途端、嘘でしょう、と思ったけれど現実で、何が起きたんだろう、信じたくない、と思いました。
その後も、ラジオやテレビで詳細が分かるたびに呆然としたのを覚えています。
今は自宅に帰ってきて、こうやってPCから日記の更新が出来るようになってます。
地震後、消防車や自衛隊車両を沢山見ました。
日が経つにつれ、兵庫や愛知やその他遠方の消防車、中部電力の車両なども見かけました。
その時は、遠くからこちらを助けに来てくれてるんだ、と涙が出ました。
二日くらい前には市内の街中で自衛隊の給水車が走っている所に出くわしました。
日々、復旧作業に携わる工事車両等を見かけます。
こうやって日々生活を送れるのは、直接動いてくれる人、更にその向こうで頑張って様々なことに携わってる方々のおかげなんだなと思いながら過ごしています。
本当に感謝してもし足りないです。ありがとうございます。
***
ちなみにうちは食器等が割れたり物が落ちたりくらいで済みました。
一番酷かったのは……本(ほぼ漫画)の雪崩……かな……(とおいめ
昔兄と私で使ってた部屋が漫画部屋兼物置みたいになってたんです。
そこに兄貴が山ほど漫画を積んでて……それが見事に崩れて雪崩れました。
綺麗に積み直しましたが、もう少し落ち着いたら選別したいな……。